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和書 536082 (34)



深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

旅にも幼年期、青年期、壮年期、老年期とあり、この巻では壮年期にあたる部分を描いている
確かにエネルギッシュに前へ、前へというよりは、何か心の隙間を埋めるように、それを
求めて前へ進んでいる印象を受けました。

個人的にはトルコ編はほのぼのとしていていいなぁ〜と思います。香港のスターフェリーも
いいですが、こちらのアジアとヨーロッパを往復するフェリーは本当に羨ましいなと、、、
朝起きて、朝食を食べ、散歩してから食料を買いフェリーで風に吹かれぼーっとして、また
帰ってくる、たったそれだけの事がものすごく贅沢に思えてくる。

ギリシャ編では、スパルタの廃墟で出会った老人の件が感慨深いですね。年をとって好奇心
が磨耗しても人とだけは関わりたいというのがやっぱり素直な所なんだろうなぁ、、、
散歩してたらいきなりバースデーパーティーに誘われる件も、読んでて癒されます。やっぱ
人と人との繋がりはいいなと。

地中海からの手紙の章では、今までの旅の事をなかば自棄になって顧みてたりしますが、ほ
んと人生の壮年期と同じですよね(笑)。

最後にいったい何を得るのか、次の巻が楽しみです。




深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

スペインのマドリードで昼は市を、夜は居酒屋をうろつく中で沢木さんは段々、無の感情に
蝕まれていきます。そこで懊悩してる時に、思い出したのがタイで会った夫妻に言われたこの
言葉で、そこに答えを見つけようとする、、、僕はこの深夜特急を最初から読んで、ずーっと
思っていたが、この人は何でこんなに真面目、いや誠実なんだろうと。。表面的な無鉄砲な
ユニークさはあるが、内面は誠実そのもの、常識人だし、大人びてるし、保守的だし、確かに
育った世代もあるかもしれないが、この人は誠実そのものだと思う。
そう考えて振り返ると、深夜特急が何故こんなに面白いと思ったとき、この内面の深さは
結構あるんじゃないかなぁとね。普通(普通の26才、まぁまだ青年だよ)の人にだったら
きっと、もっと表面的、センス的な所、フィーリング的な所が大事だろうし、もしくはもっと
単純か、逆に理屈っぽいかのどっちかだろう。つまり沢木さんが見たその国や街、あるいは
市場や広場、とりわけ人々への内面へ内面への観察力や、もしくはそれが一番大事とする
精神があるからこの本は面白いんだろう。
そしてそうゆう人柄が行き着く先々で縁を作るんじゃないかとね。

だから結局、このいつでも誠実に考え抜いてる人が出した結論が最後、あのような結論じゃ
ないのかな。多分、旅に終わりはないなんてキザな発想じゃなく、そこに道があれば、
考える事、悩むことはいくらでも増えるし、否応なしに対応しなきゃいけない事柄がいくら
でも出てくるその過程、その過程を楽しむもんなんだろう旅も人生も。

それにしても途中からは自分も旅をしてるような気分になってましたよ(笑)。贅沢な時間
でした。






事実の読み方 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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正義と悪に分けたがる今生の風潮。しかし、それが本当に正しいのだろうか。疑問には、冷徹な目で真実を見極め、踊らされない視点をはぐくむ必要がある。  それを、今は過去になってしまった社会問題を題に書く、柳田エッセイの傑作。




自閉症だったわたしへ (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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●専門家にとってさえ実態をつかむのが困難な「自閉症」。ドナによる子供時代から現在にわたる「戦い」の歴史である本書により、その世界を「少しだけ」垣間見ることができる。
・魔法の世界と「世の中と」 ・キャロル ・学校 ・友達 ・あべこべの世界
・十二歳 ・迷子 ・ウィリーの葬式 ・ダッフルコート、ピアノ、レポート
・独立 ・引越しばかりの人生 ・メアリー ・復学 ・過去の亡霊
・触れ合い ・闘争と逃走 ・海へ ・旅 ・再び、海へ ・最後の戦い
・本当の居場所
●決して明るく希望のもてる内容ではないが、関係者にとっても非常に貴重な本であることに間違いない。




自閉症だったわたしへ〈3〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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この物語に書かれているドナの葛藤のいくつかは、
実は自閉症者特有のものではなくて、
わたしたちの葛藤と相似形なものだと思う。
ただ、自閉症のひとたちはわたしたちよりも世界を純粋に捉えすぎている。
わたしたちとの違いはそれだけのことなのかも。

まるで音楽のような文体で幻想的な雰囲気のこの物語は、
おそらく著者である彼女の目からみた世界そのものだ。
次はぜひ、原書で読んでみたいと思う。




象と逃げた男 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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退屈な迷宮―「北朝鮮」とは何だったのか (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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タニア18歳 世界一周―890日の青春航海記 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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大統領たちが恐れた男―FBI長官フーヴァーの秘密の生涯〈上〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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大統領たちが恐れた男―FBI長官フーヴァーの秘密の生涯〈下〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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