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和書 548206 (1)



0(ゼロ)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

崩したレゴブロックを好きに組んでいくような、とても自由な文章。そのくせ哲学的。そして笑えます。身近な物に対する愛情に満ちた観察力と奔放な想像力には脱帽。借りて読むだけでは勿体ありません。




0(ゼロ)をつなぐ (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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原田氏は短編の名手である。彼のエッセイを読むと、いかに彼が小説家になるために(特に、優れた短編を書くために)努力したかがわかる。その彼の真骨頂ともいえる短編集。技巧もよく考えて使われており面白い。訳もなく不安な気分にさせられるような、強い違和感を感じるようなそんな気分になる。特に「閉ざされた肖像」はこの短編集の白眉だと思う。とても短い作品だが、異様な迫力があり何回も読み返してしまう。原田氏は最近、鬱病の影響かほとんど作品を発表していないのが残念。願わくば彼の新作の短編集を読みたいところだ。




0(ゼロ)をつなぐ
販売元: トレヴィル

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0(ゼロ)を追っかけろ!―NAN・MON探偵団 (ミステリー&ホラー文学館)
販売元: ポプラ社

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0(ゼロ)線に向かって
販売元: 新潮社

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001にやさしいゆりかご
販売元: ベネッセコーポレーション

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大阪市に住んでいる会社役員です。 今年27歳になりますが、この作品は、是非、25歳から、33歳ぐらいの方に読んで欲しいです。 社会人になり、昔の仲間と仕事等の関係でどんどんと、離れ離れになり、また、彼らの中に、結婚する人が出てくる時期に是非、読んで下さい。 胸に残るものがあるはずです。 僕は、何といっても、最後の一文が大好きです。

松村栄子の作品では、是非、この作品と紫の砂漠は、読んで下さい。




007 わたしを愛したスパイ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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イアン・フレミングのジェームス・ボンドシリーズの中の一作ですが、ストーリーにはいつものスケール感がなく、どちらかといえば短編っぽい、こじんまりしたお話です。ヒロインの名前も"ヴィヴィエンヌ・ミシェル"で、いかにもフランス系カナダ人っぽい名前で、何のひねりもありません。いつもの調子だと、"メイプル・シロップ"とでもなっていたでしょう。同名の映画とはタイトル以外何の関係もありません。
本書は発売当初、評論家から「駄作だ!」「ポルノだ!」しまいには「ニセモノだ!」「偽書だ!」とまで言われていました。本書はヒロインと同名の女性との共著となっていますが、本当かよ?って感じです。しかし、ディテールの細かな描写等はいつものフレミング節です。フレミング亡き今となってはこれも貴重な著書の一つです。長い短編だと思えば、納得できます。たまには、こんなのもいいと思います。ジェームス・ボンド全作を通して読むときには、箸休めとして気楽に読めます。
(訳者の井上一夫さんは当時どんな気持ちで本書を訳したか、気になるところです。)




007 ゴールドフィンガー (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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この原作が発表されたのは1959年だから半世紀近く前だが、今読み返しても充分面白い。その面白さは、現在主流の無駄を排した小説には求められない当時のヨーロッパの優雅さにある。優雅といってもアクションものなので締めるところは締めるし緊迫感もあるが、ストーリーの端々に散りばめられた著者の教養が、単なるアクション物以上の格調の高さを醸し出している。それは例えばアストンマーチンに乗るボンドが、前でのろのろ運転をしているファミリー・サルーンの運転手を、「向こうの車のハンドルを握っているのは、下手な運転手にお定まりのバッジみたいに、帽子をまっすぐ深々とかぶった男」と描写したり、プッシー・ギャロアを「同性愛の美しい女のもつ、男の色気をそそるような挑戦を感じた」と表現するところに現れている。このように映画では描かれていない言い得て妙の表現があちこちにある。

アクションものの小説はたくさんあるが,ボンド・シリーズほど主人公の知性を感じさせるものは少ないのでなかろうか。

これは「ミステリ」の範疇に入るようだが,「アクション」といった表現の方が合うほど清々しい。私はまだ原書を読んでないが,井上一夫の訳もこなれていて、翻訳モノにたまにある違和感は感じなかった。




007 ドクター・ノオ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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映画はこの原作どおりにほぼ描かれていた。
しかし映画と違い、原作ではドクター・ノオがどういう人物なのか、なにをやろうとしているのかなどのキャラクター設定が上手くなされている。今回のヒロインであるハニー・ライダーのキャラクターとしての個性も映画よりも濃く描写されていて大変良かった。
舞台は「死ぬのは奴らだ」の後半に登場したジャマイカ。「死ぬのは〜」にも登場したストラングウェイズの消失が事件の発端となり、前回同様クォーレルが再びボンドとコンビを組む。また「死ぬのは〜」のヒロイン、ソリテールに思いを馳せるボンドもわずかだか描写されている。
今回も人間味溢れたボンドが描かれているが、クライマックスの機関車ほどもの大きさがあるイカことクラーケンとの戦いや映画では微妙だったドラゴン戦車、クラブ・キーの謎等々見事に描かれている。
ひとつの小説として充分まとまっていて読み応えがある作品だった。また前作の「ロシアから愛をこめて」(「から」であっています)のラストで毒を受けたボンドのその後にも答えを出している。




007 死ぬのは奴らだ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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前作カジノとはうってかわって、様々な国や場所を舞台にした007の冒険が描かれている。
黒人犯罪者のなかでもっとも力が有り、人を恐怖で支配するスメルシュの一人ことミスター・ビッグとの戦い。ボンドとコンビを組むのはCIAの盟友フィリックス・ライター。
今作でのボンドも内なる闘志を秘め、まだ感情的な部分も残す人間ボンド。ライターの敵への復讐する描写やソリテール(ヒロイン)のことを考えているときの描写等々、彼も一人の人間であることを思い出させてくれる。初期傑作と呼ばれるのも納得。
フレミングらしい細かい描写等々も意外と読みやすかったりします。
前作のカジノ・ロワイヤルでスメルシュを倒すことを誓ったボンド。そんな彼が本格的にスメルシュを戦うことになる作品。


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