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和書 529056 (99)



イベント創造の時代―自治体と市民によるアートマネージメント (丸善ライブラリー)
販売元: 丸善

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横浜で市の職員として、
生涯学習講座、演劇公演、コンサート、舞台芸術、フェスティバル、などの文化事業の企画運営に携わった著者の、経験談と、
これからの文化行政への提言の書。

私がなんでこういう本を読むかと言うと、
いずれ帰るであろう私のふるさと浜松市水窪町(人口は3000人くらい)の、町おこしのヒントになりそうなものは無いかな、などと、考えているからだ。
私が、町おこしのような活動にかかわるかどうかはわからないけれど、
自分の住む場所が少しでも魅力的で、すんでいて楽しい場所になったらいいなとは思っている。
それでなにか、私でもできるそのような内容のことは無いだろうかと、考えている。

ところで、この本の内容だけれど、
ここにあるようなことは、横浜市だからこそ成り立った内容なのだろうと思った。
ジャズとか舞台演劇なんて、わが故郷には、演奏する人も見る人も、ほんの少しくらいしかいないだろう。
否、まったくいないかも知れない。

あまり有効な税金の使い道とは思えない、水窪町における典型的箱物行政で完成した、街に不釣合いなくらい立派な文化施設では、
ときどき、私の知らない演歌歌手とかが来て歌っている。
あとは、
成人式に利用されたり、
そのくらいである。

その施設が、もっと町の人が楽しんで利用できるものになったらいいのになと思うが、
そのためには、そこでおこなわれるイベントなどのソフトの面を育成しなければならないだろう。
その必要性は、横浜でも水窪町でも変わら無いと思う。

横浜が、行政の働きかけもあって、独自の文化を育成発信できる都市に成長しその魅力を増していったように、
同じようにはできなくても、
水窪町も何かしなければならないと思う。

それは、誰のためというわけではなく、そこに住む人のためなのである。




今さらこんなこと他人には聞けない政治経済 (WANIBUNKO)
販売元: ベストセラーズ

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イラク (光文社新書)
販売元: 光文社

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筆者の考え方に同意しかねる部分もあるが、基本的に分析する筆致、伝えようとする姿勢には共感する。政治、風土、そして地元の人の暮らしを知るのに、イラクの紀行文としてよいと思う。私達は余りイラクの地元の人の暮らしについて、今回イラク戦争を着に報道されるまで余り知らなかった。イラクの人々の普通の生活が見えてくる。まずは互いを理解しようではないか。というわけで、おすすめ。




イラク―知られざる軍事大国 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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イラク 戦争と占領 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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森本敏編『イラク戦争と自衛隊派遣』は、「イラク戦争を肯定的に評価する立場から論述」(森本、5頁)した本だった。しかし、本書はむしろ全く正反対の立場から、すなわち「今回のイラク戦争は、イラク人はもちろんのこと、国際社会の多くが、その正当な理由を見出せない理不尽な戦争」(105頁)という認識を持って書かれたものである。前者だけを読んでいては全くわからない現実が、嫌というほど本書では描かれている。イラク国民の立場に立った場合に何が最も必要とされることなのか、という視点が一貫して維持されている。

『アメリカはなぜイラク攻撃をそんなに急ぐのか』(朝日文庫、2002年)の中でも、サンドラ・マッケイが、フセイン追放後のイラク国内の混乱を予測していた。本書の著者が指摘するように、言ってみれば誰でも予測できる事態だったにも関わらずなんら事前に妥当な政策は練られず、誰にでも予測できたはずの結果に今米軍は苦しめられている。現政権の政策決定過程のどこかに致命的な欠陥が存在していると見るべきだろう。




イラクからの報告―戦時下の生活と恐怖 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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 イラク戦争(2003年)が、大義無き戦争であった事は、最早、余りにも明らかである。この本は、ジャーナリストの江川紹子さんが、イラク戦争前夜のイラクを取材し、イラクに残る湾岸戦争(1991年)の傷跡と、庶民の生きる姿を取材した、立派な本である。写真を担当した森住卓氏の仕事も素晴らしい。フセイン政権下の取材には、様々な制約も有っただろうし、フセイン政権が、日本からのジャーナリストを宣伝に利用しようとしなかったとは考えにくい。従って、例えば、イラクにおける白血病の増加の状況などについて、イラクが提供した情報を鵜呑みにしてはならないし、劣化ウラン弾の物理的、化学的、医学的影響については、文献的検討を含めた厳密な科学的検証が、必要である。しかし、そうした点を考慮しても、この本は、イラク戦争前夜のイラクの現状に関する貴重な一書であると思ふ。イラクの行方を見守る中で、この本が、多くの人々に読まれ続ける事を願ってやまない。

(西岡昌紀・内科医/イラク戦争開戦から3年目の日に)





イラク高校生からのメッセージ―日本の若い世代へ (講談社文庫)
販売元: 講談社

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宝島社新書「イラク戦争と情報操作」
販売元: 宝島社

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タイトルに惹かれて買ったのだが、期待したほどではなかった。

イラク戦争は後半部分だけで、ベトナム戦争、湾岸戦争も書かれているのだが、周知の事実のことが書かれているだけで、イラク戦争に関しては陰謀説に触れることも期待していたのだが、アブグレイブ刑務所での虐待やジェシカ・リンチ救出劇の美談の虚構、フセイン像崩落の虚構なども書かれているが、これも簡潔に淡々と述べられているのみで、おもしろさに欠ける。

イラク戦争に関しては、あのフリーメイソンが絡んでいるという陰謀説もあるため、非常に個人的に興味があるのだが事実がベールを脱ぐ事はあるのだろうか。




イラク便り―復興人道支援221日の全記録 (扶桑社文庫)
販売元: 産経新聞ニュースサービス

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イラクとアメリカ (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 1959年に生まれ、イギリスで学び、初代在イラク日本大使館専門調査員となった、イラク政治を研究するアジア経済研究所主任研究員(板垣雄三の弟子)が、イラク戦争前の2002年に刊行した本。イラクは1921年オスマン帝国解体の中で生まれた国家であり、スンナ派・シーア派・クルド民族の住民を支配した。国王の急速な近代化政策への反発から、1958年には共和制革命が起こり、1968年以降、シリアに本部を持ちティクリート出身者が優位を占めるアラブ民族主義政党バアス党が政権を握った。1979年にバアス党から大統領となったのが、現実主義的政治家サダム・フセインである。彼は石油危機による収入を国民に一方的に配分すること(金利生活国家)、および親族に統括させた秘密警察組織によって、圧倒的な支配力を獲得し、親ソから親西欧への転換を図った。また彼は、イラン革命に際してイラン・イラク戦争を起こして、米国と親密になり、強大な軍事力と湾岸の守護者としての自負を獲得したが、同時に財政難に苦しんだ。この帰結が1990年のクウェイト侵攻であるが、リンケージ論など自国外に向けたイメージ操作にもかかわらず、湾岸戦争により彼の野望は挫折する。度重なる空爆にもかかわらず、経済制裁による深刻な物資不足への国際的な批判と、親イラク・ロビーの活動、米国のてこ入れする反体制運動の内部対立(被抑圧自慢競争、外部勢力依存)によって、フセインは徐々に勢力を盛り返すが、親族の対立・亡命に悩まされ、武器査察(英米諜報機関が関与)への妨害も特に米国共和党の反発を買った。著者は中東の問題が政治的に二極対立構造に還元される傾向を批判し(217〜218頁)、そうした意識構造からの脱却の必要性を説く。現代イラク政治史をめぐる複雑な状況を丁寧に整理し紹介した本であり、末尾の提言もやや抽象的であるとはいえ、問題の重要な核心を突いている。



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