和書 529056 (145)
嘘は人を幸せにする―精神医学が教える人生処方箋 (21世紀ポケット)
販売元: 主婦と生活社
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内なる外国―『菊と刀』再考 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房
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まず、この本の優れている点は、「菊と刀」の持つ美点をきっちりと評価しているところだ。そして、ルース・ベネディクトが文化相対主義-つまり、各々の文化を独自に評価する-という視点から、人種と文化を粗雑に結びつけるような方法を批判していたこともきっちりと評価している。しかし、結局のところ、彼女は、超時代的な「日本」というパターン=表象を経由して、明治のイデオローグが用意したわなにはまり込んでしまった。近代の制度を、連綿と続いてきた伝統へと転化する罠に。ルース・ベネディクトが美しい『型』を抽出できたのは、それがもともと、知的に設計されたものだったからなのである。この本は、『菊と刀」に対する優れた批評であり、単に文化相対主義を批判するようなものではない。
沖縄(ウチナー)からは日本(ヤマト)が見える (知恵の森文庫)
販売元: 光文社
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全体的に軽快なフットワーク、読者を追い込まず重量感も持たせない・・所謂「さらっと良い感じ」で読める本。ただ内容は結構鋭い指摘も散在しそれが適当なスパイスの役割も果たす。一人語りに変更のため実際のところは推測するしかないが多分比嘉アナの絶妙の『カワシ』が話題の深掘リ・拡がり二つながっているのだと思う。沖縄訪問前でも勿論okであるが、沖縄訪問の直後に読めば深い味わいとなること保証します。初版から5年を経ていますが内容も色褪せしてません。
宇宙兵器―“第4の戦場”に挑む戦略システム (世界大戦文庫スペシャル)
販売元: サンケイ出版
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馬を食べる日本人 犬を食べる韓国人 (ふたばらいふ新書)
販売元: 双葉社
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類書の多い日本人と韓国人の比較論だが、「単独行動が苦手」「学歴のインフレ」「アルバイトへの抵抗感」
「韓国男性と日本女性の恋愛」「処女信仰の崩壊」「マザコン男性への荒療治としての徴兵制」「日本の焼肉
通を満足させられない本場の焼肉」など、新しい視点、女性らしい視点から韓国人をとらえていて興味深く、
一気に読み終えた。
ウマが合う人合わない人―ビジネス、恋愛に活かす「相性」の心理法則 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所
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海から見た日本の防衛―対馬海峡の戦史に学ぶ (PHP新書)
販売元: PHP研究所
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防衛大学校ではこのような内容の講義がされているのだろうか。大学のテキストのような本である。
古代の百済支援戦争、蒙古襲来、文禄・慶長の役(秀吉の朝鮮出兵)、日清戦争、日露戦争と日本の対外戦争の歴史が語られる。それは対馬海峡の制海権(と大陸側の港)をめぐる戦いであった。
著者は陸上自衛隊出身にもかかわらず、国境の外すなわち(大陸側の港の背中)での防衛戦略の重要性を語る。日本の防衛戦略からすれば上陸されたら負けと言わんばかりである。
海の汚染 (文庫クセジュ)
販売元: 白水社
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海の狩人・アトランティス (航空戦史シリーズ)
販売元: 朝日ソノラマ
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第二次大戦で通称破壊に活躍したドイツの仮装巡洋艦アトランティス号の
艦長だったローゲ氏の自伝です。
攻撃対象の商船を潜水艦とは異なり問答無用で撃沈するのではなく警告してから砲撃し
拿捕、捕虜を収容してから撃沈するのがアトランティス号と潜水艦が明確に異なる点
です。
時には欺瞞を使って敵商船に直接乗り込んで拿捕し、捕虜に対する人道的な扱いや
修理休養の為に無人島に停泊するなど、本書が日記形式ではなく読み物として書かれ
てることもあり戦記物でありながら、冒険小説的な性格も
持っているのではと思えてきます。
海上護衛や通商破壊に興味がある方にお勧めします。
(本書〜読み物間の文章はあとがきからの引用です)
海の政治学―海はだれのものか (中公新書)
販売元: 中央公論社
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海の支配権を巡る歴史を易しく解説してくれる本です。マハンのシーパワー論から200海里の経済水域問題まで、様々な海に関する事柄を取り上げています。海という恵をもたらす空間の支配権を巡る争いが人類の歴史の多くを占めているという事実に気がつかせてくれます。結局、私たちは海に還る存在なのだと思いました。
【おススメな人】最近の領海侵犯急増や「調査船」出没が気になる方
【おススメでない人】何もしなくても生活できる方
※合わせてこちらも読まれると理解がより深まると思います。
人道法国際研究所 海上武力紛争法サンレモ・マニュアル解説書
マッキンダーの地政学―デモクラシーの理想と現実