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和書 508080 (342)



食いたい!男の漬け物 (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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 発酵博士の小泉氏が全国の美味い漬け物を紹介した内容。はじめに漬け物(発酵食品)の仕組みや効能が述べられ、あとは各地の漬け物がカラー写真付きで解説されていく。巻末にはそれぞれの製造元の連絡先も載っており、私も思わず注文してしまいそうになった。とにかくホームページをのぞいてみるだけでも楽しい。

 「野菜編」と「魚・肉編」とに分けられており、意外に魚の漬け物のバリエーションが多いのに驚いた。




健全な肉体に狂気は宿る―生きづらさの正体 (角川Oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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聡明で多弁な内田先生とポイントを突く疑問を投げかける春日先生の対談形式の本です。論点は世代論からはじまって、お2人の得意な切り口から、負け犬論争、フェミニズムの問題、自己決定、「自分探し」の問題や、果ては家族のコミニュケーション、ガン告知まで、話題が広がります。

どの話題にも大きく頷ける話しが多く、目からウロコや、膝を打ちたくなる話しが多く、特に内田先生のファンの方にはオススメの本です。何故なら7割方を内田先生が話しているからです。もちろん春日先生も会話されていますが、春日先生が問題提議した後に内田先生が細かく説明してくれる感じですので、どうしても内田先生の方が長くなります。もちろんいつもの内田、春日両先生の得意分野を、ですけれど。


私はごく最近に内田先生の本を読み始めたのでまだ理解が浅いのかも知れませんが、深く納得できる話しが多かったです。とくに中腰力にまつわる話し、「両論併記」と「継続審議」は深く同意致しますし、それに例え方に、相手に伝わらなければいけないという感覚を私は感じ取れたので、そこがまた良かったです。また、「常識」の持つ『そこそこの強制力はあるけれど根拠はない』という強みを、常識は変化するからこそ、限定された地域と時間の中でだけ通用する強みを、原理主義にならない強みを、もっと使えないか?という部分も膝を打つ話しでした。


ただ、気になる部分もありまして、それは「自己決定」を放棄したがるフェミニズムの方の話し(離婚して一人で好きなように決定して生きている方が、もう一人で好きに自己決定する事に飽き飽きした、という発言)を聞いて(ここに至るまでも様々な経過があるのです、「リスクヘッジ」の話しとか)、びっくりするのですが、自己決定できる贅沢に慣れただけの話しで、私にはただの「さびしんぼう」のないものねだり」なだけなのではないか?と感じました。自分の責任で好きにする自由はなかなか得がたいものであるし、そんなに簡単に手放せないと私は思うのですが。


「さびしんぼう」と「ないものねだり」の両方を持つ方々のなんと自分勝手な、自分丸投げ状態か、と思うと悲しくなりますが、結構たくさんいますしね。普通恥ずかしくなると思うのですが、恥ずかしいと感じる客観性もない状態なのだと思うので、余計に悲しい。


もちろん自分探しの話しも両先生の得意の話しですし、そこはとても面白いです。私も 『「自分探し」は広義に解釈すれば、していない人はいない。それそのものがいわゆる人生といっても良いと思う。しかし、狭義の意味において、「本当の」が付く「自分探し」は逃避や幻想や妄想である。謙虚さの、客観性の無い所に正当な評価は現れない。』と考えますから。ただ、自分探しをしたがる人々には、なかなか届かないですし、そんな人がこれだけ増えてしまった為の常識がチカラを得るのかと思うとちょっと恐いです。


また、対談形式な為に、本当は少し考える間があって話しているのでしょうけれど、その間が本では表現されていない上に、内田先生が分量多く話されているために、ちょっと軽く感じられる所が気になりましたが、ま、それも内田先生の内田先生っぽさと言えなくも無いかも知れません。


「健全なる肉体に狂気は宿る」、名言です。狂気の種類に興味のある方、内田先生や春日先生がお好きな方、自分の死角に光を当てたい方に、オススメ致します。




高血圧は薬で下げるな! (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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医薬品にもの申すNPO法人をたちあげて活動している浜六郎氏の著作。高血圧の原因にはちょっとしたストレスや緊張による一過性のものもあり、あわてて薬を飲むのはやめるべきという意見や、そもそも降圧薬を飲んだ方がいいというデータはあやしく、むしろ飲まない方がいいこともあるとしている。統計的な記述はやや読みづらいが誰でも数時間で読破可能。

結論から言うとトンデモ本。一般的な読者は、本著者が善意のある良心的な医師のように見えてしまうかもしれないが、きわめて恣意的なデータの選択と解釈をおこなっており、意図的な歪曲であることを著者自身が理解しているフシさえ見られる。たとえば、慢性的な高血圧の原因が『動脈硬化によって血管の弾力が不可逆的に失われること』が最も重要であるはずなのに触れていないのは、これを第一にしてしまうと著者の持論の説得力が薄れるためと思われる。

本書で紹介されているHanssonの論文は、『高血圧を治療した患者としていない患者の比較』ではなく『普通に治療した患者とさらに厳密に治療した患者の比較』である。このデータで驚くべきことはわずかな目標値の違いだけでも将来発生する確率が有意に変化する疾患があることであって、治療しないくてもいいという意味とは全く異なる。一方で、NIPPON研究という大失敗に終わった臨床研究を持論の根拠としているが、まるで何も言えないような母集団を解析している。たとえば、本研究ではほとんど患者が登録されなかった上、途中でやめてしまった患者が40%という尋常でない多さであり、その患者がなぜ試験をやめてしまったかが全く解析されていないため、この研究は何も結論してはいけないはずである。治療しない群の患者で試験から離脱した人の多くが死亡しているかもしれないのである。フィンランドの臨床試験の解釈も背景因子をよく見ると、『非介入群』の患者も最終的には『積極治療群』に近い割合で薬を飲んでいるが、この点は無視されている!

極めつけは統計学的な信頼度を示すP値が0.3のデータ(これは全く信頼できないという意味)を『70%の確率で信頼できる』と解釈させる表現をしているが、同じことを著者と逆に表現するならば『30%の確率で誤診する医者を信頼できますか?(できるわけないでしょ)』となることに注意すべきである。多数の確証バイアスに加え、相関と因果関係を同義に扱っている。

総論として、600円の本がもし100万部売れれば、著者は6000万円手にする一方で読者の出費は600円しかない。一般常識とまったく逆の持論をタイトルにすると、読者の目を惹いて話題になる。このトリックで(善人を装いつつ)大儲けするシステムが心ない論客によって築かれている点を理解すべきで、とくに読者の健康をテーマにこれをするのは相当問題と思うし、出版社はきちんと吟味してから出版すべきだ。本書を高く評価しているレビューを見ると事態は深刻だ。当然星1つの書で中古品で十分。




古寺歩きのツボ―仏像・建築・庭園を味わう (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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舌鋒鋭い「逆説の日本史」とはまったく趣の異なる書である
子供のときから古寺歩きが好きだという著者の古寺への愛情が本書の全体の底流となっているのがわかり、心が温まるようである。
本書は仏教の基本からお寺、仏像の見方をわかりやすく暖かく教えてくれる。本書を持って古寺をめぐりたくなるのだが、読むだけでなんとなくめぐったような気にさせてくれる。
古寺、仏像、仏教に少しでも興味のある方にお勧めの書である





最強トヨタの自己変革―新型車「マークX」プロジェクト (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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この本はそれまで「マーク2三兄弟(マーク2、チェイサー、クレスタ)」と言われていた車種を全て切り捨て、新たに「マークX」として仕切り直しさせたトヨタマン達のプロジェクトを言わば「プロジェクトX」風にまとめた本である。
かつて日本の自動車ディーラーがアメリカの多チャンネル制に右に倣えをして、中身が同じで皮の部分だけ違う兄弟車をどんどん生み出していった。その功罪を改めて見直して、クルマが売れなくなったと言われる現在、もう一度売れるクルマを作ろうという動きは評価しても良いだろう。
しかし、ただ単に名前だけ違ってあまり変わらない新型車を出すというのは如何なものだろう?この「マークX」にしても従来の「マーク2」から少し名前を変えただけであって今までに対する未練が残っており、中途半端な気もする。
また、日本ではイギリスの様な「ヘリテージ」を大切にするという習慣が足りない。「ヘリテージ」といっても単に古い物を残せば良いのでは無く、それをアップデート化させながらも、古い物の良いイメージを生かしてゆく事である。この例に当てはめると、日本車ではクラウンとスカイラインくらいであろうか?
ただ、この本自体にしても、マークXがデビューから二年を経てマイナーチェンジされた現在となっては「食べ頃」を過ぎてしまった。せっかくの新車を出してもすぐに忘れ去られてしまう。その流れをこの本も受けている。クルマに限らず飽き易いのが今の日本の現状なのである。本には悪気は無いのだが…。




精神科外来 (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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私は人事部所属で、職員のメンタルヘルス方面も重要な業務になりつつあります。
これは、と思える状況におちいった職員には精神科受診を勧めるのですが、人に勧めるから簡単に言える訳で、いざ自分となると、おそらくどうして良いか途方に暮れると思います。
この本には、精神科を受診するイロハが極めて分かりやすく記されていることはもちろん、何よりも、くすりに関して(「薬」と書かず「くすり」と書かれているのは、印象が柔らかい)丁寧に記述されており、向精神薬の服用には自分の判断を挟まず、処方された通りに飲み続けなければいけないことを、迫力を持って説いてくれます。
精神科の治療には根気が必要でしょうから、めげてしまいそうになることもあるでしょう。そんな時にこの本を読んで、初心に帰ることができるのではないでしょうか。




超簡単!ブログ入門―たった2時間で自分のホームページが持てる (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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誰もが一度くらいはブログに興味を持つと思うのですが・・・。私も興味は持ちつつも、ブログってあの「ホリエモンのやってたやつ」?くらいしか認識がなくて、自分では難しいものだと思っていました。でも、ホームページとどう違うの???ってところから興味を持って、この本を読んでみました。わかりやすく説明してあって、自分でもやってみよう!という気持ちになりました。実際に始めてみると、日常、自分が何を思って生活しているのかとか、何に興味があるのかなどがはっきりして、色々な発見がありました。他の人のブログにも興味を持ったりして。・・・興味はあるけど、何もしていない方、とりあえずこの本を読んで見てみたらいかがでしょうか?読みやすくて内容もしっかりした本だと思います。




超実践!ブログ革命―共感が広がるコミュニティ作り (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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増田さんのブログとそれが持つ社会革新の可能性
にかけた、熱い思いが伝わる一冊です。

著者によれば、ブログとは、単に、素人が自己満足で
生活の瑣末をつづった一過性のものではなく、
その人々が生きた証、時代のアーカイブにもなりうる、
壮大な社会基盤である、と言えます。

また、先端的なシーンを丁寧に取材し、さまざまなブロガーの
生き様、思い、さらに、RSSやソーシャル・ブックマークなど
の活用など、ブログやSNSを使うことによる革新と、
市民社会の生活人の復権を予言しています。

読んでいて役にたつと同時に、熱い思いに共感できる佳作です。




長寿村の一〇〇歳食 (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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本書は多くの長寿者から普段の食生活や生活態度を聞き出し、長生きするための食べ物
についての考察を行っています。寿命については、暴飲過食をしない限りは
恐らく遺伝子の差でしかないのかもしれませんので本当の所はわからないと
個人的には思うのですが、長生きするための食生活とは・・についての参考資料
となると思います。ただ、長生きだけが目的となりがちな世の中、
長命を目指すよりも、いかに生きるかを考えることの方が大事なのでは・・
と皮肉にも本書を読んで感じました。




適応上手 (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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適応上手になればストレスを感じにくいとは思いますが、著者本人がそういう生き方をしているので、こういう生き方もありますよ、という意味での読む意味はありますが、自分でこの生き方はできないという人が大部分ではないでしょうか。


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