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和書 538546 (334)



パンドラの匣―変貌する一神話的象徴をめぐって (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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フランス革命と芸術―1789年 理性の標章 (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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ホモ・エステティクス―民主主義の時代における趣味の発明 (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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マルセル・デュシャン―絵画唯名論をめぐって (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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モン・サン・ミシェルとシャルトル (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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レンブラントとイタリア・ルネサンス (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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ロマン主義と表現主義―現代芸術の原点を求めて 比較美学の試み (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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鷲と蛇―シンボルとしての動物 (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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叢書 20世紀の芸術と文学 ショスタコーヴィチ ある生涯[改訂新版] ローレル (叢書・20世紀の芸術と文学)
販売元: アルファベータ

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近年、ショスタコーヴィチへの関心は、ますます高まって居る。東京の演奏会で、ショスタコーヴィチの作品が取り上げられる事が多い事は、時に驚きであるし、CD店でも、ショスタコーヴィチのCDが多い事は、矢張り、他の20世紀の作曲家のCDの数と比較すると、驚きである。更には、インターネットでも、ショスタコーヴィチの音楽を愛し、彼について語る人々が多い事も、驚くばかりである。それは、もちろん、ショスタコーヴィチの音楽が持つ力に因る物である。だが、同時に、ショスタコーヴィチの生き方に、多くの人々が、共感を感じて居る事も、こうしたショスタコーヴィチへの関心の高まりの理由の一つである様に思はれる。即ち、ソ連と言ふ過酷な政治体制と社会の中で、作曲家として生き、多くの優れた作品を残したこの芸術家の人生に、多くの人々が、共感と畏敬の気持ちを持って居る事が、近年のショスタコーヴィチへの関心の高まりの背景に在る様に、思はれるのである。そうした意味において、ショスタコーヴィチは、クラシック音楽における、20世紀のスポークスマンとも呼ばれるべき存在に成りつつある様である。--本書は、そのショスタコーヴィチの人生を、アメリカの音楽研究家、ローレル・ファーイが、ショスタコーヴィチの家系、出生から、晩年と死に至るまで、多くの資料と証言に基いて再現した労作である。ソ連崩壊後のロシアでは、ソ連時代に封印されて居た記録や証言が、洪水の様に溢れて居るが、それらの中には、自身や他の個人を、ソ連時代に、実際以上に反体制的であったかの様に語り、「殉教者」にしようとする、誇張的な「証言」も、少なくない様である。この本の著者ファーイは、そうしたソ連崩壊後の傾向に十分注意を払ひながら、この作曲家の人生を検証して居る。又、ショスタコーヴィチを知る人々が、様々な思ひ込みから、ショスタコーヴィチとその周辺の人々について、信じて疑はずに居る事をも鵜呑みにせず、再検証しようとして居る。一例を挙げれば、交響曲第13番の初演に際して、ムラヴィンスキーが初演者と成らなかったのは何故だったのかを検証する箇所で、著者が、関係者の証言を鵜呑みにして居ない点などに、私は、この著者(ファーイ)の冷徹な姿勢を感じるものである。巻末の膨大な参照資料は、著者の検証の深さの傍証であるが、そうした基礎資料の豊富さと、著者の客観的な検証姿勢において、この本は、信頼に値する本であると思はれる。ただし、そうしたショスタコーヴィチに関する事実の検証に労力がつぎ込まれて居る結果か、作品の分析については、千葉潤氏の「作曲家・人と作品・ショスタコーヴィチ」(音楽之友社・2005年)等の方が、内容が豊富である。又、医師である私は、この本を読んで、以前から関心を持って居たショスタコーヴィチの神経系の持病が何であったのか、そして、その病気との闘いが、彼の作品にいかなる影響を与えたかと言ふ問題が、ますます分からなく成った事を付け加えておく。(西岡昌紀・神経内科医)




マリア・カラス (叢書・20世紀の芸術と文学)
販売元: アルファベータ

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 バイオグラフィーでは、カラスのキャリアが、著者が耳で掘り下げた公演での歌唱にそって、描かれている。中には日本では入手の難しいものもあるが、現在ライブのCDとして我々が聴くことのできるものが中心である。複数の録音の残されているオペラに関しては、年代ごとの比較がされており、著者自身は、カラスの声の全盛期をかなり早い時期に置いているようで、私は個人的にはもっと後の時期の声のファンなのだが、その点に関しても様々な意見のレヴューが紹介されており、興味深い。つまりこの本は、カラスのCDを、1つのオペラを2種類以上聞き込んでいるような人、カラスのスキャンダルや私生活には関心がないが、あの声に惚れ込んでいる、と言うような人にお勧め。また初心者にとっては、無駄なお金を使わずによりよいCDと出会うための良書だと思う。ただ読み物としては、引用されているレヴューや対談が、英語(またはイタリア語)から日本語ではなく、英語からドイツ語、ドイツ語から日本語、と言うように二段階に訳されたものと思われ、もとの意味が歪められた伝言ゲーム状態の文が目立った。


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