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和書 529056 (341)



サラリーマンは幸福か―慶応Kゼミ24人の軌跡 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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 サラリーマンとは何か? 給料/上司/歯車/過労死/平凡/ゴルフ/背広にネクタイ/接待/出世/営業/残業/通勤/リストラ/転勤/人事・・・・・。

イメージだけが脳裏を駆けめぐる。「サラリーマン」という職業なのか?

「サラリーマン」という生き方があるのか、ないのか。山で木を切る仕事とは何が違うのか?舟に乗って魚を獲る仕事とは違うのか?飛行機を操縦するのは?宅急便を届けるのは? あれも仕事、これも仕事。いずれも生きる糧。サラリーマンと企業戦士は違う?そういうことがさっぱり分かっていない私に、ほんの少しだけ「サラリーマン人生」を垣間見せてくれるのがこの本。

慶応大学Kゼミという出発点を同じくする35才から40才までのサラリーマン24人に淡々とインタビューをしていく。なお、そこからインタビュアーの表情はうかがうことはできない。

 サラリーマン生活の中間地点に立った彼らの発話内容は悲喜交々。アブラのみなぎる額が臭ってきそうなオッサンから、スマートなジェントルマンまで十人十色。どの人生が一番幸福かなんて答えは出せないし、点数なんか付けられるわけがない。結局、読み終えても「サラリーマンって何?」の答えは見つからない。敢えて言うなら、サラリーマンという生き方からは土の匂いもしないし、潮風は頬をなでないということ。スポットライトもないし、太陽も照りつけないということ。エアコンから吹き出るヤニ臭い微風と電話の音、キーボードの音が聞こえてくる。そして待ちかまえる「老後」・・・・・。

 それにしても「サラリーマンは~気楽な稼業ときたも~んだ♪」と歌ってたら、「24時間、戦えますかっ!」って鼓舞されて、最近じゃ「リストラ・失業・不況」の代名詞になってます。世の中全部背負い込んじゃってる感じです。サラリーマンって大変みたいです。日本で一番、この言葉が似合ってるお仕事なのかも。「ご苦労様です・・・」。




サラリーマンの逆襲 悪い奴が出世する方法―上司に媚び奸智の強者となれ (ベストセラーズ・ワニの本)
販売元: ベストセラーズ

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サラーム―平和を! (プレイボーイ写真文庫)
販売元: 集英社

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日露戦争の事典 (サンレキシカシリーズ)
販売元: 三省堂

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障害者だから不幸なのか (三一新書 999)
販売元: 三一書房

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死刑の日本史―歴史を通して何がみえてくるか (三一新書)
販売元: 三一書房

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障害児とともに学ぶ―子どものこころが見えるとき (三一新書)
販売元: 三一書房

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新 共産党宣言―明日の社会像を求めて (三一新書)
販売元: 三一書房

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人権思想の源流と部落の歴史 (三一新書)
販売元: 三一書房

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人権ノート―職質・交通切符・逮捕・弁選・裁判まで (三一新書)
販売元: 三一書房

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