戻る

前ページ   次ページ

和書 508082 (233)



健全な肉体に狂気は宿る―生きづらさの正体 (角川Oneテーマ21)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

聡明で多弁な内田先生とポイントを突く疑問を投げかける春日先生の対談形式の本です。論点は世代論からはじまって、お2人の得意な切り口から、負け犬論争、フェミニズムの問題、自己決定、「自分探し」の問題や、果ては家族のコミニュケーション、ガン告知まで、話題が広がります。

どの話題にも大きく頷ける話しが多く、目からウロコや、膝を打ちたくなる話しが多く、特に内田先生のファンの方にはオススメの本です。何故なら7割方を内田先生が話しているからです。もちろん春日先生も会話されていますが、春日先生が問題提議した後に内田先生が細かく説明してくれる感じですので、どうしても内田先生の方が長くなります。もちろんいつもの内田、春日両先生の得意分野を、ですけれど。


私はごく最近に内田先生の本を読み始めたのでまだ理解が浅いのかも知れませんが、深く納得できる話しが多かったです。とくに中腰力にまつわる話し、「両論併記」と「継続審議」は深く同意致しますし、それに例え方に、相手に伝わらなければいけないという感覚を私は感じ取れたので、そこがまた良かったです。また、「常識」の持つ『そこそこの強制力はあるけれど根拠はない』という強みを、常識は変化するからこそ、限定された地域と時間の中でだけ通用する強みを、原理主義にならない強みを、もっと使えないか?という部分も膝を打つ話しでした。


ただ、気になる部分もありまして、それは「自己決定」を放棄したがるフェミニズムの方の話し(離婚して一人で好きなように決定して生きている方が、もう一人で好きに自己決定する事に飽き飽きした、という発言)を聞いて(ここに至るまでも様々な経過があるのです、「リスクヘッジ」の話しとか)、びっくりするのですが、自己決定できる贅沢に慣れただけの話しで、私にはただの「さびしんぼう」のないものねだり」なだけなのではないか?と感じました。自分の責任で好きにする自由はなかなか得がたいものであるし、そんなに簡単に手放せないと私は思うのですが。


「さびしんぼう」と「ないものねだり」の両方を持つ方々のなんと自分勝手な、自分丸投げ状態か、と思うと悲しくなりますが、結構たくさんいますしね。普通恥ずかしくなると思うのですが、恥ずかしいと感じる客観性もない状態なのだと思うので、余計に悲しい。


もちろん自分探しの話しも両先生の得意の話しですし、そこはとても面白いです。私も 『「自分探し」は広義に解釈すれば、していない人はいない。それそのものがいわゆる人生といっても良いと思う。しかし、狭義の意味において、「本当の」が付く「自分探し」は逃避や幻想や妄想である。謙虚さの、客観性の無い所に正当な評価は現れない。』と考えますから。ただ、自分探しをしたがる人々には、なかなか届かないですし、そんな人がこれだけ増えてしまった為の常識がチカラを得るのかと思うとちょっと恐いです。


また、対談形式な為に、本当は少し考える間があって話しているのでしょうけれど、その間が本では表現されていない上に、内田先生が分量多く話されているために、ちょっと軽く感じられる所が気になりましたが、ま、それも内田先生の内田先生っぽさと言えなくも無いかも知れません。


「健全なる肉体に狂気は宿る」、名言です。狂気の種類に興味のある方、内田先生や春日先生がお好きな方、自分の死角に光を当てたい方に、オススメ致します。




他人の心を知るということ (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






犯罪者プロファイリング―犯罪を科学する警察の情報分析技術 (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)



 wowowでクリミナルマインドというFBIのプロファイラーのドラマが放映されて
います。
 犯人像を男性か、女性か、白人か、黒人か、年齢、自己顕示欲があるかどう
かなどプロファイルしています。

 日本の凶悪犯はアメリカに近づいてきました。
 犯人の姿が見えない犯罪が増えてきたので、犯罪抑止力のためにも検挙率
を上げてもらいたいものです。

 日本のプロファイルの全貌をつかむには適切な一冊です。




ビジネスマンのための心理学入門 (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

まさにビジネスマンのための本。
非常に読みやすく、とっつきやすい本。
この本をベースに自分の心理学の知識を広げていくとよいかも。

心理学は特に、マーケティングとマネジメントに
応用できると書かれています。
自分の仕事がこれに関係のある人は
読んでみたらどうでしょうか。




悲しき南回帰線 (上) (講談社学術文庫 (711))
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

他の方の指摘どおり日本語になっていません。出来の悪い学生が、ゼミに間に合わせたものを貼付けた、と思う程のものです。講談社学術文庫にはお世話になっていますが、この本だけはお薦めしません。




悲しき南回帰線 (下) (講談社学術文庫 (712))
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

上巻のほうで翻訳が劣悪だというコメントがいくつかあるようですが、まったくそのとおり。

意味不明な文章、文法的な間違いに加え、「それの」「あの」「その」といった指示代名詞の連発や、「われわれが・・・われわれの・・・われわれが・・・」という連発があったりと、読み進める上で大きな障害となりました。

何とか上下巻を読み終えましたが、つくづく後悔しています。

安かろう、悪かろうとは、まさにこのことです。




金しばりよこんにちわ (タチバナかっぽれ文庫)
販売元: たちばな出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






悲しみの子どもたち―罪と病を背負って (集英社新書)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

しっかりとした内容の本。
少年犯罪が起きるたびに上っ面の中身のないコメントしかできないコメンテーターやニュースキャスターに是非読んでほしい。
文面も読みやすい。




カナダ生き生き老い暮らし (集英社文庫)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






必ずイエスといわせる心理学 (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ