産後、体型も元に戻らないし、ゆっくりショッピングする時間も
持てず、お化粧する時間もままならないし…
おしゃれから大分遠ざかってしまった感があります。
年齢的にもいろんな意味で過渡期だと思っています。
子育てのこと、仕事のこと、夫のことと悩みも多いです。
こんな私には実にタイムリーな内容でした。
なかなか思い通りにならないことが多いけれど、
数年先にはもう少し元気になっているだろう自分を
イメージして、せめて背筋を伸ばして頑張ろう!
と言う気持ちになりました。
おしゃれのこつがたくさん盛り込まれていてとても参考になりました。
でも、ただの「HOW TO」本に終わらずに、著者の暖かい
人柄がにじみ出ていてて、素敵な素敵な本でした。
「40歳からの…」というタイトルですがもっと年代が低くても
充分楽しめる本だと思います。
これから先も何度も読み返して大切に読みたいと思ってます。
でも、あなたが痩せたいと思った時。そしてそれにくじけそうになった時に、一読することをお勧めします。
カール・ラガーフィールドのモノローグに近いインタビューの中では随所に、「私はこう生きていきたいから、この体重まで落とすことを決めた」という強い意志が感じられます。
こんな風に自分のことは全てきちんと自分で決めていけたらどんなにいいだろうと羨ましく思います。
この気概を、おそらくは60歳をとうに超えている筈の男性が持ち続けていること。それが今でも彼がデザイナーとして超一流でいられる理由なのでしょう。
ダイエットをトライして、くじけたりリバウンドしちゃったり、いろいろ挫折を経験している人はたくさんいることでしょう。わたしも数え切れません。
ダイエットやその他のいろいろ降りかかってくる周囲の目や言葉に振り回されずに、自分の人生を自分でコントロールする気力と勇気を忘れないために、読んでほしいと思います。
ダイエット=体重を落とすこと、外見を良く見せることではないのだと語りかけてくる本でした。