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和書 548206 (86)



COCOM―アイドルビジネスストーリー
販売元: エディハウス

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ウェルギリウス・ロマヌス (Codices e Vaticanis selec volume)
販売元: 岩波書店

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Coleridge’s Tragic Struggle between Xanadu and Abyssinia
販売元: 早稲田大学出版部

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COLORED―有色
販売元: 文芸社

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colourful days
販売元: 新風舎

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美奈子先生の冒険 (COMIC NOVELS)
販売元: 白夜書房

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COMPLETE STEPHEN KING
販売元: 白夜書房

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ファイアズ(炎) THE COMPLETE WORKS OF RAYMOND CARVER〈4〉
販売元: 中央公論社

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 カーヴァーの短編小説とそれ以外の作品、例えば詩やエッセイ、インタビューなどを集めた言わばヴィンテージ・カーヴァーと言った作品集。彼の多彩な才能が一望の元に見渡せるコンパクトな一冊。印象に残ったのは、インタビューで創作の秘密を明かした部分。率直に解き明かしてくれる創作過程の話には作家としての見得など微塵も感じられない。しかし彼が一つの作品を作り上げるために繰り返す推敲(rewrite)のプロセスには、より良きものを作ろうとする彼の読者に対する善意のようなものすら感じられる。やはり短編は最初は一気に書かねばならないのだ。その後でじっくりと細部を仕上げていく。また、やはり彼自身も言っているようにヘミングウェイの影響をかなり受けているようだ。確かに、文体や題材に相通ずるものが感じられる。
 英語も極めてシンプルで分かり易く、カーヴァーの多彩な才能を見渡すには最適の一冊としてお勧めである(H13.4.22)。




大聖堂 THE COMPLETE WORKS OF RAYMOND CARVER〈3〉
販売元: 中央公論社

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 僕は村上春樹の作品を余り読んでおらず、(というのも幾つか読んでみて余り好きじゃなかったので、)彼の「大聖堂」の訳も読んでいない。なので、R. Carverの原書に辿り着いた日本人読者としては稀有な方に位置すると思う。

 "Cathedral"は(dis)communicationの話だが、このdiscommunicationとcommunicationの間の境界を非常に繊細にtouchする作品である。盲人に愛情を注ぐ女房に嫉妬する主人公が、その盲人と一緒にTVを見るという妙な体験を描いた話だが、何とかTVの内容を伝えようとする主人公と盲人が、手を触れ合いながら「言葉」でcommunicationを取っているラストは、作家の「言葉」への信頼感と愛情が溢れている。この「言葉」とcommunicationへの信頼と愛情に感動する人はこの作品を大絶賛するだろうし、一方で物足りなく感じる人もいるだろうと思う。ただし、僕が幾つか読んだ村上春樹の作品みたいに、こういうラストですぐ泣いたりしないところは好感が持てた。

 こんな本格的な文学作品なのに何しろ英語が読みやすく、中級程度の英語力でスラスラ読めるというのも驚きです。




象・滝への新しい小径 THE COMPLETE WORKS OF RAYMOND CARVER〈6〉
販売元: 中央公論社

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遙か昔、村上春樹訳『ぼくが電話をかけている場所』という薄い文庫本を読んだのが、カーヴァー中毒のはじまりだった。それ以来収集に収集を重ね、ついには美しいハード・カバーの全集を全巻買うはめになった。(これは僕のポリシーに反する。本はとにかく安く読めれば外見は気にならない。)しかし買ったからには、詩・エッセイ・インタビュウも含め、とにかくすべてを読んだ。(確かに楽しかったぜ!)そしてこの巻がすべての終わり。最後の短編のいくつかは、みんなが言うように、絶品だ(特に『使い走り』)、しかーし、僕は今までになく奇妙な『ブラックバードーパイ』がめっちゃ好きだ。この巻の短編は、どれも今までと微妙にテイストが違うが、その筆頭がブラックバードのパイ包み焼きだ。(注意:そういう内容じゃない。)そして「最後の詩集もすばらしい。詩集なんて普段読むことないんだけどね。もう読むものが無くて残念な作家、僕にとってはとてつもなく希有なことだ。新しい『ブラックバードパイ』がたくさん読みたかった・・・・。


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