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和書 529056 (143)



続・ウィーン愛憎―ヨーロッパ、家族、そして私 (中公新書)
販売元: 中央公論新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

大学時代、三年ほど著者の講義にでて、よい意味でも悪い意味でも甚大な影響を受けた。もう影響を避けたいと思いしばらく読んでいなかったが、あの名著『ウィーン愛憎』の続きとあって読んでみた。

約20年前と現在(2004年)とでのウィーンの変化の描写が興味深かった。「古きよきウィーン」の格式が失われ国際都市化してきている、騒音が増している(著者は騒音反対でも有名)、人が他人を注意しなくなっている(老人に席を譲らなくてもだれも注意しない)、かつての日本への偏見はなくなってきている(向こうではいまや「ヤパノロギー(日本学)」が人気の学科なのだそうで、禅などの授業も盛況らしい。最近はウィーンの人はヨーロッパ中心主義に強く自己批判を行っているそうだ。だが著者は、ヨーロッパ中心主義ではいけないという考えをヨーロッパ外の人にも「強いて」いるのは、皮肉ながらヨーロッパ中心主義の究極の形だと正当にも指摘している)。

『ウィーン愛憎』での苦難の留学記と比較して言えば、本書は大学に職を得た著者の社会的成功後の話だから、随所に幸福感はみられる。しかしながら、家族でさえ自分に踏み込んでくることを拒む姿勢など、著者の強い個性により、家庭は崩壊に近い状態らしく、一面で不幸極まりないようだ。

過去の著書でも虚栄に満ちた母への憎しみなどを赤裸々に書いていたが、今回は家族の不和をまるで包み隠さず書いており、書かれる側としては相当不快であろう。が、これはよほどの「覚悟」がいることである。著者のこうした嘘のない姿勢が、特殊な意味での人気を保っているゆえんであろう。

しかしまあ……。「相変わらずとんでもない人である」という思いを新たにした。





ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

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本書に書かれていることは今やすっかり常識になったが、それは本書の力だろう。
だから、まだ常識になっていない人は即読むべし。
これが常識になったところから始まります。




ウェーバー支配の社会学 (有斐閣新書 D 30 古典入門)
販売元: 有斐閣

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上に立つ者の論理 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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植木枝盛―民権青年の自我表現 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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逆転の特殊作戦―日米決戦シミュレーション (WAR BOOKS)
販売元: 銀河出版

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ナチ・ドイツの特殊兵器―海・空軍編 (GINGA WAR BOOKS)
販売元: 銀河出版

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本書のタイトルには特殊兵器とあるが、特殊な兵器のみを扱ったものではなく、WWⅡ時のドイツ海・空軍で使用された兵器全般を簡易に解説した本である。内容はそれほど詳しくもなく、写真も小さいのでマニアやモデラーには不向きであろう。しかし、著者はよっぽどドイツ兵器が好きなようで当時のドイツの航空技術がいかに優れていたかを繰り返し説いており、ドイツが戦後の米ソの航空機開発へ大きな影響を与えたことが分かる好著である。姉妹書に陸軍編がある。




ナチ・ドイツの特殊兵器―陸軍編 (WAR BOOKS)
販売元: 銀河出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本書のタイトルには特殊兵器とあるが、特殊な兵器のみを扱ったものではなく、WWⅡ時のドイツ陸軍で使用された銃火器から戦車、V2ロケットまでの兵器全般を簡易に解説した本である。そのため1兵器あたりの解説は数ページとなっており、戦車や装甲車に詳しい読者には物足りない内容かもしれないが、銃身の曲がった曲射小銃や数々の歩兵用対戦車兵器など興味深いものもあった。1冊で陸上兵器の全貌を概観することが出来るという点で本書は良書といえよう。姉妹書に海・空軍編がある。




ウォール・ストリート日記―アメリカビジネスマンの昼と夜 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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フルブライト留学生としてはじめて米国を訪れ、米国を中心に活躍し、野村證券副社長まで上り詰めた作者の、ニューヨークでのビジネスマンの活動を描いたエッセーです。
日本のビジネスマンとは正反対ともいうべきニューヨークのビジネスマンの生きかたがよく出ており、私にとっては最高のビジネス本です。




ウォール・ストリートの風ーぼくはこの「戦場」が大好きき (角川文庫)
販売元: 角川書店

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著者は野村證券副社長からMIGA(多数国間投資保証機関)長官に転進、米国での生活が20年以上に及ぶビジネスマンで、後には参院議員も務めました。そんな著者がまだ野村證券に在籍し、ニューヨークのウォールストリートで活躍されていた1987年10月、ブラックマンデーが起こりました。そのブラックマンデー直後のウォールストリートの様子を現場にいた人間の眼から語ると共に、長いニューヨーク生活で感じたウォールストリートで働くビジネスマンの生態や日米の文化の違いといったものを綴ったビジネスエッセイ集ですが、著者自身の旺盛な好奇心と豊かな感受性により、興味深い日米文化論ともなっている点が特徴です。また、ウォールストリートのビジネスマンたちは何れもユニークかつタフで、仕事で疲れた時など「負けてられないなあ」と奮起させられるエッセイ集でもあります。ちなみに、文庫版の解説は村上龍氏が担当しています。


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