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和書 529056 (141)



法における常識 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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法学のよい入門書であり古典でもある書。
法学を志すならば避けては通れないだろう。
法というものはどのように作られ、どのように運用されるべきか、そうしたことがきちんと書かれている。

確かに時代を考えると古くなっているという面もある。
また、コモン・ロー中心なので、判例の占める位置は日本と比べると大きく異なっている。
ただ、だからといって読む意味がないというのは間違っているだろう。
法の本質を知る上でも、本書を読んで学ぶところは大きいと思う。






法の精神〈上〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 翻訳は80年代後半であるが、「世界の名著」に比べて、あまりにも直訳、生硬でちょっと読みにくいが、モンテスキューだけあって非常に明晰である。
 彼の思想は英国の契約説の影響を受けていず、法の内在的、生得的思想である。その意味では伝統的な中世以来の自然法を受けつぎ、ヘーゲルにつながる系譜を担う。






法の精神〈下〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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法の精神〈中〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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法学講義 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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世論 (下) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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情報伝達から人という群はなにを動かされるか。ステレオタイプを深く掘り下げたり、民主主義の発展を見る。そして、情報・世論・ステレオタイプがある条件下どう作用していくのか。今でも古く感じない本で、最終章はすばらしい語り口で締めくくられている。




世論〈上〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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皆さんかいていますが、翻訳がとてもうまく、すいすい読めます。

内容は現在にも通じるところがあり、極めて参考になります。
というより、現在に警鐘を鳴らしているのでは、と思わされるような本です。

マスメディア関係に勤める人全員に読んでもらいたいぐらいの本です。古典名著と言われるのも納得です。
そのぐらいいい本です。オススメです。




リヴァイアサン〈1〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 ホッブズ的アメリカ対カント的ヨーロッパ、などという荒唐無稽な議論に付き合っている
暇があるのなら、とりあえずまずは『リヴァイアサン』に是非とも目を通していただきたい、
先のしょうもない図式がただの未読もしくは誤読の産物でしかないことが分かるから。
せめて未読であることを祈る、そうでなければあまりに粗末に過ぎるので。

 読む人間、読む時代に従って、さまざまな相を見せてくれる――そんな古典の尽きせぬ
底力を思い知らされる圧倒的な一冊。
 先のカントやロック、ルソーはもちろんのこと、果てはロールズやらギデンズやら
ネグリやらに至るまで、彼以降現在に至るまでのまともな政治思想・哲学の議論はすべからく
ホッブズの解釈として展開される、との表現もあながち過言ではない。
 そればかりではなく、「近代」を定式化したこの一冊は、法・権力・国家……へと
向けられた洞察を豊かに含む。このテキスト自体が市民生活の骨子として今なお息づいている
ことを思えば、それも当然か。
 一読の上でカビの生えた遺物と切り捨てる者が存在してしまうことは、なにはともあれ、
やむを得まい、しかし、その奥行きを知らぬままに、この歴史の叡智を素通りしてしまう
ことがあるとすれば、それはただただもったいないと言う他ない。

 冗長に過ぎるというならば、13章から31章まで、いや、さらに絞りをかけて13‐15章だけ
でも腰を据えて読まれたし。それはつまり、かの有名な「万人の万人に対する闘争」なる
思考実験の箇所であり、そこからホッブズは鮮やかに自然権、自然法を論じて見せる。

 絶えず「今、ここで」最新のメディアであり続けられること、それこそが古典の古典たる
所以、この書において発揮されるホッブズの凄みのひとつはその観察と思考に基づく、簡潔な
までのモデル化にある。その啓蒙は今日においてもなお有効性を保ち続ける。




リヴァイアサン〈2〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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国家とは何かを論じた古典。内容は概略以下のようになる。
 先ず、人間は生存する権利(自然法の基本)を持っている。そして自然状態では互いの闘争で死滅する。生存を可能とする社会的方法は、自身の生存を保証出来る誰か(主権)に自分が生存する権利を委ねる代わりに、主権が作る法に従う契約を結ぶことである。国家(リヴァイアサン)とは、このような契約を結んだ多数の人間と主権とが作る社会的仕組みであると論じている。因みに国家の形態は、君主制、貴族制、民主制の三つに分類されているが、前述のことは共通に成り立つ。
 読んでいる途中で次のことに気がついた。それは、(1)社会科学の古典を理解するには、当時の社会を知る必要があること、(2)古典の中に現代社会を理解するための要素が含まれていること、(3)古典の読み方は、現代が抱えている社会問題の回答を求めるのではなく、より確からしい原因と、より良さそうな方策を見つけるために、批判的に読むこと、(4)だから、何回も読むことになるということ。




倫敦!倫敦? (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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本書には、イギリスのなんとも言えない雰囲気が漂う。まるでミドルクラスのイギリス人のような、それでいて紛れもなく日本人の感性を持ったユーモアにみちて、読んでいると時間を忘れてしまう。歴史と政治への深い造詣と鋭い洞察から来る滑稽なユーモアは、まさにイギリス的。とても100年前に2ヶ月しか滞在しなかった日本人の手によるものとは思えない。


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