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和書 538546 (103)



印象派〈第2〉 (1961年)
販売元: みすず書房

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印象派絵画と文豪たち
販売元: 作品社

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フランスで印象派の新風が吹きだした十九世紀末は、画家と文学者が恋愛のように「出会いと別れ」を繰り広げた時代でもあった。

本書には、その恋愛時代にゴーチエやマラルメら二十三名の文学者が残した文章が収められている。これらは印象派を嫌悪するにしろ賛美するにしろ、単なる印象派論を超えた芸術論であり、もっと言うならば、「おのれの信じる美学の表明」となっている。

トルストイは印象派を理解できなかったが(ベートーヴェンのクロイツェル・ソナタを嫌悪したのと同じように)、それは彼の美学を貫いたにすぎない。ターナーを世に認めさせたラスキンは一方でホイッスラーをこき下ろしたけれど、ラスキンもまた自らの美学の信奉者であり、トルストイ同様、それに値する美学の持ち主だった。という具合に本書からは美学が生きていた時代の熱さが伝わってくる。

なぜかモーパッサンとマルセル・プルーストという大文豪の文章が避けられているものの、そのかわりにジョージ・ムアの(多少センチメンタルな)自伝やベルギーの詩人ヴェラーレンとキューバの詩人マルティの新鮮な評論、ウルグアイの詩人ラフォルグによる力のこもった分析が取り上げられている。

幸い日本では印象派を見る機会が多い。本書を読んでからマネやピサロらの前に立つと、また違った輝きを放つに違いない。

ところで、芸術と公衆(大衆)について触れたヴォードレールの文章は、『群衆の中の芸術家』(阿部良雄著/ちくま学芸文庫)を思いださせた。しばしば言及されているホイッスラーや日本美術の影響については、本書とほぼ同時期に出版された『唯美主義とジャパニズム』(谷田博幸著/名古屋大学出版会)が読み応えがある。

蛇足ながら、現代では(学問としての美学はともかく)真の意味での美学がどこかに置き忘れられているのではないか。本書を読んだ後に少し寂しさを覚えた。





印象派全史―1863‐今日まで 巨匠たちの素顔と作品
販売元: 日本経済新聞社

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印象派とその時代―モネからセザンヌへ
販売元: 美術出版社

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印象派の画家たち (絵とき美術館)
販売元: 講談社

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日本人好みのやさしい色合いで印象派の絵画が多数載せてあります。
見ているだけでも素敵ですが、知れれざる印象派の世界を発見できる一冊です




印象派の庭と花
販売元: 日本経済新聞社

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モネのジヴェルニーの庭の写真と絵画が対比して並べられており、彼の美意識がそのままに庭に注ぎ込まれたことがわかります。隣り合う植物の葉の色彩の美しさ。庭の植栽図も載っているのでガーデナーにもお勧めです。ルノアールやセザンヌなどの巨匠の絵画の色使いがそのまま庭つくりに息づいています。美しいグラデーションや補色を使った庭の色彩には、目を奪われるばかりです。ぜひ一度手にとってほしい一冊です。




印象派の人びと―ジュリー・マネの日記
販売元: 中央公論社

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2004年1月27日から、上野・東京都美術館で開催されるパリ・マルモッタン美術館展の主要テーマである「ルアールコレクション」は、この本の原著者ジュリー・マネの末裔が営々と守ってきたコレクションが公開されるものである。原著者の母である女流印象派画家、ベルト・モリゾと印象派サークルとの交流や、モリゾの創作の秘密を知る上でも貴重なものだ。

邦訳刊行後年月が経過しているが、今回の展覧会に際し、出版元切れとなっていない様子なので、是非この機会に一読を強く薦めたい。




印象派の冒険
販売元: 講談社

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印象派の魅力―THE GREAT HISTORY OF ART (The great history of art)
販売元: 同朋舎出版

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印象派の歴史
販売元: 角川学芸出版

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西洋美術史に関する著作は数々あれど、印象派にのみスポットを当てた本著は大変貴重なものです。
第1章1855ー1859年 パリ万国博覧会とフランス美術の展望について
第2章以下年代順に印象派の主要な出来事及びそれにまつわる画家たちの動向等の記載が充実しています。
判が大きいのと、画像が白黒なのが残念ではありますが、
それを差し引いても充分納得の出来る1冊です。


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