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和書 554118 (315)



北京四天主堂物語―もう一つの北京案内記
販売元: 平河出版社

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ペルセポリスI イランの少女マルジ
販売元: バジリコ

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中東情勢については常に新聞などのメデイアで目にし耳にしますが、
戦闘で多くの人間が死に虐殺も行われていることを知っても
宗教の理解が日本人にとり難しいこともあるし
身近に考えられないという現状がどうしてもあります。
この漫画では、先進的な両親の元で育てられた作者である
イラン人の少女が見たこと経験したこと、周りから聞いたこと、
また色々な場面での彼女の思いや考えが率直に語られていて、
凄く興味深かったり衝撃だったりしました。ある側面から見ていることも
あるのだろうが、個人の体験談という形で語られているためか、
とにかくとてもわかりやすくて、衝撃的な箇所が多くあったにもかかわらず
のめりこんで一気に読んだという感じでしたね。
笑える場面がありましたが、イラン人独特のユーモアもあるのかも。
昔、圧制下での庶民の笑いというのを聞いたことがあったが、
それに共通するのかもしれませんね。

この両親が素晴らしいですね。彼女を幼いときから一人の人間として認め
色々なことを教え、本を読んで知識を広めることを薦めている・・・。
彼女が自由なそして率直に発言する女性になったのもわかります。
それに祖母も素晴らしい。凛としていて女性らしさを失わないでいて。
公明正大であれとマルジに説くところなど、ずしんと心に残りましたね。

戦争のずっと無い今の日本から見ると、改めて全てが想像を絶する
ことばかりですが、今の日本人全体も刹那的に今を消費するだけでなく、
もっと勉強し知識を蓄えて、どうしたらいいかを常に考える
人間にならねばと、思いましたね。
大事なことが心にひっかかりました。先ほどのマルジの祖母の
言葉もそうですが、自分に満足できるかどうか・・・ということ。

とても画期的で価値ある漫画だと思います。
残念ながら映画を見るチャンスが無かったので是非DVDで見たいです。





ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る
販売元: バジリコ

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こちらは、ヨーロッパはドイツに留学したマルジの体験と
帰郷したあと、恋愛結婚離婚を経て再びヨーロッパに旅立つまでが
書かれています。
随所で彼女に共感したり色んな意味で驚嘆したり失望したり反発したり
時には笑ったりでなかなか面白かったです。また、時には彼女の勇気や
いざとなったら発揮される決断力や行動力には感嘆しましたね。
とにかく、思春期の最中にある彼女の人間としての起伏や成長を
様々な思いとともに見届けたような感覚でした。

もちろん、気になることもあります。他の方も触れているように、
なんだかんだいっても彼女は一般のイラン人の中では恵まれており、
反抗的な姿勢を実力行使した場合の代償が、他の人の場合には
彼女の場合と同じとは限らないこと・・・。

帰郷した彼女に両親が言う、体制だけでなく伝統に押しつぶされる
こともあるのだと。これは、私も誰かの自伝を読んでいて遭遇した
ことがありますね。

マルジを思う両親や祖母の気持ちには随所でずっしりと感動しました。
特に彼女が人生をふいにしないかと心配している場面では。
また、再びヨーロッパに旅立つ最後の別れの場面では、
こちらも落涙してしまいそうでした。

やはり、大切なことがあります。人生は一度しかなくあまりに短い、
だからそんな人生を誰しもふいにはできないということ。
これに改めて気づかされたというか、この本ならではの重みを伴って
心に響いてきただけでも、読んで凄く良かったと思いました。
そういう意味で、色んな人にもっと読まれることを願います。








レオナルド・ダ・ヴィンチ (ペンギン評伝双書)
販売元: 岩波書店

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 本書はまずレオナルドの足跡をたどってゆく。フィレンツェ、ミラノ、フィレンツェ、ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ローマ、アンボアーズと各地での足跡とその土地での業績、人々との出会いを伝記風に記す。その点では単調な伝記にすぎないのだが本書の特長はレオナルドの解剖学に二つの章がさかれている点である。そこではレオナルドが脳を精神の座と考えていたことや人体における熱の発生について考察していたことなどが書かれている。そしてレオナルドの卓見としてヴァルサルヴァ洞の発見や動脈硬化症の発見が挙げられている。本書を一貫して流れる疑問はレオナルドのセクシャリティについてであろう。著者はフロイトを援用しながらことあるごとにこの難問に挑んでいる。

 本書は170ページと手軽で読みやすい。ちなみに著者は94年度のナショナル・ブック・アワードのノンフィクション部門を受賞したエール大学で教鞭をとる臨床外科の教授である。 




法王の座―ヨハネ23世・激動の20世紀
販売元: 徳間書店

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本書は、このヨハネ23世について最も詳しく、かつわかりやすく書かれている一冊です。
なお、本書はすでに絶版となっており、同じ著者による改訂版が別の出版社から
出されています。↓

法王ヨハネ二十三世―怒涛の世紀とともに






法王ヨハネ二十三世―怒涛の世紀とともに
販売元: ドン・ボスコ社

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保元平治合戦図
販売元: 角川書店

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庖丁人生ざっくばらん
販売元: 平凡社

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法務大臣の八八〇日
販売元: 河出書房新社

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女性政治家として高名な前法務大臣が、在任期間中に起きたいろいろな出来事を紹介。特に、普段は表に出てこない、その瞬間瞬間の思いが生の言葉で書きつづられています。

法律の素人である筆者がプロ集団の中に入っていく際の戸惑いや、世間を騒がせた金正男事件やハンセン病訴訟、名古屋刑務所事件のときに何を考えていたのかが、まさに当事者でならではの迫力をもって書かれている。

政治家の本は、得てして自分の業績を自慢したり、やたらと難解な政策論に終始するものが多いが、この本は、平易な文章で、しかも、筆者が持つ素朴な視線で描かれているところに大きな魅力がある。
司法界が激動している今、その世界に興味がある方には必読の一冊であると思う。




芳次物語 放浪の王者
販売元: 日本教育新聞社

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