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和書 538546 (182)



クレー (1959年) (現代美術〈第7〉)
販売元: みすず書房

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黒の画家フランシスコ・ゴヤ
販売元: 青土社

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フランシスコ・ゴヤの評伝、といってもかなり異色なもの。本書が際だっているのは著者のアプローチ。いわゆる客観的な評伝のスタイルを遙かに逸脱し、自分自身の実存の問題を投げ込みつつ、ゴヤの経験したであろう苦悩、歓び、悲哀を追体験しようとするその肉薄ぶり。著者が画集を通じてゴヤという画家に出会うのは、まだ幼い頃。そして画家であった著者の母親と、著者との、母と娘の間に横たわる秘められた緊張関係が通奏低音となっている。だから本書の叙述は、ゴヤの生涯をたどりながらも、繰り返し、しかもしばしば唐突に、著者の個人的な記憶や、内面世界へとリンクしていく。そして著者の関心は、専らゴヤの後半生、つまり聴覚が喪われ、病、戦争、孤独と悲惨な運命に翻弄され、実存的な苦悩の中を這いずり回るゴヤの姿に集中する。「黒の画家」とは、音の無い世界に身を潜める、沈黙の画家であり、読者は著者とともにこの沈黙の黒い世界の闇を、皮膚感覚に近い感じで感じ取ることができる。本書はだから、評伝というよりは、良い意味での創造。圧倒的な力を持った一つの個性的な作品である。翻訳は、ペダンティックな感じもあるが格調もあり、こなれていて読みやすい。但し、本書はゴヤの生涯について一通りの知識がないと、読むのにつらいところがあることは覚悟しておかねばならない。




黒い聖母と悪魔の謎―キリスト教異形の図像学 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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 キリスト教美術には、異教的なイメージがけっこう多い。黒い聖母やガーゴイル、葉人間などである。それらを美術史的・社会史的に解き明かしてくれるのが本書だ。
 本書の面白いのは、そうしたイメージを単純に異教・未開の残滓とはとらえないところだ。むしろ、キリスト教の文脈にのっとり、宗教的にも意味があり、合理的なものだと説明してくれるのである。そのほかにも美術における様式の流行だとか、歴史的背景だとか、思わぬ切り口から分析が行われる。
 ただ、多くのテーマを扱いすぎて失敗しているような印象もある。どの章も大雑把な説明で終わってしまっていて、物足りない。内容への疑問も残る。





ルネサンスを生きた人々 (クロノス選書)
販売元: ランダムハウス講談社

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見事としか言いようのない翻訳です。原書を英文で読んだ訳ではありませんが、文脈と趣旨がしっかりと理解できます。なるほどルネサンスの時代はかくありきだったのか、と面白く拝読しました。最近西洋史を学ばない高校生が居るそうですが、そういう生徒達にとっても読んで楽しい本だと思います。





クロード・モネ―印象派の歩み (1974年)
販売元: 東京美術

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桑原住雄美術論集 アメリカ篇
販売元: 沖積舎

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桑原住雄美術論集〈日本篇〉
販売元: 沖積舎

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クールベと写実主義 (世界の名画)
販売元: 中央公論社

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寓意の扉―マニエリスム装飾表題頁の図像学
販売元: 平凡社

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グスタフ・クリムト (タッシェン・ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)
販売元: タッシェンジャパン

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19世紀末、ウィーンで台頭した世紀末芸術になぜか魅かれてしまいます。グスタフ・クリムトは、その中でもとても好きな画家の一人です。

日本画を意識した金箔やモチーフの使い方も素敵ですが、有無を言わせない強烈な官能を感じさせる人物の表情や、表されるシチュエーションにすっかり魅了されてしまいました。

様式を美しく利用しながら、そこを飛び出して主張してくるモチーフの人物たちの強烈な魅力。物語性。ほとばしる感情。

ミステリアスな世界の前にたたずんでいると、時を忘れてその世界に同化し引きずり込まれる感じがします。本当に大好きな画家です。

展覧会の際、公式の図録でなく、こちらの書籍を購入しました。図版も多いですし印刷も美しく、クリムトが生きた時代背景や彼の伝記的な部分、個々の絵画に関する解説などわかり易く書かれています。



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