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和書 508080 (226)



神経内科―頭痛からパーキンソン病まで (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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一般向けの新書版であるが、内容はきわめて専門的である。よくあるような、「パーキンソン病とは…」「ALSとは…」といった、病状の記述と申し訳なさ程度に記された疾病の(現在考えられている)発症機構の説明に終始、といった体裁ではなく、その疾病が発見されるまでの背景、そして実際に罹患した患者の臨床例、そして何より、新書版とは思えない専門用語による解説。特に脳-脊髄系の神経回路や神経核など、神経科学の基礎が頭に入っていないと、小脳系の疾病や片麻痺の記述については理解が難しいと思う。
内容が内容なだけに、すらすら読める本ではない。ちょっとした教科書、もしくは受験の時に使った「豆単」的な重要事項のチェック本、といった感じが強い。手に取りやすい体裁ではあるが、結構勉強になる本だと思う。




信州に上医あり―若月俊一と佐久病院 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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この本を読めば、若月俊一についてはある程度のことを知ることができると思う。いわば若月俊一の入門書とでも言うことができるのではないだろうか。読者はこの本をスタートとして、若月の世界へと引き込まれ、次は「村で病気とたたかう」あたりを是非読んでみたくなるのではないかとも思う。しかし、この本の面白さはそれだけではない。若月と著者は現実に上司と部下の関係でもあり、佐久総合病院は著者の現在の勤務先である。彼はこれら直接の対象の現実を驚く程冷静かつ公正な目で見ているのである。結果、実は南木の世界へも引き込まれるという非常に不思議な本である。




心臓外科医 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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夢中に成って読みました。心臓外科の歴史を概観する為の素晴らしい一書だと思ひます。




地震予知を考える (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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自動車の世紀 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 1925年生まれの『モーター・マガジン』編集長(本名・伊藤哲)が、1997年に刊行した、エピソードを通じて自動車と人間社会との関係を考える本。近代的で実用に耐えうるガソリン自動車は、1885年頃ドイツで発明され、自動車レースを通じて発展した。20世紀初頭にはさまざまな技術のアイディアが出され、未来派等に注目されつつ、一方では高い品質(ロールズ・ロイス・シルヴァー・ゴーストに代表される)が、他方では大衆化(フォードT型→フォーディズム)が追求されていった。第一次世界大戦では、自動車技術は装甲車の形で、あるいは兵站手段として活用され、また飛行機とも密接な関係を持ちつつ(1930年代の流線形時代へ)発展し、戦禍の拡大に寄与した。また第二次大戦時には、米国でジープが、ナチス・ドイツではポルシェの下でフォルクスワーゲンが開発された。特に後者のビートルは、戦後大衆車の典型となり、西ドイツ経済復興の牽引車となり、累積生産台数でT型フォードを追い抜いた。1959年にはイシゴニスによって、横置きエンジンFF方式のBMC/BLミニが開発された。戦後の経済成長により、先進各国では自動車なしの社会生活が考えられなくなっているが、1970年代以降、交通渋滞、交通事故、大気汚染、安全性問題、化石燃料の限界が顕在化し、問題は未だ解決されていない。本書は主として、主要な車種の開発や技術者の経歴に関する逸話に焦点を当てており、宣伝や消費に関わる記述は相対的に少なく、社会科学的な分析も手薄である。トヨティズムについての記述も無い。一応20世紀史の大きな流れが分かるようにはなっているが、基本的には自動車好きに向けて書かれた本であると言える。





純愛時代 (岩波新書 新赤版 (688))
販売元: 岩波書店

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本書では様々な症例・エピソードをもとに、「純愛」を求め過ぎる現代のねじれた恋愛を論じていきます。
しかし、実際には「論じていきます」の部分はほとんどなく、症例・エピソードの紹介がほぼ全てを占めています。

なのでひと言で言えば、事実をもとにしたフィクション短編集。
もっと言えば、新書型「こたえてちょーだい!」(最近「わかってちょーだい!」に変わったらしい)。
いわゆる再現型フィクションドラマですね。

一応最後のあとがきで

現に生活し恋愛をする〔自分〕と、それを見つめ、小うるさく監督し指示するもう一つの〈自分〉とがいて、その葛藤が今風の恋愛を生み、また恋愛自体を難しくしている

などといった解説がなされていますが、付け足しみたいで微妙。

実際の症例をもとに書いている分、エピソードだけを挙げて解説を省いているのは、精神科医として不謹慎だと言われてもしょうがない一冊だと思います。




人物で語る物理入門 (上) (岩波新書 新赤版 (980))
販売元: 岩波書店

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物理学の歴史に大きな功績を残した天才たちをとりあげて、興味深いエピソードを交えてその個性と業績が紹介されています。
理解できていなくても、おお懐かしいと思ってしまう名前や法則にまとめて再会できます。天体の法則、エネルギーに関する実験など、理論は図や表とともに、一般の人にも解りやすいようにていねいに説明されていますから、もう一度じっくり考えてみるのもよいでしょう。学者の肖像をながめながらその個性的な在り方に思いを巡らしてみるのも楽しいものです。また、物理と政治・社会との避けることのできない関わりについてあらためて考えるきっかけにもなります。リーゼマイトナーとオッペンハイマーについてはとくに興味深く読みました。
門外漢にはなんとなく無味乾燥にみえる物理学ですが、世の中を変えてしまうほどの発見の基には人の純粋な情熱があるのだとしみじみ思います。
しかしなによりも、どのページをみても、著者の彼らに対する敬意と自身の物理学への情熱があふれていることに、私は感動します。
若い人たちに強くおすすめします。




生と死の心模様 (岩波新書 新赤版 (163))
販売元: 岩波書店

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生活習慣病を防ぐ―健康寿命をめざして (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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性機能障害 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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