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和書 508082 (309)



現代哲学の岐路―理性の運命 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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教科書的な叙述からは遠く離れた、豊かな物語が語られる。木田元の勉強になる知識と生松敬三の文化的関心が絡まりあい、自然、質料・形式、マルクス主義、実存主義などといったテーマを有機的に結びつけていく。




現代ニッポンを宗教で問う (新コンパクト・シリーズ)
販売元: 日本放送出版協会

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現代日本の感覚と思想 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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二部構成になっているが、その前半部分について言及したいです。

見田は、戦後45年(当時)を15年ごとに、「現実」を軸に3つにわけました。
「理想と現実」「夢と現実」「虚構と現実」です。

この三区分は、見田のあとに続く、(かれの弟子筋でもある)
大澤真幸や宮台真司といった社会科学者の参照点になっています。
とくに大澤の「現実の向こう」とあわせて読んでみて下さい。
見田の考察が、現在までつづく視座を十二分に提供している
ことがわかるはずです。




現代の精神分析―フロイトからフロイト以後へ (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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フロイト→フロイトの直弟子→自我心理学と対象関係論、という流れの中で精神分析の理論の変遷をまとめている。

精神分析は良くも悪くもフロイトから端を発しており、それを乗り越えようとして発展してきたところがある。世間で言われているように、現代の精神分析家はフロイトの理論を盲信したり、崇めているのではなく、逆に、その理論を修正し、より精度が高く、より臨床的に使えるものにして行こうという絶え間ない努力がなされている。

精神分析を学ぶ上で、フロイトの古典を読むことを出発点とされることが多い。しかし、それはフロイトの理論を批判なく取り入れることを目的としているのではなく、フロイトがどのように思考し、臨床をし、どのように変遷していったのかを読み取ることを目的としている。そこで自分自身がフロイトと問答し、格闘し、自分や自分の臨床を見つめなおす一つの機会としているのである。

フロイト以後の精神分析家はそのような道程を経て、あらたな精神分析の理論を作りあげていっているのである。その道程の中で、この本に紹介されているような対象関係論や自我心理学ができていっている。また、ここではあまり紹介されていないが、対人関係論や自己心理学、ラカン派といったところも同様である。

フロイトも「自分の理論を信じろ」とは言っておらず、「精神分析は方法論であって、そこから自分の理論を作れ」と言っているようである。精神分析はそれ単体で完結した理論ではなく、人間という現象や有機体を知っていくための道具の一つであると思う。そして、それは日々更新されていくものである。

この本はそのようなプロセスを歩んでいくための案内図と言えるかもしれない。





現代の哲学 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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日本を代表する哲学者であり、とりわけハイデッガー研究で大きな功績をあげられている木田元氏による現代哲学の案内書。20世紀の哲学の大きな潮流は現象学、実存主義、心理学、構造主義、そしてマルクス主義であり、それぞれの立場が互いに反発したり、影響し合ったりする関係にある。本書ではまず第一章で、科学の進歩がもたらした理性の危機という前提から哲学の課題を提起する。第二章では、現象学の祖フッサール、そこから生まれた実存主義哲学者ハイデガー、サルトルの考察。「身体の問題」と題された第三章ではメルロ・ポンティと精神分析の祖フロイト。第四章では「言語」をテーマにソシュール、ヴァロン、レヴィ・ストロースの考察。そして「今日の知的状況」と題された第五章では、現代におけるマルクス主義の問題とラカン、フーコーらの構造主義が取り上げられる。現代哲学について大まかな鳥瞰を得るための手軽な案内書だと思われる。




現代の犯罪心理―バラバラ事件からカルト集団の犯罪まで (ブルーバックス)
販売元: 講談社

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犯罪心理学と言えばやはり福島章先生が真っ先に思い浮かびますが、中村 希明氏の本もなかなか面白いです。他に僕の知っている範囲では「犯罪の心理学」という本がありますね。
あと一般向けに心理学を紹介した「心理学おもしろ入門」という本もあります。広くしかも上手に心理学全般を紹介してくれています。高校生の時に読みましたが、大学時代にも何かと参照していたぐらいです。




現代筆跡学序論 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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 現代の筆法や活字、字体の形成の源流に位置する大陸と日本の歴史の
叙述は大変興味深い。特に小野道風の書体が日本史において占めた位置
などの叙述は興味深く読んだ。
 一方で、本書の本来の本題である筆跡鑑定に関しては、素人には退屈
な分析が続き、読ませる部分はやはり歴史の部分であろうと思う。




現代批評の遠近法―夢の外部 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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現代フランスの哲学―実存主義・現象学・構造主義 (文庫クセジュ)
販売元: 白水社

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現代民話考 10 狼・山犬・猫
販売元: 筑摩書房

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古代以来、犬は「人類最良の友」とよばれてきた。

本書で扱われる狼、山犬、猫はすべて人間のそばにあって
人間と共に生きてきた動物たちである。

ある時は愛され、ある時は畏れられ、ある時は忌まれる存在。

狼が守ってくれたり、小豆ご飯をたべて帰ったり、
猫が踊ったり、言葉をしゃべったり、温泉に行ったりする。

巻末の言葉で著者が水俣病の発生時に水銀に汚染された魚を
食べた猫たちが踊るように苦しみながら死んでいった話を
収録できなかったことの悔恨について述べているが本当に心が痛む。


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