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和書 536082 (16)



オーパ、オーパ!!〈モンゴル・中国篇・スリランカ篇〉 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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  「怪獣」を釣りに行くという設定は、わくわくさせてくれるけれど、このシリーズの最初の「ごく自然な」感覚は失われて、やや、奇をてらったという感想を持ちます。
 もともと、「非日常」の設定であることは理解していますが、残念ながら、この本は、「原典」オーパの志を無にしたのではないかと思われます。

 苦渋の決断として、☆2個減点させていただきます。






会社を辞めて成功した男たち (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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会社逃亡 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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本書が文庫化されたのは、1991年。この後、膨らんだ泡沫経済は完全に崩壊し、阪神大震災、オウム真理教事件が勃発する。ソ連崩壊の年でもあったな。
尾崎放哉同様、主人公は会社を逃亡する。退職時、上司から「退職届」ではなく、「退職願」を出せと問われる。私小説ならぬ「私ノンフィクション」であり、その経緯は迫真である。吉村昭の尾崎放哉伝『海も暮れきる』に通じるどうしようもない哀しさと、その一方でロマン的な甘さも看取出来るが、その後、会社という資本主義の組織は「追い出し」を事とするようになってしまった。逃亡する権利など言わずもがな、90年代は放り出すことを経営上のメリットして、再構築などという人切りを始めたのだ。本書『会社逃亡』が絶版となる所以でもあろうが、吉村前著、藤沢周平の必敗の武士たちを描いた『孤月剣』ものと同様の「生きることは負けること」という視線があって決して捨て置かれるべき書物ではないと信じる。




回想 沈黙の団塊世代へ
販売元: 筑摩書房

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『沈黙の艦隊』ファンだったので、執筆当時の裏話などがあるかと期待したのですが、純粋にかわぐち氏の半生記です。
団塊Jrにとって親である団塊世代は、社会に対し何がそんなに不満だったのか理解しかねる人たちでもあります。ひとつには団塊の親たちが戦争世代であり、本書でかわぐち氏は「父親が戦場で人を殺したかもしれない。その上に自分の生があることに直面するのが怖くて、それを聞くことから逃げてきた」と述べます。子は親が関わった戦争を直視せず、悲惨な記憶となった戦争に繋がる親の世代の価値観を否定する。これがあの学園紛争に連なると言われれば少しは納得できる気がします。
幼い頃を過ごした瀬戸内の島での暮らし、青春時代に夢中になった映画や音楽。同世代の方は懐かしく感じる内容でしょう。




過去と未来の国々―中国と東欧 (同時代ライブラリー58)
販売元: 岩波書店

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カザノヴァ回想録〈第2巻〉恋と賭博の修業 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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霞が関が震えた日 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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風の男 白洲次郎 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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本書は白洲次郎の夫人である白洲正子さんの要望により書かれた本であるため、白洲正子さんのコメントが多く、他の本よりも素顔の白洲次郎に近いもののように感じました。
関係者に対してもよく取材されており、当時の様子というのが伝わってきます。
読んでいて、リアリティを感じるものでした。
特に第一章の辰巳栄一氏との関わりの部分は非常に興味深く読めました。
内容としては多少時系列でないところもあり、ある程度の歴史的背景を知った上で呼んだ方がいいと思います。




風の骨 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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神谷美恵子日記 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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「切れば血の出るような文章」を目指した著者の、自省緑とも言える日記を拝読することには、正直抵抗があった。
尊敬する著者の意に反するのではないか。
著者が産み出し、磨いた結晶だけを読んでいればいいのではないか。

しかし恐る恐るページをめくり… 読了してみれば、本はアンダーラインだらけに!

神谷美恵子氏の著書の思想を、自分のフィルターで曇らせないために、また膨大な書評や伝記の臭いにごまかされないために、読んでおいて本当によかった…。

マルクス・アウレリウスの『自省緑』のごとく、気高く透明な思索の断片や、著者の心の風景も、私の心に深く焼き付いた。


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