戻る

前ページ   次ページ

和書 508080 (335)



骨董屋からくさ主人 (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川学芸出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

様々な古い焼き物との出会いとそれにまつわるエピソードを短く、そして面白くまとめています(全50編)。
磁器のことは全く門外漢の私ですが、そういった趣味にまつわる筆者の思いが伝わってきました。特にお父様との思い出を大切にされているのだなと感じました。磁器については写真がついていれば、もっと楽しめたと思います。
一つ一つが短いので、電車で読むには最適です。




死体を探せ! (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

芸大芸術学を経て養老猛のもとで解剖学を学んだ筆者が、これまでの芸術学にはない視点で芸術論を展開しています。

特筆すべきはやはり、これまでの医学的見地や心理的見地、つまり視神経や偏見の混じった実験結果に基盤をもつ芸術へのアプローチとの決定的な違いでしょうか。あきらかに隔たりがあったこれらの芸術分析とは一線を画す、芸術論からみた脳科学(この逆も言えますが)が、芸術学を勉強するヒトだけでない、様々な好学者に新しい視点を提供してくれると思います。そもそも芸術は人間のやることなんですから、人間学に関わるどんな研究にも堪えられるものだと、本書で確認しました。




進化論の挑戦 (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

角川書店から1997年に出版された同名の本に一部加筆修正を行なって文庫化
したのが本書である。

著者の東京大学での講義はネットで無償公開されており、興味がある人はそ
ちらを参考にしてもよいだろう。
(参考:http://ocw.u-tokyo.ac.jp/course-list/interfaculty-initiative-in-information-studies/evolution-ecology-infomatics-2005/movies.html)

本書は、進化論的な観点を、それまで自然科学では扱えない(扱わない?)
とされていた領域へ拡大していくことの重要性を主張する。ただし、遺伝的
決定論のように人間の行動はすべて先天的にプログラムされているという主
張ではない。
人間の適応は、遺伝子だけでなく社会制度の形成によってもなされるという
立場に立っている。例えば、人間の共同体における社会生活も、サルの集団
生活の進化形としてとらえることができるというわけだ。人間の文化は、遺
伝子には刻まれない情報ではあるが、集団的に受け継がれていくものなので、
進化論とは親和性が本来は高いはずである。ただ、社会生物学の人間への適
応は遺伝的決定論とみなされることが多いようで、著者の嘆きの声もつづら
れている。

意図するところが、進化論の応用に関する研究の大枠を提示することであっ
たため、個々は浅いが、広い範囲を扱っている。あとがきをみると、広さ
についてもまだまだ書き足りないところがあったようだ。興味がひかれた人
は、末の文献リストを参考にして読み進められるようになっている。
また、文章は非常に平易でわかりやすく書かれている。読者を飽きさせない
ように小噺?があったり、例え話を用いたりという工夫がなされている。そ
のため、内容が濃すぎて頭が疲れるということはないと思う。他の方のレビ
ューに「スタイルとして合わない人も多いと思う」とあったが、おそらく小
噺や例え話を多く挿入しているからだろう。個人的なところで言えば、特に
嫌な気はしなかった。

広く浅くなので、疑問点が頭に浮かんでは次の話次の話と進んでいく。その
ため、読み終わったときに「なるほど!」「いままでつながらなかったもの
がつながった!」というような爽快感はそれほどない。むしろ、「こう書い
ているけど、何か納得できない…」「大枠は何となくわかったけど、ここを
もうちょっと説明して欲しい…」という不完全燃焼さが残った。
(私の頭が固いということもあるのかもしれないが、)それだけ興味をそそ
る良い入門書だといえる。




数学物語 (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)


 1961年(!)の本。これは名著と言っていいかも…。

 数学の歴史を振り返り、大数学者にまつわるエピソードを紹介しながら、中1レベル程度の数学を楽しむ数学読み物。いろいろなトピックが興味深く面白い。中学生くらいの読者にオススメ。

 特に子供向けに書かれた本ではないと思うが、文章は非常に読みやすく、小学校高学年なら読めると思う。






ストレスから自分を守る脳のメカニズム (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

自分が興味深く思ったのは、
ストレスは万病の元だということです。
いやな過去は思い出さない、
ストレスを溜めることが理解できました。




想像力の地球旅行―荒俣宏の博物学入門 (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

人間が探して、集めて、分類していく知の歴史を一冊にまとめた良書。

博物学という学問はそもそもが人間が行う行為であり、それ故の間
違いや思考の過程、知識の伝播がこの本から覗える。

本文中の図や参考資料も豊富かつ知覚的に興味深いものが集められ
ている。たとえば、第十章「視覚の快楽 博物図鑑の楽しみ」「怪奇な

鯨絵のゆくえ」の項においては、過去に描かれた鯨の姿が紹介されて
いる。

これらは、神話など過去の人類の知識や誤った情報からの類推によ
り奇妙に歪められて描かれており、単に絵を眺めるだけでも面白い。

本書は、野へ出て生物を採集し観察するおもしろさや、先人の著し
た博物学書の偉大さを伝えたいということだが、十分に伝わる。




天皇家の食卓―和食が育てた日本人の心 (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この本を読んで、農業をやろうかなと真剣に考えています。世界的な食糧危機や中国の経済成長による食嗜好の変化、それに関連する日本の低い食糧自給率の危うさを著者は指摘してます。10年以上前に書かれた本ですが、現在の世界の食糧事情をみると、その指摘が的確だったと思わざるを得ません。また、子供の孤食に見られる家庭の食卓の崩壊、食指向の変化による糖尿病など生活習慣病の急増、これら現在に通じる問題も警告しています。指摘や警告だけでなく、その対処法についても論じており、そのヒントは天皇家の食卓にあるというのです。




毒薬の誘惑 (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 1995年に角川選書として出た『毒薬の誕生』の改題・文庫化。
 著者は毒物についての専門家。もともとは薬学の専門家だが、毒薬について幅広い知識を披露してくれる。
 前半は幻覚や陶酔を引き起こすような薬について。魔女の毒、アルコール、麻酔薬、麻薬などが取り上げられる。身体への影響、依存の問題が取り上げられ、毒薬というのとはちょっと違うようにも思うが、なかなか面白かった。
 後半はいわゆる毒薬について。ただ、こちらは力が抜けてしまっているような。また、科学者的なきまじめさが強く出てしまっており、ちょっと残念。




私が選ぶ、私の死―終末期宣言のすすめ (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






奇蹟のがん療法―あきらめる前に読んでほしい,注目の「佐藤療法」初の徹底紹介 (カドカワブックス)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ