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和書 538546 (301)



素顔の印象派
販売元: 美術出版社

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スキタイ黄金美術
販売元: 国際文化出版社

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スキャンダル戦後美術史 (平凡社新書)
販売元: 平凡社

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 先に出版された「芸術とスキャンダルの間」が日本美術の表の面を描いたものとするのならば、本書はその裏の面を描いたものといえるだろう。特に藤田嗣治と東京芸大の項が興味深い。著者の的を射た問題提起にも関わらず、と言うより的を射ているからこそ日本の画壇が変化をすることはないであろう。改革で一番困るのは改革が必要な画壇自身であり、一番困らないのが内情を知らない一般人であるからだ。私たちに残された選択は天才の出現であるが、それが日本人であっても海外からの‘輸入’という形になるのではないのか。私たちは海外の御墨付きがなければ‘天才’というものがどんなものなのか分からないからだが、何故分からないのかは本書を読めば分かる。
 しかし例の和田氏の芸術選奨取り消し事件は不思議なものだった。私は和田氏とスーギ氏の作品をテレビで見比べた時、コミックとそれをそのまま‘引用’したリキテンスタインの作品を思い出した。同じ‘引用’であるにも関わらず、一方は罵詈雑言を浴びせられ、他方はポップアートの巨匠であることが理解出来ない。それともこの事件は、スキャンダルで作品の値を上げるために仕組まれたものだったのか?...和田氏の?...スーギ氏の?...二人の!?




スクラップ・ギャラリー 切りぬき美術館
販売元: 平凡社

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 金井氏の好きな絵画やオブジェの写真を集め、エッセイをちりばめた本。
 目次を眺めると、知らない画家も多いが、“オーギュストの息子のジャンの映画を見て、彼の書いた美しく楽しく、あふれんばかりの陽光のような幸福感に満ちた、(略)画家の伝記『わが父ルノワール』を読まなかったなら、オーギュスト・ルノワールの絵に興味など持ちはしなかったと思う”と書く金井氏が映画「草の上の昼食」を見たのちには「若い女と犬」を“荒い筆のタッチで描かれた草むらには夏のそよ風がさっと吹き渡り、アリーヌと犬は、かぐわしい草の匂いを、静かにうっとりと吸い込んで幸福な溜息をついているのに違いないのだ”と褒め讚えるように、この本を読んだあとで好きにならないでいられる画家がいるだろうか。
 エドワード&ナンシー・キンホルツのカー・セックスが主題のオブジェ「バック・シート・ドッジ'38」は「くずれる水」の繰り返し現れる列車のシーンを想起させるし、“幼稚な好みを反映してトラと猫と犬の絵が目立つ”と金井氏自身が言うように、次々に登場する“奇妙な動きを秘めた静かさが圧塗りのニスの艶々した透明な被膜に堅く閉ざされた”モリス・ハーシュフィールドの虎や“柔らかくすべすべした毛皮や独特な形態を持つ猫性が、永遠のものとして飼主であり描き手の画家の愛情に包まれた”長谷川 二郎の猫は、もちろん金井氏の愛猫トラーを思わせる。
 もともと好きだったフェルメールも、もとは好きじゃなかったゴヤも、もとは知らなかったデュフィも、魅惑的なエッセイですっかり好きになってしまう。この本を眺めていると、知らず知らずのうちに時間が流れていく。それでいてエッセイを読むと、自分は一体どこを見ていたのだろう、と呆れてもう一度絵の頁に戻る。幸せな忘我の時間だ。




鈴木春信絵本全集
販売元: 勉誠出版

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スタイルの詩学―倫理学と美学の交叉(キアスム) (叢書 倫理学のフロンティア)
販売元: ナカニシヤ出版

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スタジオ・アッズーロ『タンブーリ』―開かれたインタラクティヴ・アート
販売元: NTT出版

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洲之内徹という男
販売元: 青弓社

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洲之内徹の風景
販売元: 春秋社

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セゴビア愛奏曲集/田部井辰雄・他共編 (スピリット・オブ・ギター (1)) (スピリット・オブ・ギター (1))
販売元: 現代ギター社

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