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和書 508082 (358)



対話する人間 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

河合さんのコラムなどを集めた良質の書です。
92年の出版ですが、古さはほとんど感じないです。
河合さんの本は文庫だけでもたくさん出ていますからどれを読もうか悩む人は多いと思いますが、この本は読みやすさと広範さ、おもしろさなどの点で非常にオススメできます。
彼の本ではよくあることですが、講演や記事やエッセイなどがない交ぜになっており、言葉自体はばらついた感じがあります。でもとても読みやすいです。




対話で探る「新しい科学」 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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食べすぎてしまう女たち―「愛」の依存症 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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魂にメスはいらない―ユング心理学講義 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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臨床心理学者、心理療法家、ユング派心理学の大家である故河合氏。
本書は、その河合氏と日本を代表する詩人である、谷川俊太郎氏の対談である。
オリジナルは1979年3月に刊行されており、本書はその文庫版。1993年発行である。
よって、ご両名とも対談時点ではずいぶんお若く、また、社会背景も現在とは随分異なっている。
ただ、内容はまったく古びることなく、今読んでも全く違和感はない。
「講義」というとなんとなく、一方通行的な知識のやり取りというイメージがあるが、本書はその限りではない。
どちらかといえば、谷川氏がホストのような役割で河合氏の知識なり、見解を引き出しているが、谷川氏も独特な切り口で河合氏の投げるボールを返している。
夢分析、箱庭療法、母性、影、アニマ、曼荼羅、自我、死etc.
対談には、ユング心理学に独特の用語が次から次へと出てくるが、それらは単なる知識の披露や伝授の域を越え、両者のキャッチボールの中で、社会論、文化論、人間存在論といったジャンルをも包含していく。
まさに、両者のコラボレーションの賜物である。
臨床心理、カウンセリングといった言葉に興味ある人であればもちろんのこと、現代社会(特に日本社会)の抱える問題点、病巣といった事柄に問題意識のある方が読んでも、得る部分の多い一冊といえよう。





誰からも好かれようとする女たち―モナリザ・シンドローム、微笑みの心理 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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子供のころから30歳の今にいたるまで、いい子だね、やさしいね、いつも笑ってるね、といわれることに強い憤りを感じて続けていたのにも拘わらず、変えられなかった理由がこの本を読んでやっとわかりました。まさにモナリザの罠にはまっていたのです。わたしの子供のころの夢はキャリアウーマンになることでした。しかし大人になるにつれ女性の生き難さに気づき、いつのまにかその夢を見失っていました。そんなふうに女性の多くは、仕事では幸せを見付けられないと思い込み、そのかわり幸せな家庭を作りたいと思うようになります。男性は子供のころから障害や衝突は常に起こるものだから乗り越えなくてはならないと教え込まれるので、自分の希望をあっさり諦めたりはしない。でも女性は子供のころから衝突を避けるよう教え込まれるので、1度2度の努力が実らなかったためにやっぱり無理なんだと夢を諦めてしまう、とそれからはことあるごとに諦めがちになってゆくのです。私も全てに諦めがちでしたが、この本に出会い本当の自分の声を聞くことを思い出しました。早速ずっと不満だった給料を上げるよう上司に要求したところです。どうなるかわかりませんが、言ったことにとても満足しています。自分の能力に自信があるのに、踏み出すきっかけがつかめていない女性には必読の1冊です。




父と母と子、その愛憎の精神分析 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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 症例集=ケースブックではなく、フロイトを中心にした家族論の本。マニュアルよりというより、テキストよりの作り。アジャセ・コンプレックスやユリシーズ・シンドローム、未生怨(みしょうおん)などのシロウトには聞きなれない用語をわかりやすく説いてくれる。

 その生い立ちから治療の是非まで描かれているので、フロイトに興味がない向きには読むのが辛いかも。




知的複眼思考法―誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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自分で考えるということの内実や具体的な方法論について、「通常語られることのないレベル」まで踏み込んで語っている本である。この水準で議論している本を、少なくとも私は過去に読んだためしがない。その意味で「比類のない書」である。ものごとを自分で上手に考えられるようになりたいと強く願う人は必読といえる。考えに詰まったときに、手元にあるときっと助けにもなるだろう。

ただ惜しむらくは、常々参考にする本として考えたとき、やや無駄が多く、使い勝手も悪い。ぜひ「数学」や「物理」などの参考書のように、「思考」の参考書として、コンパクトに体裁を整えて、より多くの人が手に取りやすいような形で、再び世に出してほしいものだ。

(老婆心ながら……、「知的複眼思考」というネーミングのセンスはいかがなものかと思うのは私だけでしょうか?)




超心理学読本 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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「合理主義」をもって自任するはずの正統派の科学者たちが、ことが超心理学となるととうてい科学的・論理的とは言いがたい暴論を、場合によっては知的トリックに満ちた否定言説を展開し、しかもそれが受け入れられている。こうした事情を至って合理的な見地から暴き出した第7章が特に興味深いところです。「非合理への逆行」「オカルト科学」といったレッテルをことさらに貼り付けるのは、そうした論者の典型的なレトリックでしょう。あのカール・セーガンでさえ、臨死体験に関してトンデモとしか言い様がない否定的解釈を唱えた事実もあります。私自身、学生時代にある理工系の教授とこの問題について話したとき、とても科学者とは思えないような「頭ごなしの決めつけによる否定」に驚きました。そこには「理論・パラダイムに合致しない事実」は無視・否認・抹消しようとする「正統派」科学者の姿勢がある、というのが著者の主張です。至って冷静で客観的な見地から分析されていて、その議論は十分に傾聴に値します。
 確かに超常現象の「とらえにくさ」概念は逃げ口上と受け取られうる面ももっていますが、著者は検証のための具体的な解決策も示しており、決して非合理への方向を示しているわけではないことが分かります。
 超常現象が「事実」として認められるかどうかについてはまだ議論が分かれるでしょう。けれども「疑似科学」とみなされがちな超心理学の肯定側の主張を通して、科学とは何かを改めて考えさせられる―そうした意味で好著といえます。
 海外の文献では、例えばD. R. Griffin の”Parapsychology, Spirituality, and Philosophy” (1996) が、より哲学的に立ち入ったしかたでこの問題に踏み込んでいます。英語と哲学的思考に自信のある方に一読をお勧めします。





天才、生い立ちの病跡学(パトグラフィ)―甘えと不安の精神分析 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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日本人とアイデンティティ―心理療法家の着想 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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河合氏の著作は、大きく分けると論文物と、語り言葉物と、対話物に分けられるかと思う。本書は語り言葉物でとっつき易い。また話題が豊富でテーマも縦横無尽に取り上げられている。最後の「夢多き人生を生きる」では心が和む。


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