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和書 518248 (54)



ファッションの仕掛人―ブランメルからサンローランまでの23人 (1982年)
販売元: 文化出版局

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ファッションの文化社会学
販売元: せりか書房

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 日本語タイトルは、訳者である成実先生のつけた本書全体からの意訳であろう。本文は、ファッションという言葉の持つ多用なニュアンスをこれまでの分析視点の批判的レビューと社会学者フィンケルシュタインの、先行研究の切り貼りに少々の講釈を加えた衣類・身装品・スタイル等々と自己との関わりに射程をおいた文化論、といったところか。どのくらい貼り付けたかというと、本文182ページ中に脚注が、254カ所。論文というよりは著書目録。なぜこうなってしまったのか。

 第1章に、著者の用いた英語の"after"には超えでて考察する、あるいは求めて探求する、という意味をも持つとある。しかし、社会、経済、美意識の現象など(p.15)を含めた上での多岐にわたる探求は結構なのだが、著者のメッセージが不鮮明である。「どうにかこうにか」まとめ上げた一冊から、私たちは主題解読の努力をすることになる。小説のようではあるが、訳者があとがきに一つの読み解く視点を提供してくれている。
(1)近代社会におけるファッションの意味
(2)つくり上げる自己
(3)ジェンダーとファッションの関係の再考

 消費社会に関して著者の考えを探り出してみた。
 ・ファッションは主体性を何度も再構成し、アイデンティティ形成に連結する(p.115)
 ・ファッションの仕組みは欲望と主体性とを表現する記号のディスクールが与えられる(p.116)
 ・美意識に合わせた身体の再構成、衣服との一体による新しい意味と自己の形成(p.119、125)
 ・ファッション産業の民主化(p.150)
 ・欲求は分類されないが消費の原動力とみなされる(p.168)、などなど

あなたも、オオカミ少年がオオカミと暮らすうちにオオカミになる(p.168)、ということについて考えてみよう。

目次、章節。索引なし。参考文献あり。原注・訳注あり。ひもなし。




ファッションの歴史 (1977年)
販売元: PARCO出版局

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ファッションの歴史 増補新版
販売元: 鎌倉書房

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ファッション化社会史 (現代編)
販売元: ぎょうせい

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ファッション画の歴史―肌か衣か
販売元: 平凡社

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荒俣宏は今では日本を代表する博物学者である。彼の凄まじい探究心にはいつも驚かされる。本書は、そんな著者が「ファッション画」について書いた本。美しい絵とともに独特の「荒俣節」が展開される。何度読み返しても飽きない本である。




ファッション中毒 ~スタイルに溺れ、ブランドに操られるあなた
販売元: NHK出版

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この本では、ファッションに踊らされる人たちを
「ファッション・ヴィクティム(ファッションの犠牲者)」と呼び、

 ・大枚をはたいてボロを買う(わざと古びさせ、傷つけたファッション品が人気)
 ・使えない便利さを欲する(フード付きシャツのフード等)
 ・ペット・子供も自分同様に着飾らせる

というような症状が出る、と言っています。

たとえば以下は「使えない便利さを欲する」の項。

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2001年には、穿くたびに脚にごく少量のローションを塗る効果あり、
というストッキングが出て、各女性誌から絶賛を浴びた。

日本の富士紡績は、着るだけで一日のビタミンC所要量が
補給できるTシャツとレースの下着を開発した。(中略)

でも-(中略)、何かもっと
本当に役立つものを発明したらどうなんだろう?

たとえば、かぎ裂きしにくいカシミアのセーターとか。
それってそんなに大変なこと?(p.44-45)
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もう1つ、面白かったところを。

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消費主義にそれほど毒されていない国の人々は、
ちょくちょく服を変えたりはしない。(中略)

ほかのことに関しては嗜好が安定しているのに、
服の趣味だけがそんなにころころ変わるなんて
おかしくはないだろうか。

好みの異性のタイプはめったに変わらない。
食べ物の好き嫌いもあまり変わらない。
美術品や映画の好みにしたって、
生涯通じてそう変わるものではないのでは。

それなら、なぜファッションの場合だけ
そんなに移り気なのだろう?

スピード・シック現象を知るためには、
その必須要素である<トレンド> を理解することが重要だ。(p.72)
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ファッションデザイナー (やってみたいなこんなしごと)
販売元: あかね書房

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ファッションデザイナーの世界―構想から実現まで
販売元: グラフィック社

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ファッションデザイナー入門 (1967年)
販売元: 冬樹社

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