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和書 536082 (44)



七つの海を越えて―史上最年少ヨット単独無寄港世界一周 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

名前とヨットで世界一周最年少記録を打ち出したという実績だけは知っていたが、実際にどういう奇跡を辿って、どういう経緯でヨットでの世界一周を成し遂げようとしたかまでの詳細、また本人がどういう人間であるかについては、本書と冒険家である野口健との対談集を手にするまで分からなかった。
本書を手にして、彼を取り巻く人間関係、師匠多田雄幸との出会いから始まって、ヨット世界一周お成し遂げるまでのスポンサー探しに苦労したことが分かる。
肝心の世界一周についての記述が少なく(基本的には、毎日の何もない海の上を走行するだけだから仕方ないのかもしれないが)、もう少しただ事実を述べることに終わるだけでなく、冒険の中身を描いて欲しかった。
正直、読んでいて退屈させられる部分があり、流し読みしてしまった場面も多々あった。
自身も著書の中で筆上手でないと認めていることもあり、しょうがないことなのかもしれないが。





冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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報道番組を事実のように観るのは愚かだ。
それは悲劇のほんの一場面を切り取っているに過ぎない。
ジム・ロジャーズのように世界中を旅して
自分の目で物事を見てみないことには本当のことはわからない。
とはいえ実際に世界各地を旅する資金も自由もない私に、
この本は世界の国々の一端を興味深いものとして伝えてくれた。




日本国の研究 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 かつて、小室直樹氏は、ソ連崩壊を予言したその著書『ソビエト帝国の崩壊』の中で「ソ連軍は、巨大な国鉄である。」と書いた。ソ連軍は効率が悪い親方共産党の組織で、その実力は意外に低く、破綻寸前の組織だと言ふ意味である。
 小室氏のこの言葉の裏を返せば、日本の国鉄は、ソ連軍の様な物だったと言ふ事である。では、道路公団はどうか?猪木氏は、本書の中で、日本道路公団が国鉄と同様の末路を辿るのではないかと危惧して居る。−−日本は、ソ連と同じ運命を辿らないだろうか?

(西岡昌紀・内科医)




金属バット殺人事件 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)
販売元: 双葉社

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日本の陰謀―ハワイオアフ島大ストライキの光と影 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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日本人ごっこ (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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作者は現地に赴いてずいぶんリサーチされたのだと思います。その調べつくしてきたことを「もったいないから全部載せちゃえ」みたいな感じで、ただただ詰め込んでできたのが、この本のように思われます。小説として読むべきなのか、リサーチ論文の類として受け止めるべきなのか、戸惑いました。見たことを見たままに書いただけ、という感じで、イマイチ文章に読者を引き込む力がないように思われます。

また、内容があまりにも多岐に渡っているために(その割には同じような内容の繰り返しだったりもして)、何がこの本のメイントピックだったのかを忘れてしまいがちです。辛らつな感想で申し訳ないのですが、正直つまらなかった。

ただ、タイの人たちの現実はよく伝わってきました。

あと一ひねり、欲しかったです。




ニューヨークで夢がかなう (扶桑社文庫)
販売元: 扶桑社

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ハワード・ヒューズ (ハヤカワ文庫NF)
販売元: 早川書房

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 コッポラの「タッカー」、「ジパング」(かわぐちかいじ)第13巻とか、いろいろなところで、ハワード・ヒューズは登場しますが、実際どういう人物かはよく知りませんでした。 
 本書は、1966年にジョン・キーツが書いた本の和訳である。ヒューズは1976年に没しているので、その間に付いての記載はない。死亡したのは、1976年4月で、遺産は、宇宙開発研究と医学研究に寄付されるという点は、付注の「ハワード・ヒューズ略伝」を読んではじめて分かる。

 「アビエイター」の原書かという点については、「後書き」では、エピソードの多くは公知であるので、直接の原書とはいえないとしている。確かに映画を見てみても、この本を下敷きにしていない部分の方が多いという印象である。特に巨大飛行機「ヘラクレス」を飛ばすことが彼の夢であったというような話とか白熱の法廷シーンといったものは、本書には一切出てこない。

 読後の印象であるが、とにかく読みにくい本である。
 知りたい点は、なぜ、ハワード・ヒューズが巨万の富を築いたか、なぜかくも神格化されているのかという点であったが、取りあえず答えは書いてある。
 ハワード・ヒューズは、実は親が大成功したヒューズ工作機械の創設者であったため、巨万の富を引き継いだ上、ディートリッヒという有能な経営者がさらに発展させたことによるものであることが示される。TWAについても、有能な経営者に恵まれたようだ。
 また、神格化された理由は、異常なまでに、私生活をオープンにしていない、というか、そもそもゴルゴ13のように、コンタクト方法は明らかにされているが、彼から電話がかかってくるかどうかも分からないというような状況が何十年も続いたことによるものである。
 あと、映画産業との関わりが随分出てくるが、正直、彼の映像を見ようにも「アビエイター」で一部を見たに過ぎず、彼の功績についてはイマイチよく分からないということだろうか。 




真夜中のサヴァナ―楽園に棲む妖しい人びと (ハヤカワ文庫NF)
販売元: 早川書房

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映画を見てがっかりされた方はぜひこの本を買ってほしい。なぜならいくつか映画とは違う点があるからです。映画では主人公が中心に描かれていますが、本のなかではあくまで第三者として描かれています。また映画では描かれていない奇妙な登場人物のエピソードや殺人事件の真相が深く描かれています。この本の醍醐味は何といっても奇妙な登場人物の説明でしょう映画では変なオカマしかとりあげられませんでしたが、この中では奇妙な人物達が何故そのような事をするのか、またなんでそのような行動をとるのか、といったことが事細かに描かれていますし、犯人の真相も映画より複雑な物になっています。ぜひ興味のある方は熟読してみてください。




マリス博士の奇想天外な人生 (ハヤカワ文庫 NF)
販売元: 早川書房

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訳者の「生物と無生物のあいだ」から、マリス博士を知り、この本に流れ着いた。
予想どおり、訳がとてもよくて、美しくは無いが実直な感じの日本語で、とても読みやすい。訳者自身が生物学の学者なのが良いほうに出ている。難解さが、ほぼ無い。
このマリス博士自身が、PCRでノーベル賞を取っているのにも関わらず、非常にエキセントリックでチャーミングな人なようだ。それがこの本を読むと、とてもよく表れている。
この本は本当に面白い。別にDNAとか、生物学に興味がなくても一気読みできる内容だと思う。
マリス博士の、裏づけのない既成事実を疑う姿勢や、それを笑い飛ばすセンスには学ぶべきところが多かった。
生物と無生物のあいだからたどり着いた人も、ぜひ読んでみて欲しい。裏切られないし、PCRへの理解も深まります。


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