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和書 538546 (184)



グランド世界美術〈3〉ギリシアとローマの美術 (1975年)
販売元: 講談社

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グランド世界美術〈9〉ヨーロッパ中世の美術 (1977年)
販売元: 講談社

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グリフィンの飛翔―聖獣からみた文化交流 (ユーラシア考古学選書)
販売元: 雄山閣

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グレン・グールド発言集
販売元: みすず書房

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グールド愛聴家には心から楽しめる本だ

彼の奔放な(それほどシニカルではない)ユーモアと、およそ彼にしか分からない
考えで綴られる作曲家たちへの思いを読み明かすことができる。ベートーヴェンの
”ハンマークラーヴィア”について「自分は好きではないが金字塔である」として
正規録音はせずにラジオ番組用に演奏録音していたことや、「バーバラ・ストライザンド
が好き」などなど、自由で闊達な彼の「質」が愉快だ

グールド愛聴家でないのに(例えばキムタクがグールド・ファンだからという理由で)
この本を手に取ったとしても、ひるむことはない。コード進行が分からなくてもロック・
ミュージシャンのインタビューやエッセイは十分に面白い。それと同じように「それって
どういう音だろう、曲だろう」と想像しながら読んでいいはずだ。そして彼の軽妙な
語り口に導かれて「ゴルドベルグ」を1枚だけ聴いてもいいはず。。。

そういう訳出になっていることにとても好感が持てる素敵な1冊です




グロテスクの系譜 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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群衆の中の芸術家―ボードレールと十九世紀フランス絵画 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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ボードレール、マネ、マラルメの3者についての考察が含まれた、殆ど唯一の研究書。この3者を考えるとき、この阿部氏の考察が無視されることは決してないという、絶大な影響力を今もなお誇る。文庫本ながら、詳細な註が施されてあり、その細密な論考は、初出が1975年ということを鑑れば、驚異に値する。構造主義や記号論、精神分析研究の真っ只中にあって、歴史実証主義という一見反動的な研究は近年になってとてつもない影響を与える結果となった。「群衆」というタームをいち早く取り入れた書名からも、氏の先見の目の確かさが伺える。19世紀フランス文化研究の優れた古典的名著といえるだろう。




群衆の中の芸術家―ボードレールと十九世紀フランス絵画 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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群衆の中の芸術家―ボードレールと十九世紀フランス絵画 (1975年)
販売元: 中央公論社

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毛の生えたレンアイ
販売元: ベストセラーズ

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芸術における数学
販売元: 紀伊國屋書店

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 数学と芸術という、一般的には遠い位置関係と思われているふたつの対象に共通点を探していく。旧版は1976年出版。2000年に復刊された。

「黄金分割と絵画」や、「シンメトリーと絵画」といったような、数学の一部分と芸術の関係を示した本はけっこうあるが、それらより広い意味での数学と、芸術の関係性を示しているという点では、実験的な本であると言ってもいいだろう。

 だが、最初の1・2章では、数学と芸術が正面からぶつかりあうような事例がとくに示されることなく、数学は数学の話、芸術は芸術の話として、独立してしまっていた。数学の段落と芸術の段落がクレバスによって裂かれているような感じを受けた。

 ただ後半になると、遠近法や投影画法にあえて逆らって表現する作品の例や、プロポーション、シンメトリーの話も出てきて、持ち直してくる。とくにプロポーションの話では、黄金分割について詳しく語られているのみでなく、素数の性質を使った作品例(アンソニー・ヒルの「構成的なレリーフ」)などを示してくれていて新鮮だ。また、シンメトリーを扱った章でも、セリフ体のフォントに隠された意図を示したり、鏡を覗き込んだ人物に、鏡が彼の後ろ姿を見せている作品を紹介したりと、思索の種になるような話が多い。

 本文は128ページまでで、大したボリュームではない。芸術は好きだけれど数学が苦手、もしくは数学は興味あるけれど芸術に関心がない、どちらかにあてはまる方も、著者の実験につきあう価値はあると思う。たとえば、知らない数学の定理、または知らない画家や作品の名前が出てきたら、インターネットの検索エンジンを使って、理解しながらじっくりと読み進めるのもいいかもしれない(実際、Googleのイメージ検索が非常に役立った)。


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