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和書 508082 (288)



空海コレクション 1 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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空海最高の美文といわれる「秘蔵宝鑰」が収録されているので購入。文庫本は傷み易いので出来るだけ買わないのですが、今回は文庫本故のあまりの安さに寝返り。

「秘蔵宝鑰」は「秘密曼荼羅十住心論」の精髄を略述したとされていますが、文豪空海ですから「十住心論」に余分な言葉など無かったはず。別に著す意味があったはずなのです。まそんな事より、美文を味わうのが目的なんですが。ジュルル。

「弁顕密二教論」も収録。ちなみに「空海コレクション2」は「即身成仏義」「声字実相義」「吽字義」「般若心経秘鍵」「請来目録」を収録。今まで色々探し回ったのは一体何だったんだろうって程のお値打ち品です




空海の大予言―21世紀に生きる人類への警鐘 (広済堂ブックス)
販売元: 廣済堂出版

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空海コレクション 2 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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世に真言密教や空海に関する解説書は数多い。とても原典には手がとどかないと思っているのがふつうだろう。
ところが、である。この値段で空海のなまの語りにたっぷり触れることができるのだから、これは岩波文庫のお株を奪う、出版界における快挙といっていいだろう。

従来、解説書では著者が空海と前提を共有してしまっていて(実際、学者兼真言宗徒が多い)、読者はおいてけぼりにされ、かえって訳がわからなくなることが多かった。ふーん、そういうものか、という感じである。この点、原典読書は、自分で考えることができるから、疲れるけれど意味がある。お勧めの1冊である。

ところで、興味深いことに気がついた(内緒で開陳しよう)。
訳注者が「生きとし生けるもの」と訳しているところを、巻末で解説者が「一切の生物と非生物」とそれとなくいいかえているのだ。監修者は解説まで監修はしないだろうから(?)、多分訳注者と同じ見解だろう。
ここは解釈の大きな違いである。訳注者・監修者は自身の日本人的生命感にひたっているのか? 解説者が非日本的なのか? いや、日本的か否か、という以前に、基本認識として重要なポイントである。実際のところ、空海自身はどう考えていたのか? 考え出すと夜も眠れない…、おーい、ちゃんとした解説書はどこだ〜?




空間と人間―文明と生活の底にあるもの (中公新書)
販売元: 中央公論社

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空間の詩学 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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大学の卒論で何を書こうか悩んで、ふと「お化け屋敷」が頭に浮かんだ。どうして人は皆古い家を見て「お化け屋敷」と思うのか、調べてみたかった。最初の卒論のテーマ発表の時、「お化け屋敷」と聞いてみんな笑った。でも、書きあがった卒論は結局、この書物に既に書かれていた物質的想像力のことだった。書いた後にこの本の存在を知り、もうここまで書いている人がいたではないか、と悔しかった。私が書きたかったこと、書ききれなかったことが全部、書かれている。
物質的想像力というと難しそうだが、「廃屋や古い屋敷を見ると、殆どの人がそこに何か霊的なものが存在する、つまり『お化け屋敷』というイメージを持つ」というような、人の物に対する想像力のことである。逆に言えば、物が人にどんな想像をさせるか。人の思いが物に宿るような気がするのも、同じ。誰かが大事にしていたものは、只のものではなく、その人が大事にしていたということで捨てられなかったり。
ゆったりとした気持ちで、落ち着いて、じっくり読むと、とても面白い本である。おまけに文庫本が出ているなんて。もっと手軽に読めるだろう。




空想哲学読本―アニメで読み解く、痛快哲学入門 (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

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哲学の入門書としてとても楽しく読ませてもらいました。個々の哲学者への興味も持つことが出来、さらに哲学について学んで行こうというきっかけにもなっています。「空想哲学」の他の本も読みました




クオリア入門―心が脳を感じるとき (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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不思議な容貌の人物が何か深遠な真理について語っている…といった
持ち上げられ方をしているが、私はどうもこの著者を好きになれない。
本書に関しては細部にわたって苦情を述べたいけど、大きくまとめて三点。

問題1、物質であるにすぎない脳から、我々の持つ生き生きとした質感(クオリア)が、
いかにして生じてくるのかという主題については何一つ解決していないということ。
難問を難問と認定して終わっている。小冊子で扱うにはあまりにも大きい問題であるとはいえ、
著者の文体が「今にも解明できますよ」と言わんばかりなので、
最後まで付き合って肩透かしを食らった読者は多いだろう。

問題2、学説の紹介の仕方があまりに下手であること。たとえば「supervenience」(重生起)というデヴィドソンの概念について、
【二つの属性(脳の状態とクオリア)が「ぴったり寄り添った」ものとして、関連性を持っている感じがある】
という説明を与えているが、「感じがある」というあいまいな言い方ではそれが
学説固有の主張なのか茂木の単なる妄想でしかないのかわからない。
そもそも当該箇所を読んでも、「supervenience」とその対概念である「対応関係」説との
致命的な差異がはっきりしない。万事がこの調子で進むのである。

問題3、『クオリア入門』という、あからさまにミスリーディングを誘うタイトル。
タイトルだけ見てこれは入門書であると思った人が多いだろう(私もです)。
実際には茂木自身がクオリア問題に入門したことの宣言に過ぎない。
他のレビュアーが指摘しているとおり、明確な定義すらないまま論述が始まる本書は、
入門書としては不適切です。

そもそもクオリアは哲学の分野で論じ始められた問題なので、
初心者はまずそちらで文献を探したほうがいいだろう。その上で科学的アプローチもあるのかな、
と思ったらこちらにも手を伸ばしてみるといいかもしれない。




クジラと生きる―海の狩猟、山の交換 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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屈折愛―あなたの隣りのストーカー (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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偽善者づらして自分から関わりを持ってきた輩が、関わりや関係性を絶った相手に嫌がらせや、ねちっこい悪事を繰り返し行う事例がよくある、自分は相手に嫌がらせの行為がばれていないと勘違いしてか無知かは断定しかねるが、今時、幼稚園児や小学生でもしないような稚拙な嫌がらせを延々と行うという、その狂気の心理状態は精神が病む一歩手前か、もしくはその病状が発症しているかのいずれかである、いずれにしても絶えず誰かと関わっていないと不安な人種なんであろう、孤独を味わえないというか、独立心、自立心が皆無なんだと思う、人生にもまれてきていないというか、自分の弱さを乗り越えられなかった人や己に打ち克てなかった人であろう、多分この先の将来ストーカーを含めた精神の捻じ曲がった輩は救いが無いし悲惨な最期を迎えると断言できる、本書を読み終えて今後日本社会は益々混迷のストーキング社会もしくはゆがんだ人間関係の社会事件、事象が多発すると感じたリアルなドキュメントノベルです




熊野詣 三山信仰と文化 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 40年前の仏教民俗学者の熊野に関するエッセイだと思
えばいいのですが、見慣れない字・聞きなれない言葉と
言ったものが出てくるので正直読み辛いです。古書など
の挿入も見られますが、解説がないので現代人にはどう
読み解くのかわからない点にも四苦八苦します。

 しかし、たった200ページのこの本を読むと熊野の内包
する奥深い闇を感じ、恐れさえなしてしまいます。日本人
の死生観にまでせまる本であります。非常に大人向けの
本であります。

*著者の幅広い知識には圧倒されるばかりです。


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