戻る

前ページ   次ページ

和書 529056 (16)



あぶない水道水―「蛇口の神話」を問う (三一新書)
販売元: 三一書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






あめりか記者修業 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






あめりか記者修業 増補改訂版 中公文庫
販売元: 中央公論新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

テレビや『ほぼ日刊イトイ新聞』ですっかりおなじみの鳥越俊太郎氏が,毎日新聞在籍時代に1年間アメリカ留学し,小さな新聞社で働いた日々を活き活きと描いた作品。

本書が書かれた時代(およそ20年前)ならば,40代といえば,多くのサラリーマンがそれなりのポストに就きつつあり,落ち着いた生活を向かえつつある時期であろう。その時期に,あえて1年間も仕事と家族を放り出して留学した当時の鳥越氏の意気込みがどんどん伝わってくる。現在の鳥越氏が,テレビで発揮しているアクティブすぎるくらいの取材力と博識は,この時代の悪戦苦闘ぶりが根底にあるのだ,と感じさせる。

アメリカでの「記者」としての様々な苦労や,英語を習得する大変さが詳述されているのに加え,様々な局面から「日本」と「!アメリカ」の比較が行われているのが面白い。ただ,本作がおよそ20年前に書かれた作品の復刻版で,現在からは時代遅れと思われるような記述も目立つのだが-著者が復刻版でそれを敢えて残していることも考えると-,その点を利用して,現代と当時の日米間関係の比較も可能である。そういう点でも非常に興味深い作品である。




「あやしいインド」にはまる本 (青春BEST文庫)
販売元: 青春出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






あらかじめ裏切られた革命 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 ある意味では時代の褪せたルポルタージュとなって出版元は品切れにしたのかも知れないが、本書を抜きにして現在のロシアを語るのは難しい。本書の最大の価値は筆者自身が体験したことしか触れていないことにある。触感と直感がきわめて優れた筆者の真骨頂である。内容は具体的で、そのため多くのテーマが真実に迫っている。あの時の混乱していたロシアで文字通り命をかけた筆者の気迫と思い入れが痛いほどに伝わってくる。骨太のルポルタージュ文学の秀作である。日本にもこのようなジャーナリストがまだ存在することを証明している作品であり、もっと評価されるべき傑作である。




ありのままの西ドイツ (異文化を知る一冊 E 97)
販売元: 三修社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ある北朝鮮兵士の告白 (新潮新書)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本書は日本の大学で教鞭をとる中国人教授が北朝鮮兵士から直接聞いた話を書き留めておいた手帳のメモを本にしたもの。このため、やや臨場感にかける場面が多いが章分けが細かくて読みやすい。
内容は、他の北朝鮮関連の内容と同様に悲惨なものであるが、特に軍隊の腐敗振りがよく分かる。軍への配給も不足しがちな北朝鮮では、民家から様々な物を盗むことで何とか乗り切っている場面が多く、イベントがあるたびに農家などへの盗難や襲撃を行う。
本書を一読すると、北朝鮮の崩壊も時間の問題かと思われるが、崩壊寸前に自棄になって奇怪な行動を採らなければいいが…とただ願うだけである。
今後、国際社会のお荷物となっている北朝鮮に対して国際社会がどういった形でソフトランディングさせるかに注目したい。




ある弁護士の生涯―布施辰治 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

布施辰治は戦前に活躍した弁護士である。
人民の味方で、正義の弁護士というイメージを強く持ちます。
共産党員を多数弁護し、そのために布施辰治も危険視され、
その結果、弁護士資格を剥奪されてしまう。

この本は二つの構成からなり、
一つは布施辰治の生涯について、もう一つは弁護士資格が剥奪される公判についてが書かれている。

両方ともとても読み応えがあり、こんなに凄まじい弁護士がいたのかと驚いてしまいました。




ある日、赤紙が来て―応召兵の見た帝国陸軍の最後 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ある華族の昭和史―上流社会の明暗を見た女の記録 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

彼女をはじめて知ったのはテレビで、某宮様のご婚礼のコメントをしていた時だった。日本にもこのようなマダムと呼べる人がいたか、と感心させられたが、それよりも冷たいまでの気高い風貌とは異なって、そのお相手のお嬢様にとても暖かいコメントをされていたのが印象的だった。マダムなどと申し上げるのも世が世なら相当失礼なことで、彼女は加賀百万石の前田のお姫様だったのである。通りで高貴な印象を与えるはずである。そしてまたその暖かいと感じたコメントも本書を読めばわかるはずで、戦争という時代が彼女をただのお姫様でなく相当な苦労や困難を通り抜けてきた一人の女性としての重みある発言だったのだ。

この「ある華族の昭和史」は私達の知りえない旧華族の日常やその中でのヒエラルキー、恋愛哲学、マナーが記されていてとても興味深い一冊だった。少々自画自賛的ではあるが、それもお姫様なのだから、と目をつぶってしまえば、今の私達にも充分使えるテクニックとテクニックを越えたもっと深い生き方がちりばめてあると思う。自伝的小説であって、仮名なのか?実在していない人物なのか?と思わせる人物も主要な人間関係の中に出てくるが、??を忘れさせる著者の文章力にとうとう夜中まで付き合わされてしまったわけである。。

中でも最後の章に登場した三島由紀夫氏との付き合い(男女関係というわけでなく)は、個人的にとても興味深いところだった。。常々氏の「肉体の学校」のヒロインは酒井美意子女史がモデルではないかと思っていたので、自分の中で想像が確信に近いものとなった。。

今では旧華族という言葉もまわりには存在しないのだが、華族という制度の功罪はともかくとして、彼女のような本当の品性のあるしかもウィットに富んだ女性がこの著書だけでなく数々の著作を我々に残してくれたのは本当にありがたいことだと思う。親子の関係が歪んでしまっていたり、ゆとりがない時代に改めて紐解いてほしい一冊だと思う


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ