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和書 554118 (362)



我、拗ね者として生涯を閉ず
販売元: 講談社

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 読売新聞社会部記者を経てノンフィクションの草分け的存在の本田靖春しが、
生涯最後に自身を題材とした自伝的作品。肝臓癌におかされ、糖尿病合併による
壊疽から両足を切断されながら、死の目前まで書き続けた自伝には魂の叫びとも
言える迫力を感じます。

 著者は自らを拗ね物と言うだけあって、確かに偏屈なところがあり組織では、
はっきりいって浮いた存在になっていました。そんな著者を見込んだ上司も少なか
らずおり、記者としての実績も積んできたにもかかわらず新聞社を退職したこと
は、私の身近な誰かを思わせます。そう、今ではそう珍しくないフリーエージェン
ト宣言を昭和46年時点でなしえたのは、彼が自立した職業人だったことを物語って
います。もし自分の会社人としてのキャリアチェンジを考えるのであれば、彼くら
いの気概もって退職したいものです。

 全体として彼の幼少の生い立ちから、絶筆までを延々書き綴っており、やや起伏
にかける印象を受けましたが、第八部 渾身の「黄色い血」キャンペーン は一読
に値します。長らく日本を騒がしている血液製剤感染問題で、国と被害者の和解が
成立したことは記憶に新しいところですが、彼の「売(買)血追放・献血百パーセ
ント」活動は、後世の薬害エイズ問題、フィブリノゲンによるC型肝炎問題のルー
ツに切り込み、取材対象をすべて実名で克明に綴っています。一連の血液性製剤に
よる薬害を考察するに当たっては、外せない資料となっています。新聞記者は、
本気になれば社会を変革するパワーを持っていることを見せ付けられました。

 それに比べて最近の新聞のつまらないこと。大新聞を私物化する経営者や
それに媚びへつらうサラリーマン記者の記述も後半出てきますが、このような内部
状況が紙面を詰まらなくして読者の減少に歯止めがかからないのでしょう。
かく言う私も活字が大好きにもかかわらず新聞は何年もとっていません。読者減少
をインターネットのせいにするのは簡単ですが、新聞が衰退していくのはその内部
体質によるところが大きいのではないでしょうか。このままでは本当にメディアと
しての新聞の役割は終わってしまうと思いました。




我々の歩いて来た道―ある免疫学者の回想
販売元: MOKU出版

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免疫学の世界で国際的に著名な石坂公成・照子両博士の生い立ちからリタイア直後までを綴った回想録.この本を読むまで石坂公成・照子両氏のことは知りませんでしたが,多田富雄氏の「免疫の意味論」を読んだことがあり,両氏が多田氏の指導者だったことを知り,がぜん読むスピードが早くなりました.アクティブでダイナミックなキャリアを通して両氏がどのような研究生活をおくったのかは一般読者にも魅力ある内容.一方で,著者の研究に対する視点・原則があちこちに書かれているので,医療に限らず理科系の分野であればどんな研究者や研究者の卵にも有益な内容が多いと思う.




ヴァチカン―ローマ法王、祈りの時
販売元: 世界文化社

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中を開いてみると、大変美しい写真の数々にまず圧倒されます。
正直少し価格が高いので最初は購入を見合わせていたのですが、
書店でパラパラめくってみて、すぐにネットで注文を出しました。
これないら三千円近い価格でも買う価値があります。

そして、ゆっくり読んで行きますと、著者がカトリックの信者でなく、
すごく客観的に書かれているのが新鮮です。
何故かと言うと、カトリックの信者や聖職者が書くと
どうしても、著者の信仰基準が影響してきて、内容が偏るからです。

特に、前教皇ヨハネ・パウロ2世の紹介文はすごく素直で良いです。
これなら、宗教に興味がない人が見ても違和感なく読めるでしょう。
もちろん信者さんにも手に入れて欲しい一冊です。




ヴァージン―僕は世界を変えていく
販売元: 阪急コミュニケーションズ

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本当に元気の出る本です。ファイナンスやアカウンティングの知識だけでビジネスを斬ろうと思っている貴方に、別の角度からビジネスとは、アントレプレナーとはを考え直させてくれる本。本当に面白かった。この人は、危険な道と安全な道があれば、かならず危険な方の道を進み、そして成功してきた人です。この人にますます興味がわいてきて、最近の著作も読んでみたくなりました。




ヴァージン・キング―総帥ブランソンのビジネス帝王学
販売元: 徳間書店

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ヴェイル―AT&T社長の椅子に2度座った男。
販売元: NECクリエイティブ

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ヴェトナムの聖者―マルセル・ヴァン修道士の生涯
販売元: サンパウロ

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ヴェネツィアふたり暮らし -運命を変えた恋人と私の物語
販売元: 河出書房新社

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「一業一貫」の経営―先見力と決断力が勝負を決める
販売元: ダイヤモンド社

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「万博」発明発見50の物語
販売元: 講談社

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エルメスもルイ・ヴィトンも、バカラもクリストフルもみんな万博で有名になった…「へぇ」の連続です。いきなり20へぇ。
動く歩道もエレベータも、車も・・・日常生活で当たり前だと思っているものも万博から・・・、そして有名な画家、音楽家もたくさん参加しているなんて、
万博なくして世界の歴史はない、愛知万博にも興味がわいてきました。
興味ある内容が50に分けて取り上げられているので、読みやすいです。
愛知万博に行く前に是非読んでおいた方がいいと思われる1冊です。


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