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和書 554118 (46)



ロバート・フック ニュートンに消された男 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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  この本を読むことで、実験物理の重要性と同時に、ニュートンとロックの複雑な人間関係についても理解できます。科学の教養をたかめるために強く推薦します。

 私も昔はそうでしたが、どうしても理論物理を実験物理より高級なものとして考え勝ちです。しかし、この本では、フックがいかに天才的な実験物理学者であり、ニュートン理論の発展に大きく貢献したことが述べられています。ニュートンには、実験装置を作る才能がなかったため、フックなしでは、ニュートン理論はもっと不完全なものであったことがわかります。
 しかし、フックの批判や業績争いなどにより、ニュートンはフックを憎みます。そして、フックの死後、彼の業績を葬り去ろうとします。このことが、著者独自の実証調査と推理をも!とに述べられています。フックの業績が葬りさられていく状況を述べたくだりは、推理小説なみに面白いです。

 とにかく、私はこの本を読んで、ニュートンに対する見方がすこし変わりました。一読を強くすすめます。




後楽園に「天」をかける―テント技術世界一 関西企業人の経営哲学 (朝日ブックレット)
販売元: 朝日新聞社

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思い違いの科学史 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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 科学が語られるとき、それが誤りと知的淘汰の積み重ねである、という事実はあまり語られない。そこにある誤った(言葉が悪ければ”偏った”)科学観に抗してか否かは判らないが、科学における誤信と淘汰の事例を数点集めた良書である。
 扱う話も面白いものばかりで、たとえば、日本で電燈が街中に配備されつつある時代、電気泥棒の裁判があったという。面白いのは、その争点が「電気は物である、いや違う」という論争が生じた点。これが最初に出てくるが、実に面白かった。
 生物の自然発生説、熱素(カロリック)、火星人タコ説、電池=永久機関説、骨相学、重いものは早く落ちる説、などなど有名なものからマイナーなものまで多種多様である。

 そんなわけで楽しく読んだが、要点は抑えているものの、いかんせん一章が10〜20Pくらいなので、そこまで深くは論じていないのが勿体無い。でも良書。




喜作新道―ある北アルプス哀史 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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二人で紡いだ物語 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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以前から物理学者としての米沢富美子さんの名前は存じていた。
今回、何気なく買った本であったが、紹介してくれたAmazonに
感謝している。
米沢さんの行動力・実行力にはびっくりさせられることばかり
であり、うらやましくも感じられる。
この本はそんな米沢さんが家庭と物理をいかにして両立したか、
が書いてある。読んでいてそのパワーには圧倒される。
大きな病気の話も書いてあり、決して順風満帆な生活ではないが、
要所要所で夫の一言に勇気づけられたり、励まされたりしながら
共に生きてきた姿には、読んでいるこちらが勇気づけられる。
それだけに、夫に先立たれた喪失感が痛いほど伝わってきた。
夫との別れの場面は涙なしには読めない。
読み終えて、直接米沢さんからお話を聞いてみたいと思った。





本田宗一郎と井深大―ホンダとソニー、夢と創造の原点 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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ホンダとソニーという現在では業界を代表する企業を興した2人のエピソードを中心に書かれています。
2人とも技術者としての考えをしっかりと持っており、進むべき道というのを後進の技術者たにち教えながら大きい事を成し遂げてきたのでしょう。
信念を持っているすばらしい技術者であり、そのような技術者を目指したいと再び思うことができました。
技術者が初心に帰るのにはいい本だと思います。




三井と歩んだ70年 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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私のヨーロッパ美術紀行 (朝日文芸文庫)
販売元: 朝日新聞

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 1985年に出た単行本の文庫化。
 2005年になって読んだ中で最悪の本であった。
 著者は太宰治の娘で、NHKの『日曜美術館』のアシスタントを勤めていたことでも知られる人物。本書は1983年に一ヶ月あまりをかけてヨーロッパ各地の美術館を巡り歩いた記録。
 しかし、内容は全編、母親の思い出話になっている。実はこの旅は、半年前に母親を亡くしたショックを振り払うために企画されたものだったのである。著者の母は太宰の正妻ではなかった。別に妻子がおり、著者は不倫から生まれた子どもということになる。そんなこともあって、母娘はかなり辛い人生を歩んだようである。その苦しい体験が前面に出ているのが本書であった。
 フランス、ノルウェー、イギリス、オランダと訪ね歩き、レンブラント、ムンク、セザンヌなどを鑑賞する。しかし、絵を前にしたときに著者が思い出すのは常に母のことなのである。母はこの絵が好きだったとか、この絵の女性は母に似ているとか、そういうことばかりである。しかも、べたべたとした愛情と依存関係が見えてしまい、耐え難いほどであった。
 著者の人柄も決して良いとは思えない。
 絵についての情報や感想はほとんど語られていない。
 私小説的。




旭化成の運動部―オリンピック日本代表たちを育てた野武士集団の栄光の軌跡
販売元: 中経出版

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朝吹英二君伝 (経済人叢書)
販売元: 図書出版社

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