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和書 538546 (346)



ダダ・シュルレアリスムの時代 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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年代順または国別に述べられることが多いダダ・シュルレアリスム本の中で「ダダ・シュルレアリスムの時代」は少し異色だと思います。「言語」「政治」「哲学」などをテーマにダダ・シュルレアリスムの時代が論文形式で語られています。その時代の文学、詩などが豊富に紹介されているので、その時代の背景、雰囲気がよくわかります。ただまったくの初心者には少しとっつきにくい本かもしれません。あとタイトルに「シュルレアリスム」とあるもののダダ論に比べて言及が少なめなのでシュルレアリスムを勉強したい人は少し物足りなく思うかもしれません。




ダダ大全
販売元: 未知谷

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『ダダ大全』――序文に「ダダ体験のドキュメントの集成」とある。1910年代半ばから20年代にかけてヨーロッパ、アメリカを席巻したダダの発祥地、チューリッヒでのやりとりがぶちこまれている。通史の類書とは異なり、ここには年代記やら宣言、詩作品さらに同時代評まで、生でどがちゃがのてんこ盛り。この一冊自体がダダ作品ともいえそうな印象だ。
読み進めば、詩はもとより、宣言やらスキャンダラスなエピソードを伝える散文やらにも逆説、冗談、パロディ、言葉遊び。ときに言葉は意味を剥ぎとられて頭のなかを駆けめぐり、さながらブラウン運動。あれれ、と見るまに思いがけない別の顔を覗かせたりする。ダダの術中にはまったというべきか。抜けめなく添えられた同時代評は、そんなダダの手管を示すようだ。その熱気、否応なしに伝わってくる。ツァラの言葉を引くなら「肥沃な痙攣」(ダダ宣言1918年)が面白がる気分をくすぐってくる。
昨今、インスタレーションとやらも含め視覚的表現は多彩を極めているようだ。それはそれで結構なことだが、その珍奇な表現が「芸術」としていかにも抵抗なく受け入れられているかに見える。人々はそれを自分の生活に含みこんで納得しているのだろうか。妙にものわかりよく、まあ、おやんなさい、といわれているように見えるのは私の僻目か。
今も記憶に残る滝口修造の文章の一節がある。曰く「芸術ほど朽ちやすく、消えやすいものはないのだ。しかも、凡百の芸術は残る!うずたかく残る!」
内外ともただならぬ閉塞状況にズドン!と撃ちこむダダ的なるものがでてくるべきではないのか。
その逆説、否定、反審美主義でダダを体現してみせた20世紀を通じての問題提起者あるいは希代の美的詐欺師マルセル・デュシャンがどこかで、ほれどうした、といっているようにも思えてくるのだけれど。




ダダの性と身体―エルンスト・グロス・ヘーヒ
販売元: ブリュッケ

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ダダ―前衛芸術の誕生 (知の再発見双書 138)
販売元: 創元社

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ダダイスム (ニューベーシック) (ニューベーシック・アート・シリーズ)
販売元: タッシェン

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脱芸術/脱資本主義論―来るべき“幸福学”のために
販売元: 慶應義塾大学出版会

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本の帯にもあるように、がんばらなくてもいい社会を構築することが著者の夢らしい。メインなタイトルは「脱芸術/脱資本主義論」となっていてなにやら難しくて恐ろしいが、がんばらなくてもいい社会という表現のほうが、この本全体の基調をよくあらわしている。がんばるという表現は日本語特有のものかもしれない。よく在日年数が長いドイツ人たちが冗談ぽくGanbatten Sie!などといっているが、これも同じ表現がドイツ語にはないことを示している。ついつい、がんばってしまう君に、そしてあなたに本書をすすめたい。




伊達の文化誌―続・東北の原像
販売元: 創童舎

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大地との共鳴・環境との対話
販売元: 朝日新聞社

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未来を拓く造形作家たち ダブル・スタンダードの芸術
販売元: 淡交社

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欺し欺され―美の真贋
販売元: 日本経済新聞社

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