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和書 529056 (251)



激論!日本人の選択〈下〉 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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ゲリラの戦争学 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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一般の軍事学の本を読んでも、ゲリラに対する記述は少ない。しかし昨今の
戦争の多くは、ゲリラ戦を含む戦闘が行われている。そんな日本の軍事学の
盲点を学ぶのために本書は、非常に良書だと思います。

構成は(ゲリラ戦の理論を少し+ゲリラ戦の戦史を追う)×12+展望×1と
いった構成で読みやすく、戦史を学びたい方にも十分に満足がいく書になって
いると思います。

日本は専守防衛が基本ですが、正規軍(自衛隊)が負けてしまえば、ゲリラ戦
を行うしかなくなります。そんな時誰もゲリラ戦について知らなければ、一般
的な損害(この書によると、ゲリラ10人に対し敵正規軍1人)に数倍する損害
になるかもしれません。

またゲリラ戦の限界についても多く記されているので、そこも勉強になります。
ひとつ残念なのは、二次大戦で日本軍が遭遇したゲリラ(中国便衣隊など)に
ついての記述がない事です。自国の経験が活かせないのはちょっとがっかりで
すが、ここは他の書籍にあたらざるを得ないでしょう。




元気で生きるコツ (小学館文庫)
販売元: 小学館

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言語的な、余りに言語的な―現代社会とことば (明治大学公開文化講座)
販売元: 明治大学人文科学研究所

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原子爆弾―その理論と歴史 (ブルーバックス)
販売元: 講談社

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 本書は、原子爆弾の研究・開発過程をフォローすることにより、その理論的背景を、数式などを使わず平易に解説するものです。
 当時の学界をリードする一流科学者たちが、原爆の研究・開発の過程における理論的・技術的な難問を一つひとつクリアしていく様子が本書には丁寧に描かれています。原爆開発は、いわば人類の叡智を結集することによって「成功」したと言えましょう。しかしながら、その結果として広島・長崎の悲劇を生じ、数知れぬ人々の幸福が瞬時に破壊されるに至るとは、いったい何たることでしょうか。
 原子力は、造物主が定めたモノの成り立ちにヒトが敢えて手を加えることにより実現するもの。いわば「神の領域」に踏み込む現代の錬金術です。これは文明の進歩を支える「神の火」なのか、それとも人々の幸福を打ち砕く「地獄の業火」なのか、これは人類が突き付けられた重くて深刻な問題です。
 今日の社会において、既に原子力はなくてはならぬ貴重なエネルギーとしての位置を確保しており、また、安全保障面においても、国際社会の現実は核抑止からの脱却を許さないように思えます。こうした中、原子力に関する理論と本質を理解することは、今を生きる我々に課せられた責務なのかも知れません。そうした意味で、多くの方に本書の一読をおススメしたいと思います。




現象学は思考の原理である
販売元: 筑摩書房

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「現象学?何それ?」という人もおそらく読み進めることができる内容だと思う。
そもそも私自身も、現象学について初めて手に取ったのがこの本だ。

ヨーロッパ哲学史において真理とは、キリスト教のカトリック/プロテスタントに始まり、唯物論/観念論、
資本主義/社会主義など、「俺が絶対的に正しくて相手が間違っている!」と自分の主張の普遍性を信じて
疑わない者同士による信念対立の連続だった。筆者によると、それらの対立が繰り返されたとしても、結局
根本的には真理にはたどり着けない。しかし、だからといってポストモダニズムや相対主義に逃げ込み、
反=体制的な思想を標榜するというのも後ろ向きな姿勢であるし、既存の思想を乗り越える新しい力には
なりがたい。

では、筆者が「思考の原理」と呼ぶ「現象学」はそれをどうか解決するか。
フッサール現象学のキーワード「還元」とは、そのような不可避的に多数存在する世界観や真理についての
信念を絶対視する前提を一端「停止」し、個々の世界観が成立させている、知らず知らずのうちに共有して
いた条件を探求する方法なのである。絶対的な真理や普遍的な信念、というものを想定して探求するのでは
なく、まず個々の差異を容認して、その中でもそれぞれが納得できる「共通ルール」を探すということである。
その意味でこの現象学的「還元」は、本書で筆者が論じているとおり現象学者ではないけれど哲学者ハー
バマスの「コミュニケーション理性」(要するにみんなで話し合って、みんなにとっての真理を見つけようとする理性)
の概念と似ている。

これだけみると、現象学という哲学は、「みんなケンカしないで、話し合おうよ!」という成績優秀な学級委員
のような学問に見えてくる。結局そういっている本人がいいとこ持って行くという雰囲気がどうも私に学生時代
の記憶をよみがえらせる(そもそもそんな現象学を思考の「原理」と呼ぶのはどうかとは思う。原理主義って
言葉、近頃はやばい雰囲気が漂っているし・・・)。

また筆者によると、現象学的に考えればウィトゲンシュタインが提起したことで始まる「言語の謎」も謎ではなくなる。
筆者は、「言語の謎」が生まれるのは言語を一般言語表象としてとらえているからだという。例えば「すべてのクレタ
島人は嘘つきである、と一人のクレタ島人が言った」という有名なパラドクス(クレタ島人がみな嘘つきなら話している
当のクレタ島人も嘘つきになるが、そうするとすべてのクレタ島人が嘘つきであるという彼の言明も嘘ということになる)。
これも既存の言語学者は一般的な記号として言語をとらえているから引きおこされる問題であり、現象学的に言えば
考える価値のない問題なのだそうだ。

なぜそうなるのか。現象学によれば、我々は言語によってコミュニケーションを取り交わす時言葉には、もともと
込められた意味(=一般意味)以外に、話し手自身がその言葉に込めた意味(=企投的意味)が乗っかっているの
である。だから、もし「すべてのクレタ島人は嘘つきである、と一人のクレタ島人が言った」という状況があった
としても、それを読むためには一般意味以外にも、前後の文脈や相手の表情によって伝えられている企投的意味も
読み込んでいるはずである。

これらのことをまとめると、現象学から見れば「言語の謎」は、極端な話「そんなの屁理屈だし、考える価値ない
よ」と言われているようなもんである。でも本当にそんな結論を出していいんだろか・・・。

現象学について、私はこの本である程度は理解できた(つもりでいる)。
でも、だからといってこれから現象学だけを頼っていこう、とは思わないが。





原潜回廊―日本近海での米ソ秘密戦の実態 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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敢えて古典を読む気分で潜水艦ファンには是非とも手に取ってもらいたい一冊。
今のロシア海軍はメンテナンスもままならずボロボロ、アメリカ海軍ももはや
ロスアンジェルス級は老朽化し、ヴァージニア級が出だしているなど(シーウルフは高過ぎで失敗)
世の中変化はしておりますが、なかなかベース技術は変わらないのが面白い所です。
フォークランド紛争でも英原潜「コンカラー」は最新兵器を搭載していたにもかかわらず、使用
された兵器は旧式のマーク8魚雷だったことですし...

ソ連/ロシア潜水艦のピークは間違いなく冷戦時代です。
(マニアックな方にはWWIIのバルト海潜水艦隊という手もありますが...)
そのピークを学ぶのには格好の一冊!
安く古本が出ていることですし、ぜひとも。




幻想の超大国―アメリカの世紀の終わりに (講談社文庫)
販売元: 講談社

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現代アメリカの保守主義 (同時代ライブラリー)
販売元: 岩波書店

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現代アラブの社会思想―終末論とイスラーム主義 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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アラブの文献を丹念に読み解き、その民衆の思想、現在の思想を浮き彫りにした、俊英の労作。
今アラブでどのような本が読まれているのか、そしてどのような本が読まれないのか。反ユダヤの
原因はどこにあるのかを論理的に記述していく。英語の文献だけでアラブを語る論者が多い昨今、
イスラームを理解するのに必読書と言えよう。


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