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和書 538546 (37)



すぐわかる作家別ルネサンスの美術
販売元: 東京美術

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 この本はルネサンスの絵画・彫刻・建築を紹介した本で、専門用語が殆ど無く、平易かつ詳細に書かれているので、ルネサンス美術の入門書に最適なのではないでしょうか。後ろにルネサンス用語集が有り、本文でよく分からない用語が出てきても、これさえ読めばすっきり解消出来るのではないでしょうか。ルネサンスの歴史やキリスト教に全然詳しくないので、「ルネサンス」と言われてもピンとこなかったのですが、この本を読んでルネサンスに親近感を持ちました。特に建築が素晴らしいです。この本の一番の読みどころは、ルネサンス美術を生んだ名所を紹介した『ルネサンス美術散歩』です。




すぐわかる日本の国宝の見かた―絵画・書、彫刻、工芸
販売元: 東京美術

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前書きにある
「国宝だから素晴らしいに違いないという前提のもとに人は集まるが、大切なことは、何が素晴らしいかではないだろうか」
という、この点が本書のコンセプトになっている。

国宝を【絵画・書】【彫刻】【工芸】の3ジャンルに分けて掲載。
見開き2ページで国宝一つを紹介。
そのなかで、「国宝を見るポイント」3点を柱として文章を成している。
さらにミニコラムや、「○○の秘密」としてその作品の何が素晴らしいのかをわかりやすく説明している。
と、内容はこんな感じである

ところで、本書には決定的な弱点がある。
例えば「すぐわかる水墨画の見かた」は全ての作品が水墨画という同一様式のため、次々異なる作品が出ても比較対照になった。
しかし本書の場合、【絵画】の中でも”仏画・屏風絵・絵巻”というように異なる様式の国宝が紹介されているので、比較対照にならない。(もしくは、なりづらい)
つまり、統一感に欠けるので全体的に”わかった”感じが低い。

さらに残念なのは、1000件以上ある国宝うちの、わずか72件のみの収録ということだ。
たった見開き2ページで紹介というのも、なんとも中途半端感は否めず、物足りない。
せめて、それぞれのジャンルで一冊づつ出すべきだったのではないかと思う。

ただ、私にとって見る機会のなかった【工芸】(茶器)などの作品を知ることもできたのは良かった。
この点はジャンルを越えて収録した本書のいいところである。
また、オールカラーなので写真が美しい。(特に【彫刻】【工芸】)

本書は非常に丁寧に作られているのは確かだ。
同じ時代に製作された違うジャンルの国宝を見比べたり、年代順に追っていくことができるのは面白いと思う。
肩肘を張らずに読める、簡易な国宝カタログとして手元に置いておくのが一番良い。

(オールカラー・136ページ)




すぐわかる日本の絵画
販売元: 東京美術

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すぐわかる日本の美術―絵画・仏像・やきもの&暮らしと美術
販売元: 東京美術

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多岐のジャンルにわたる日本美術を体系的に整理し、初心者でも分かるような平易な解説と豊富な図版を掲載した良書だと思いました。
欲を言えばもう少しカラーページが多いとよく分かったのにと思える作品もありましたので・・・。
出来るだけ簡略化し、小異を捨て大同につく編集方針は間違いではないと思いました。

個々の著実においてはもう少し詳しく書いて欲しいものや落ちている作品も散見しましたが、これだけのページ数で収めるのには無理があります。
日本美術入門書としては有用な書籍だと言えましょう。

美術史を俯瞰するのには幅広いジャンルと時代に精通した執筆人が必要になります。特に個別細分化される一方の美術史学会においてそれだけの専門家を執筆に迎えるのは難しいですね。
個々のテーマについて見開きで記す現行の編集方針が一番妥当なのではないでしょうか。




すぐわかる東洋の美術―絵画・仏像・やきもの&アジアの暮らしと美術
販売元: 東京美術

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すぐわかる正倉院の美術―見方と歴史
販売元: 東京美術

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すぐわかる琳派の美術
販売元: 東京美術

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最近の美術史の捉え方として「琳派」という範疇が一般化されています。実際、狩野派のように組織だって伝承されたものではないのですが、そのイメージするところを分かりやすく包括している概念なのです。個人的には、それぞれの絵師や陶工の個性の集合体としてとらえていますが。
その素晴らしい作品群を俯瞰して眺めることができる本書の価値は高いと思います。

章立ては、「琳派の登場−俵屋宗達とその周辺−」、「琳派の確立−尾形光琳とその周辺−」、「琳派の発見−酒井抱一とその周辺−」、「琳派の伝統と再生−近現代の琳派風作品−」となっています。

俵屋宗達が養源院の杉戸絵に描いた大胆な「唐獅子」や「白象図」は、「風神雷神図屏風」に共通する奔放さがありますし、本阿弥光悦の「舟橋蒔絵硯箱」の独創性は現代の意匠工芸につながる斬新さに満ち溢れています。尾形光琳の「紅白梅図屏風」「燕子花図屏風」「八橋蒔絵硯箱」の美しさや、弟の乾山による一連の乾山焼の見事なフォルムもまた本書で確認できます。野々村仁清の「色絵金銀菱文重茶碗」のモダンさは筆舌に尽くしがたいですが、仁清・乾山という時代順での掲載の方がしっくりとくるのですが・・・。

酒井抱一の「四季草花蒔絵茶箱」、鈴木其一の「水辺鵞鳥図屏風」、近代の琳派を代表する神坂雪佳「百々世草」という流れはまさしく琳派の本流でしょうが、下村観山や横山大観を本書に収録するとなると少し範疇が広がりすぎるきらいがあります。
美術史の流れを把握しているわけではありませんが、琳派というジャンルの確立には、ある程度コアな部分の特徴を強調するほうが分かりやすかったようにも思いました。




すぐわかる画家別幻想美術の見かた
販売元: 東京美術

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 「幻想美術」と一言で言っても、歴史画や宗教画などのスケールが壮大なものから、夢や無意識などを扱った個人的なものまで、色々有るんですね。

 幻想美術の入門書にしては平易且つ詳細に書かれているのは良いのですが、「ルネサンス」「ロマン主義」「ラファエル前派」「象徴主義」「分離派」「シュルレアリスム」と言葉で言われただけじゃ理解出来ません。各流派の思想・成立・画風の詳しい説明が欲しかったです。




すぐわかる画家別西洋絵画の見かた
販売元: 東京美術

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 東京美術の『すぐわかる』シリーズは、解説は適切で詳細で、平易な文章なので、初心者の私にも分かり易くとても勉強になります。しかし、今回の『すぐわかる 画家別 西洋絵画の見かた』は、特定のジャンルや時代ではなく、ルネサンスのジオットからポップアートのウォーホルまでの西洋絵画の流れを53人の画家だけで纏めるのは無理が有ります。人選も偏っていると思う。(サルバドール・ダリが抜けているのは何故?)




すぐわかる絵巻の見かた
販売元: 東京美術

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タイトルはいかにも日本美術入門編!!って感じの本ですが、各絵巻の所蔵先住所や絵巻関連年表、ちょっとした用語解説が巻末についていたりして、意外に(って言ったら失礼かな?)使える本です(^-^;)。解説も丁寧だし、全体の流れを把握したり、ぱぱっと調べものをしたい時にはとても便利。

ただ、有名な絵巻意外は図版が1カットしかないのがちょっと残念かなぁ…。


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