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和書 536082 (15)



男たちのコーヒーブレイク―少年の心を持った18人の男たち (ビー・ア・スター・ライブラリー)
販売元: 南雲堂

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男前―山本集の激闘流儀 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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男前!という感じの本です。

ヤマモト氏の生涯について鮮明に面白おかしく、時には
涙をくれる本でした。




乙女の祈り (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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この話は実際の事件をもとに書かれ、また映画化されているのだけれど、とにかく主人公の二人(ポウリーンとジュリエット)の狂気の様が描写されているので、ちょっと読み辛いのが難点・・・。しかし、驚かされるのは、その二人の少女のその後。小説を読み終わったら、解説の方にも目を通してほしい。




思い出のアンネ・フランク (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 アンネ一家を匿ったミープ・ヒースによる回顧録。隠れていたアンネも匿ったミープも決して特異な人間ではなく、こうした普通の人々が恐怖や狂気と隣り合わせの日常を過ごさねばならなかった時代と世相の異常性が立ち昇ってくるような読後感。
 ミープという女性は非常に進歩的で、おきゃんで姉御肌で溌剌とした印象を受ける。戦時下で恋を実らせ、会社を守りながら友人達を匿う彼女の闘争の記録だ。戦争が終結した後、ほぼあきらめかけていた赤ちゃんに恵まれ、ミープが母親になった場面は、運命がやっとミープに休息と安らぎを与えたかのように思えた。




面白南極料理人 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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西村氏の一冊目の著書。僕は最新刊からここまでさかのぼって読んできた。
南極のしかも昭和基地でなく、その出張所のようなドーム基地で一年間。男9人での合宿生活。
その食事を支え続けた西村氏の料理と、男達の日々の生活を切り取ったエッセイ。一話、一話がそんなに長くないので、どんどん読み進められて、なかなか楽しい読書が可能。
人間の物質のないところでの創意工夫とか、ちいさなコミュニティを健全に運営していく方法とか、物事を前向きにとらえたり、適当に流して生きていく大人の知恵とか。
いろいろ考えさせられた本でもあった。最後の解説もとてもよい文章だったので、ぜひそこまで読んで欲しい。
星がみっつなのは、まあ自分は読み返しはしないかなと思ったから。
楽しい読書を求めている人には、勧められる本です。




オラドゥール 大虐殺の謎 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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 第二次世界大戦末期、ナチスドイツの親衛隊によりフランスのリモージュにほど近い小さな村、オラドゥールにもたらされた悲劇。この凄惨で不可解な事件について書かれた本は種々あるようだが(洋書)、「腑に落ちる」点では小説としても、ノンフィクションとしても読みごたえのある1冊だと思う。多くの証言は、その出所が明らかにされておらず、客観的にこの本の信頼性が証明されることはないだろう。しかし、情報の整合性から、信ぴょう性は十分に感じられると思う。
 作者は、この歴史のなぞを解くキーパーソンに偶然出会ってしまったイギリス人金融家だ。ナチスの金塊疑惑、アルザスという仏独国境地域問題など、当事者であるフランス人にはデリケートすぎる問題をこのように書き切れたのは、彼が外国人であり、門外漢だったからだろうか。




檻の中の詩―ノンフィクション・布川事件 (双葉文庫)
販売元: 双葉社

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オリジナル・サイコ―異常殺人者エド・ゲインの素顔 (ハヤカワ文庫NF)
販売元: 早川書房

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猟奇殺人業界の超大物にして、世界中に恐怖と衝撃を与えた小男、通称エド・ゲイン。

とにもかくにも、とんでもない輩である。

 古きよきアメリカの、そのちっぽけな田舎町。そのまた隅っこに、うすのろだけど気のイイ小男が住んでいた。愛称エディーは人畜無害を絵に描いたような男。そこは全く何も起きようがない世界、、、だったはず・・・・ところがギッチョン、事実は小説よりも奇なり。その,
全く長閑な風景は、いざ踏み込めば恐怖と狂気の宴があった。そんな具合である。

 ところで、ゲインの殺人は2件しか立件されていない。たった2件である。(※ほぼ確実に実兄を殺している他、このような田舎で起きた過去の行方不明者も、おそらくヤツがやっているであろうと推定されている。)では何がそんなにヤバイのか?
 
 家から出てきたものを並べれば言葉は不要であろうが、その狂気のリサイクル品を紹介したらレビュー消されたので止めておく。

 ひとまず、墓場から掘り起こしてきた死体と自分で殺した女性2体・・・実に15〜40体分、、というか鼻が余ってしまったり、人数がいまいち把握できていないのだが・・・ヤツの家にあったものは凄いんだ。

 さて、このエド・ゲイン…紹介記事や文献は、佃煮にするほど存在する。それほど強烈だったわけだが、ご多分に漏れず真実と逸話と憶測が融合してしまい、本当はどうなのか、という問題が曖昧になっていることもまた、事実である。
 ならば、神話的存在エド・ゲインではなく、本当のエド・ゲインはどうなのか?を知りたいではないか。そう、そんな目的で地道な調査を行い、真実の姿を追ったドキュメント、それも最良のものが本書なのである。

 つまり『サイコ』『悪魔のいけにえ』『羊たちの沈黙』のモデルとなった「エド・ゲイン」というよりも、Edward Gein ことエディー・ギーンとしての「エド・ゲイン」がここにある。何が本当で、何がウソか、何が事実ではなく、どこまでがウワサに過ぎないものなのか、それらを追う地道な調査にはほとほと頭が下がる。

 それと特筆すべきは、この本は暗くない。怖くない。キモくない。
 
 エド・ゲインはやはりエド・ゲインのイメージそのものだったことが判るが、それでもなお、事実のエディーに接するとき、怪物ではなく狂った人間であることが判るのだった。

 まぎれもなく名著である。




御直披―レイプ被害者が闘った、勇気の記録 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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神奈川県警の婦人警察官と連続レイプ事件被害者の26歳OL(仮名・松井佳恵さん)との真摯な手紙の交換を記録したもの。

松井さんの内省的で熟慮された思考、繊細でよく練り上げられた美しい文章が胸を打つ。犯人に対する恨みや憎しみを超えて、性犯罪被害に遭って苦しむ自分自身の内奥を見つめて、いったい性とはなんだろうか、というところまで掘り下げていることに驚嘆させられる。

「男なんて所詮、性欲のかたまり」と男性を蔑視するのはたやすいが、彼女はそうは考えない。「愛を伴った行為が神聖なのとは逆に、愛のない暴力的な性には、常に怒りとともに羞恥が伴う」とか「性というのは、愛と一番近い場所にあります」とかの記述から、性と愛は一体不可分で神聖なもの、という彼女の気高い人間観が伝わってくる。

本が出てから10年近く経つ。30代後半になった松井さんは、きっと幸せな結婚をして、温かい家庭を築いているだろうと自然に思える1冊だ。




女たちのピョンヤン―「よど号」グループの妻たち (三一新書 (1104))
販売元: 三一書房

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