和書 538546 (351)
ボードレール批評〈2〉美術批評2・音楽批評 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房
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マニエリスム芸術論 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房
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この本ではイタリアを中心とするマニエリスム美術の特色やイデーなどが明快に、快調な文
体で語られています。なかでもミケランジェロにマニエリスムの作風が著しいという事実に
は驚かされました。この巨人については知らなさすぎました。
またマニエリスムを支える最も重要な理念がネオ・プラトニズムであったことも説得力溢れ
る筆で描き出されています。私の好きな画家ブロンツィノが極めて重要なマニエリスム画家
だったことにも感慨ひとしおでした。
とにかくルネサンスもマニエリスムもバロックも、ヨーロッパの近世以降の芸術はキリスト
教やネオ・プラトニスムなど宗教哲学の背景なしには語れないことが痛感されます。こうい
うことは学校教科書的知識では実体的に捉えることは難しいでしょう。それにしてもこうし
た気鋭の研究者の著書を読み、図版を眺めていくと、近・現代絵画とは異なる歴史性の重み
を担った豊かな世界に体ごと包まれ、豊沃にされ、高められていくような感慨に誘われます
。
見るということ (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房
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ルネサンス精神の深層 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房
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日本人と遠近法 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房
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人間はなぜ非人間的になれるのか (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房
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ポストモダンの思潮のベースにある反近代・反ヒューマニズム的な感性の起源を、近代黎明期にすでに立ち現れていたゴビノーの反近代主義やル・ボン、フロイト等による「無意識」の発見に求め、またそもそも一人の精神医学生であったアンドレ・ブルトンから始まったシュールレアリスムの運動を、精神医学の興隆とパラレルな問題として論じてゆく。
大変興味深く読み終えたこの本だけど、前半2章のモチーフ、とりわけゴビノーやモーリス・バレスへの言及のあり方は10年以上前に出版された『奇妙な廃墟』 福田和也(国書刊行会)と共通しているにもかかわらず、全く言及もなければ参考文献リストにも挙げられていない点に疑問が残る。
岡本太郎とバタイユの交友関係の話など、他にも興味深い読みどこ!ろはたくさんあります。
日本美術応援団 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房
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この本には本当に完敗。
西洋絵画にばかり目がいっていた若い頃が恥ずかしくなった。
山下氏、赤瀬川氏のやわらかな思考、鑑賞力には目からウロコ。
今まで受け入れられなかった日本画家の作品も彼らの話に耳を
傾けると、違った視点で鑑賞できる。
壁を越えさせてもらった素晴らしい1冊。
電車の中で読むと笑いが堪えられなくなる事もあるかも。
そこは要注意!
反芸術アンパン (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房
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赤瀬川がハイレッドセンターをやってた時代の記録でもある。「東京ミキサー計画」と併せ読むと更に時代の雰囲気が理解できる。
見えるものと観えないもの―横尾忠則対話録 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房
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話を「聞きに行く」というよりか「聞いてもらいに行く」というニュアンスの強い気がした。
横尾さんの考え方の自身による正当化のような気がせんでもない。
それでも草間彌生さんとの対談のスリルはすごい。
超常現象や霊的体験。
そういったものに対して否定的やったけども、この本を読み終えて確かに目から鱗が落ちるような話もあったのです。
眼の狩人 ―戦後写真家が描いた軌跡 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房
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