和書 554118 (73)
運を天に任すなんて―人間・中山素平 (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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「財界の鞍馬天狗」との異名を持つ中山素平(昨年11月に逝去)の人となりを多くのエピソードを交えて軽妙に綴った書。真のリーダーとして興銀のトップのみならず、財界に長く君臨された氏の真髄が各所に散りばめられている。、特に筆者がその友誼の中で掴み取った氏の人物伝であるため、極めてビビッドに氏の偉大さが伝わってくる。最早こういった人物はビジネス界には現れないのであろうかと考えると寂しい限りである。
運を天に任すなんて―素描・中山素平
販売元: 光文社
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日本復興の経済界を支えた陰の立役者の物語である。
世界から平和ぼけと揶揄され続けてきたニッポン。
しかし、わずか半世紀前は違った。
私利私欲とは全く無縁に、戦後日本を再興すべく奔走する
中山素平。吉田茂、田中角栄、石坂泰三、土門拳、などと比べ
クローズアップされることは少ないが、間違いなく気骨を持った人物であった。閉塞感・無気力感などという言葉で飽和している現代人に
読んで欲しい。
政界の鞍馬天狗と呼ばれた男ー中山素平
運を天にまかせたくない方は、絶対読んでください。
それほどの良書なのにこの価格がうれしい。
運をひらく人脈―巨大な人脈を拓(ひら)き、運脈、金脈を築く法 (TODAY BUSINESS 78)
販売元: オーエス出版
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運命には逆らい方がある―英傑の軌跡
販売元: 青春出版社
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運命の舞台―起伏七十七年
販売元: ダイヤモンド社
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ウーマンパワー―ビジネスの第一線
販売元: 潮出版社
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絵でみる電気の歴史―図版300枚で物語る電気の発見の旅
販売元: オーム社
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絵の中の人生 (新潮選書)
販売元: 新潮社
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永遠なる魂―波乱の人生を有機ゲルマニウムに懸けた男の物語
販売元: バンガード社
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一般的に販売されている有機ゲルマニウムの誕生から、今日に至るまでの紆余曲折が描かれている。
なぜ、医薬品と同じ、またはそれ以上の効果がありながら医薬品になり得なかったのか、また、有機ゲルマニウムの特許をめぐる様々な陰謀など、隠された部分が明らかになっている。
本物とは何なのか、有機ゲルマニウムを使用する上で大切な事が見えてくる本です。
宝島社文庫「<新装版>
永遠の愛を誓って」 (宝島社文庫)
販売元: 宝島社
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本書は、白血病で二十歳という若さで亡くなった成美さんと恋人の秀樹君との間で交わされた「手紙」、闘病の成美さんに付き添った母親・政子さんの「日記」を編集した「実録」である。
若い二人の手紙のやり取りの内容は、一見たわいの無いものである。しかし、文面にはお互いが相手を思いやる気持ちが滲み出ている。読み進めていくと、二人が励ましあいながら一生懸命に毎日を生きている姿が浮かび上がってくる。
若い二人の交際は成美さんが亡くなるまで三年半続いたが、そのうち成美さんの闘病生活は二年半に及ぶ。成美さんと秀樹君の二人は一緒に病魔と闘ったといっても過言ではない。
母親・政子さんの日記にもあるように、成美さんにはやりたいことがたくさんあったに違いない。病のため人並みのことが殆どできなかった。不登校になっている人には理解ができないかもしれないが、成美さんは学校も満足に行けなかった(行きたくて、行きたくてしようがなかったのに…)。別段、贅沢な望みなどは一つも無い。人並みのことがやりたいだけなのに、それができなかった成美さん。気の毒というほかは無い。付き添う家族の人々も辛かったに違いない。
しかし、成美さんは短い生涯を秀樹君からも励まされながら「一生懸命」生きた。病と闘った。凄いと思う。立派だ。
近年は、ニュースなど報じられているように、自ら命を絶つ若い人が増えている。成美さんのように生きたくても生きられなかった人のことにも、是非、思いを馳せてもらいたいと願う。生きることの意味を見出せずにいたり悩んだりしている人が本書を手に取り、一日一日を懸命に生きることの大切さを感じてもらえれば、天国の成美さんも喜んでくれるのではないかと思う。
ところで、本書のような素晴らしい記録は、「ケータイ(携帯電話)」のメールなどが普及してしまった現代では生まれないだろう。その意味でも本書は大変貴重なものであると思う。