和書 538546 (270)
日本モダニズムの興隆〈5〉新興芸術研究 (雑誌叢書)
販売元: ゆまに書房
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日本モダニズムの興隆〈6〉新興芸術研究 (雑誌叢書)
販売元: ゆまに書房
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斬首の光景
販売元: みすず書房
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僕は、正直に言うとこれをかなり危険な状態の時に買いました。
「斬首」というグロテスク、あの「間テクスト性理論」で世界を驚かせたクリステヴァが、よりにもよって「人間の切断された頭部」をテーマにして、哲学的に「首の切断」を論述しようとするとは!
熟読して、思いました。
「クリステヴァにとって、切断された首とは何を意味するのか?」
それは不快感や嫌悪感、身の毛も弥立つ恐怖感なのか、
筆者は、その奥に「聖なる曙光」があると言っているように、僕は感じました。それは、悲劇を見たあとのカタルシスではなく、人間が持つ原初的な「癒し」に近いと・・・。
そしてさらに驚いたのは、ルーヴル美術館がクリステヴァに「斬首」を題材にして何か書いて欲しいと、依頼していたということです。
さすがサドやジュネやボードレールを生んだフランスだけあると思いました。
表題どおり、この本には西洋を中心にした様々な「生首画」「生首彫刻」が記載されています。作者はそれらと対面しつつ、あくまで思索的な論述をしていきます。
この本を読んで、「斬首」に対する負のイメージは、最早完全に消えてしまいました。
死を見つめる美術史 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房
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「死の舞踏」をベルギーで研究し、その後も死に関する著作が多い著者が、7年前に書かれた本です。ギリシャ・ローマ・ヨーロッパの中世を中心にして、お墓の像や死を描いた絵画などを読み解き、その時代人の死にたいする考え方を、明らかにしています。語り口は講義調で、読み安く書かれています。
珍しい古写本の挿絵とか墓碑などが載せられているのですが、図像が黒白で小さいのは残念です。しかし巨大な死の美術館を、練達ガイドの著者の解説で何世紀にもわたってゆっくり閲覧する贅沢を味わえます。
思想史的に幾つかのライトモテイーフが時間の中で、どう展開していったかが、追跡されています。ただのアカデミックな哲学史でもなく、あるいは根拠が薄いおしゃべりな民俗譚でもありません。不思議な魅力と説得力があります。
恐らく自分で実際に行かれたであろう美術館、博物館の多さに驚きます。また後半の内容から考えると旅もかなりされているようです。しかも読書量も半端ではありません。「生きながら死に、死にながら生きる」がライトモテイーフだそうですが、自分の目で見て、自分の頭で分かりたいという著者の執念が伝わり感心します。
死と墓のイコノロジー―中世後期とルネサンスにおけるトランジ墓
販売元: 平凡社
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死の舞踏―ヨーロッパ民衆文化の華 (丸善ブックス)
販売元: 丸善
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十二支絵図―世界中から集めて
販売元: 造形社
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人体のデッサン モデルポーズ集
販売元: 嶋田出版
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シュメール (人類の美術)
販売元: 新潮社
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ローマ美術 (人類の美術)
販売元: 新潮社
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