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和書 508080 (327)



地球はほんとに危ないか?―真説・環境問題入門 (カッパ・サイエンス)
販売元: 光文社

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「地球に優しく」などといった環境保護運動において声高に言われている主張の誤謬を鋭く指摘する本。
この本は1992年に出たものだが、今読んでも色あせていない気がする。


扱われている問題は、合成洗剤バッシング、農薬問題、割り箸と森林破壊、プラスチックのごみ問題など。
地球温暖化は当時今ほど騒がれていなかったためか、あまり扱われていない。

こうした問題において、世をまかり通る定説の誤りを(ややねちねちと)批判している。
ただ、何も環境に配慮しなくていいなどとは筆者は言っていない。
不要なことはやめて、環境対策に真に必要なことをしなさいと言っているだけだ。


そして最後に、脳科学的見地から、人間の本性が快楽にあることを指摘、そのため環境破壊や人類の終焉も半ば必然だと主張する。
そして、人類の滅亡を多少は引き伸ばして、そして絶滅したらそれはそれでいいという立場を取る。
これはなかなか衝撃的な事実である。

最近だと法哲学的視座から人類滅亡を選択肢に入れた環境問題解決法を提示した小林和之「未来は値するか」(『法の臨界V』に収録)もあるが、時代的にはこれよりもはるかに前にこうした考えが出されているのは驚く。


最近、環境保護運動や逆にそれへの批判などが起きており、そうした書物も次々出版されている。
そのような中、そうした批判の先駆けとも言える本書を読んでみるのも悪くないだろう




電磁波が危ない―あなたの脳と体を蝕む「見えない脅威」とは (カッパ・サイエンス)
販売元: 光文社

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この本は、かなり以前に購入して、読みました。
わかりやすい、読みやすい本です。

でも、サイエンスライターであっての、電磁波の健康影響の
専門家ではないので、こうした点から限界があるのでしょうか?

電磁波の健康影響に関する研究は、色々と行われておr、
1.「問題のある」とされる論文と

2.「問題は見つからなかった」とされる論文が、共に存在します。
これらを公平に扱わないと正しいとはいえません。

ということで。辛い評価を行いました。




逃げ遅れたヒツジたち―現代狂気の現象学 (カッパ・サイエンス)
販売元: 光文社

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脳がここまでわかってきた―分子生理学による「心の解剖」 (カッパ・サイエンス)
販売元: 光文社

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早すぎた二足歩行―だから、ヒトは頭痛もちになった (カッパ・サイエンス)
販売元: 光文社

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パズル「頭の遊園地(ワンダーランド)」―物理学が「からだ」でわかる (カッパ・サイエンス)
販売元: 光文社

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パンツを捨てるサル―「快感」は、ヒトをどこへ連れていくのか (カッパ・サイエンス)
販売元: 光文社

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ドラッカーの兄貴分ポランニーの経済人類学の継承者、栗本氏の本です。

互酬・再分配・市場交換の三つのトランザクション(取引形態)のうち、マイナーな交換様式にすぎない市場交換が肥大した社会を「市場社会」と呼びます。
本書で言及されている生物進化は、”「非市場社会」から「市場社会」への転換は、実はサルが樹上生活をやめて地上生活するようになったのと同様に、比喩的な意味じゃなくまさに生物学的な「進化」なのだという大胆な仮説が展開されています。
前著「幻想としての経済」の「病にかかった江戸時代」での人口増などもそれ(=進化)に随伴して起こる現象であることを示唆していたらしい。
進化といっても手足の本数が変わるというようなものではなく、柄谷行人「日本近代文学の起源」などで示唆されてた「認識論的布置(≒パラダイム)の大転換」であり、脳神経系における変化の考察が枢要なのでしょう。ここにも、脳内麻薬過剰分泌などと書かれている。

これが「電波」とか「トンデモ」と言われないためには、その後のフォローとか精緻な分析(飛躍を埋める、という行為)が必要なはずなのですが、果たしてその後それはあったのか?
「鉄の処女」のなかで、「永続されない革命は、犯罪だ」と栗本氏は書いていらしたが、まさにその手の永続されない革命の旗手になってしまったのではないだろうか?

あと、文体の乱れが気になる。「経済人類学」から「意味と生命」にいたる素敵にユーモラスな文体が消え、「童子に、どうじても解けない問題」というような、ユーモアとは程遠いくだらない駄洒落が増えたような気がする。




人、毒に会う―なぜ、僕らは「こわいもの」が好きなのか (カッパ・サイエンス)
販売元: 光文社

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この本は今から20年近く前に出版された本ですが,毒というものについて平易に,かつ軽快なタッチで描いているものです。
著者は千葉大学薬学部で長らく教鞭を執っておられた山崎幹夫氏。
歴史上の様々な毒にまつわる事件を取り上げながら,それをわかりやすくかみ砕いた文章に,読み手はどんどん填っていきます。
各章の最後にある,「この章の教訓」がそれに輪を掛けています。
この本を読むことによって,「毒」についての認識が変わるかもしれません。




ビデオの世界が広がる―きみだけの「タイムマシン」を楽しむ法 (カッパ・サイエンス)
販売元: 光文社

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麻薬・脳・文明―物質から精神を解明する (カッパ・サイエンス)
販売元: 光文社

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 脳内機能と麻薬との関係、麻薬が文明にどのように影響を及ぼし、人類はどう関わってきたかについてなかなか面白いタッチで書かれている。

 やや専門的。中盤の医学用語を我慢すれば面白い。ドラッグ関係の本はだいぶ読んだが、新たな発見がけっこうあった。特に紀元前1500年前のエーベルス・パピルスの記述がいい。カラーの写真資料つきでそれがあるだけでだいぶ違ってくる。


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