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和書 538546 (349)



小さなコレクション―巨匠のデッサン集 (1975年)
販売元: 小学館

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チェコスロヴァキア・キュビズム展―建築/家具/工芸の世界 (1984年)
販売元: パルコ

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チェコ・アヴァンギャルド ブックデザインにみる文芸運動小史
販売元: 平凡社

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チェスター・ビーティ・ライブラリー (秘蔵日本美術大観)
販売元: 講談社

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日本にある世界の名画入門 美術館がもっと楽しくなる (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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奇才 赤瀬川原平さんの 古今東西 四方八方に及ぶ ”名画鑑賞シリーズ”の一冊だ〜〜 今回は 日本の美術館にある 洋画15点 〜〜 具象性の残っている”モジリアーニ” や”ドガ” から 超現実主義派の”キリコ” ”マグリット” を経て「絵画」解体前夜の 抽象性の高い ”ミロ” ”クレー” などを俎上(そじょう)に載せている〜 赤瀬川原平流の鑑賞術の魅力は 懇(ねんご)ろに且つ嘗(な)め回すが如く各画家 作品と絡み 対話し 独り言?”を楽しむでいる点だ!〜〜(構図 色使い タッチから一本一本の線の意味にまで〜)〜そして何よりも”あっと言わせる比喩(ひゆ)” が印象的だ!〜例えば シャガールの絵を「家庭で揚げる天麩羅(てんぷら)」に スーチンの絵に対しては「汚いけれど美味(うま)い餃子屋」にと〜〜読後 不思議な事に 芸術家!赤瀬川原平さんの心の奥底にある ”ブラックホール”?が見えた様な気もした!〜〜 因(ちな)みに 本書の「名画」の発色もよく 奇麗で 実際に 「原画」の前に立ってみたい気にさせる一冊だ!〜〜  




日本の伝統 (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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 「今日の芸術」に続く岡本太郎著第二弾「日本の伝統」。本書のほぼ半分が「中世の庭―矛盾の技術」について語られており、大いに興味を持って読み進めることができた。

 一貫して、形式としてではなく創造としての伝統について主張し、縄文土器、光琳の魅力について触れつつ、本題では中世の庭の魅力を語りつくす。

 まずは縄文土器の原始のたくましさ、ゆたかさを「四次元との対話」と称し、光琳芸術の本質を「非常の場」と指摘、それらを高く評価する。そしていよいよ話題は「中世の庭」へ。特に庭に注目する理由を著者は以下のように説明する。

 庭園はそれ自体が造型される空間です。建造物であり、彫刻であり、また音響の遊びもあります。眺めると同時に触れるものであり、静止していると同時にきわめて動的な相貌をもおびる。自然であり、また反自然でもあるのです。さらに、その中にあらゆる芸術を総合して取り入れることができます。絵を置き、彫刻をあしらう。歌い、舞う、可能的な芸術空間です。(引用)

 そして、具体的な事例を挙げつつ、独自の感性に基づき庭論を展開する。中でも特に賞賛の対象になっている例として、銀閣寺の銀沙灘、当麻寺の中の坊、大徳寺の方丈、竜安寺の石庭などが挙げられ、芸術家らしく直観的に分析している。

 芸術は根源的な矛盾を秘めています。その緊張した統合のうえに、強烈な表情をかがやかせるのです。矛盾した要素の対立は芸術の本質であり、根本要素です。(引用)

 さらに議論は借景式庭園の魅力へ。まずは借景式庭園に対する本人の言葉を引用する。

 庭と遠景とのあいだに一つの断絶的な空間をおいた、しかもそれを乗りこえて有機的に対応し、構成されている(引用)

 自然と反自然的要素とを対立のまま結合する技術。虚と実の対比、いわば無を媒介とし、断絶を前提とした高次な緊張。(引用)

 借景式は、身近にある庭と遠景とのあいだが、断絶しているのが条件であり、二つの異質の空間の間におかれた、空の部分が重要であると強調。そして、「空によって媒介された虚と実」にその本質を見ている。

 彼我(借景と石組)が無性格であり、ともにそれだけでは見ごたえがない。だが中景の空の媒介によって、双方が本質的に対決し、渾然と新しい次元に統一されるとき、はじめて驚異的な性格・風貌が打ち出されるのです。(引用)

 最後に、奈良と京都の庭園を比較。第一印象として、奈良を雄大で荘厳、強さ、重さという言葉で肯定的に捉える一方、京都に対してはちんまりとくすんだ形式、趣味的な繊弱さなど否定的なイメージを抱く。とはいうものの、最終的にはむしろ京都文化の方に興味を抱くようになったとのこと。

 異質なものの衝突にこそ芸術の本質を見出そうとする姿勢は、反骨精神の塊である著者らしく、また知識に頼らない分析は、新鮮で非常に興味深いが、常に穏やかであることを否定し、勢いや迫力を追い求めようとするその姿勢はかなり偏っていることを踏まえる必要がある。





名画裸婦感応術 (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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名画読本 日本画編 (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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知覚の宙吊り―注意、スペクタクル、近代文化
販売元: 平凡社

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地球56の顔
販売元: 小学館

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