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和書 554118 (247)



ノーベル賞の100年―自然科学三賞でたどる科学史 (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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これは自然科学分野での代表的なノーベル賞について概観した本であるが、本文で著者も述べている通り、ノーベル賞の歴史はまさに20世紀の科学の歴史でもあり、科学史としても読める本である。ノーベル賞の発見に至る経緯などもそれなりに書かれており、大変に勉強になる。日本人は科学に疎くなったとよく新聞で報道されるようになったが、科学に弱いと思う人は本書を読まれると良いだろう。大変わかりやすく読みやすい本でもある。




パスカルの隠し絵―実験記述にひそむ謎 (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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テーマ、狙いは興味深い。
しかし読みにくい。文、文章、段落、章、全てのレベルでの構成が悪すぎる。とにかく冗長である。やたら長い文、同じ内容の無意味な繰り返しが多くて構成が掴めない。したがって内容が入ってこない。スパゲッティのようにごちゃごちゃ絡んだ文章を書き切ってしまうのだから皮肉でなくて著者は頭が良い人なのだろう。しかし他人に物を伝える意識が低すぎる。他者の引用が殆ど無いと言われる文系の学者の論文はかくやと思わせる本である。字数を2/3にダイエットすると言う制限を課し添削しなおせば読める本になる。
テーマがそこそこおもしろいだけに残念である。




物理学者ブルーノ・ロッシ自伝―X線天文学のパイオニア (中公新書)
販売元: 中央公論社

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ペトロ岐部―追放・潜入・殉教の道 (中公新書 (747))
販売元: 中央公論社

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ローマ教皇検死録 (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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歴代ローマ教皇の死因や当時の医学状況などについて述べられている本。教皇といえども人間である以上病気・死からは逃れられない。ここに書かれているのは権力を恣にし、神聖な存在として民衆に崇め奉られた存在ではなく一人の人間としての教皇の姿であり、大変興味深く読めた。自分は「女教皇ヨハンナ伝説」「コロンブスの年の輸血」の章が特に面白いと思った。




日本の科学者最前線―発見と創造の証言 (中公新書ラクレ)
販売元: 中央公論新社

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新聞で連載されていたものを本にしたものです。一人につき文章は短めで、「おい、もっと研究内容について詳しく書いてくれよ」と思うこともありました。ただ飽きがこないという点では簡潔なのも利点です。本書はいろいろな研究分野を知りたい人や科学者ってどんな輩なんだろうって知りたい人にはお勧めです。ただ研究内容については詳しく書かれていないので興味を持った方は他の本を読んでください。




帝王ビル・ゲイツの誕生〈上〉学生起業家篇
販売元: 中央公論新社

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  10年以上も前の本だが、ビルゲイツの両親の説明からWindows3.1が出されるまでがカバーされており、マイクロソフトとビルゲイツを理解する上では十分な情報だろう。この本の出版から現在までは十分に世に知られたことだからである。マイクロソフトはとかくネガティブな情報の方が良く聞かれる。それなりに事実に基づく批判だろうが、それでもここまでの成功を勝ち取れたのは、やはりビルゲイツ達の先見性や猛烈な仕事ぶりあってこそだ。また、本書を読めばマイクロソフトが単なる運の良さと狡猾さで現在の地位の築いた訳ではなく、多くの失敗から学び、それらを成功へと結びつけて来たからだと分かる。
  この本を読んでふと思うのは、何だか日本企業についてなされてきた批判がマイクロソフトにも当てはまることだ。独創性はあまり無いが、改良が上手く、そしてとにかく良く働くという点だ。これはマイクロソフトが初期のころから日本企業と縁が深かったことも関係しているのかもしれない。違いはマイクロソフトが製品がろくに設計されないうちから営業を始めている点だろうか?
  本書は10年以上も前の本で、現在のマイクロソフトはさらに確固たる地位を築いてはいるが、未だにソフトウェア業界の動向は激しい。マイクロソフトの闘いはまだ続いている。ビルゲイツが年老いてもマイクロソフトは生き続けるのだろうか?日本からマイクロソフトのような企業は生まれるのか?そうした点で、本書は新鮮みを失ってはいないと思う。今後のソフトウェア、あるいはIT業界の動向が楽しみだ。




ヒマラヤを駆け抜けた男―山田昇の青春譜 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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登山という究極の世界にのめりこむ男たちというのは、大抵どこか一癖(自暴自棄とまではいかないが、どこか現実社会を見据えていないところもある)があり尖っているものだが、山田昇という人物はそれとは裏腹に温厚で誰からも好かれるタイプであったらしい。
そのことは、本書を手にしていてもひしひしと伝わってくる。
8000m級制覇野望の途上で、やはり他の多くの登山家と同様、登山事故であっけない人生の結末を迎えてしまう。

山田昇自身よりも彼の周辺の人物が述べられており、本人に関する記述が少ないく、いまいち彼のイメージが伝わってこなかったのが残念ではあった。
彼自身、筆不精で著書をはじめ登山記らしい登山記というものを残していないため、なお更なのかもしれないが。




ペンギン・ブックス―文庫の帝王A・レイン (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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名将たちの戦場 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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 本書は古今東西の名将とその戦場が紹介されている。柘植氏は戦史研究としては随分西洋よりな印象を受ける。織田信長は本当に一般的な観点から記述がなされ、周喩と陸遜も正史なのか演義なのか判然としない印象を受ける。それでも、時折柘植節が混じりながらも簡潔にその人とその戦いが述べられているのは好感が持てる。掲載されている人物、又はかかわった戦いに興味のある方にお勧めします。


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