和書 547674 (167)
ファイト!! (MDコミックス) [コミックセット]
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MEDICAL99 メディカル キュウキュウ 【コミックセット】
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mellow mellow [コミックセット]
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MerryWind メリーウィンド 【コミックセット】
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METAL FINISH 【コミックセット】
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METAL HUNTERS D メタルハンターズディー 【コミックセット】
販売元: 潮出版社
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近未来。巨大な人型の機械達が、生活に犯罪に、都市を跋扈する時代の日本。
レース中の事故で片目片腕を欠き、恋人の未菜に生活を頼る元レーサー・久我那允(くがだいん)。銃火器を内蔵する超高性能義腕と共に彼を訪ったのは、大企業グループDAINOの私設軍隊を称する“D機関”のスカウトだった。
そして、那允の戦いの日々が始まった。恋人を殺された夜から――
導入は大企業間の抗争からだが、2巻からは旧都/新都/新々都と建ち分けられた超大都市をベースに、人口や土地の限界といった都市問題、警察と軍隊の同質的なうさんくささ、更にはクローン論まで絡められ、世界観は一気に巨大化する。
そして残念ながら、3巻完結の中では、それらはほとんど物語として収斂されない。打ち切りの悲哀というよりも、そもそも作者自身に、全てを包括した物語を描くつもりが無かったのかも知れない。
しかし、たがみよしひさが昔からしっかり描く“人間の個我(エゴ)”は、この作品でも鮮烈だ。間野と日比野の相克、そのエゴこそ、この作品の主柱なのではないだろうか。その上で、己の全てを知った那允が括る最後の台詞は、紛れもなく、生き残って戦う者達全員の代弁だ。
人間賛歌とは程遠い作風のたがみ作品だが、実は、人間の命とエゴを綴ったサーガと言えないだろうか。そうした意味の"たがみ色"では、「化石(いし)の記憶」と並ぶ濃さの作品かと思う。
あそびにいくヨ! (MFコミックス アライブシリーズ) [コミックセット]
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