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和書 554120 (89)



意識と自然―現象学的な東西のかけはし (叢書ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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意識としての自己―自己意識研究序説 (自己の探究)
販売元: 金子書房

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意識と世界のフィロソフィー―「私」はいまどこにいるのか
販売元: 青木書店

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意識と存在の謎―ある宗教者との対話 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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 何気なく手に取った。そして、この本が小生の心をしばらく捕えてはなさなかった。高橋さんは、フランスの厳格で鳴るカトリック「カルメル会」の修道院に生活し、ここ何年も瞑想修行の日々を送っておられると言う。

私たちを含め生きている命の持つ、心は、何層かに成っており、そのこころを、降りて行くと、生きている上で体験・経験した自意識、発生過程で体験したマナ識、そして「存在化」以前の、生とも言わす死とも言わず、言葉の表現を拒む阿頼耶識に至る。たとえ如何に修行を経ても、阿頼耶識の体験は、凡そ困難な事柄に属するのだと言う。

副題が「ある宗教者との対話」とあるが、
こころの深みに関する、意欲的な探求であり、易しい言葉で書かれているが、
実に深い洞察に満ちていて、まるで本物の「形而上学」の興奮が伝わって来る。
この薄い新書のおかげで、井筒俊彦氏の、意識の形而上学ー「大乗起信論の哲学」まで読む羽目に至った。
今日と言う日、人々の心に、重く圧し掛かる閉塞感、或いは絶望感は、一体何なのだろう。
日頃、わたくし達が、何不思議なく懐いている、この自我意識は、極めて限定的なものであり、地位や物や銭が一番の宝だと、確信を懐いている向きには、冷水を浴びせる本であろう。

思えば、この様な「存在と意識」の迷宮を探求した人は、何人も居られる、CユングもRシュタイナー、WBイェーツもそうであろう。日本にも弘法大師空海、明恵上人、近代では、禅の偉大な導師たちがあげられる。
忙しく暮らし、自己を見失いがちな私達。生きる意味は何処に有りや?感動は何処に有りや?博愛は何処にありや? 老人もそうだが、若い人には特に読んで欲しい本です。物思う種が沢山詰っていて、こんなに深い本は余り無い。




意識の再編―宗教・科学・芸術の統一理論を求めて
販売元: 勁草書房

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意識の進化と神秘主義
販売元: 紀伊國屋書店

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意識の神経哲学
販売元: 萌書房

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意識の“神秘”は解明できるか
販売元: 青土社

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心身問題に関して斬新な回答を示したマッギンの書。
一言でまとめれば、意識を「我々の原理的な認識力不足のための神秘」と結論付けている。


以下概要

まず唯物論と二元論は双方とも誤っている。
そして、それらの共通に抱える問題点は、我々が意識の問題を解明するに十分な知識を持っているとしていることである。

我々は、というよりも我々の脳は、意識の問題を解くのに十分ではない。
意識は明らかに脳の所産だが、それは通常の我々の認識である物理的次元とは異なる部分と関わるものである。
ゆえに、我々は意識と脳の問題を適切に認識できない。
そうした、認識できない領域が「神秘」なのだ。

だが、「神秘」があるのは悪いことではない。
むしろ、我々が、己の理性に謙虚だということだ。
注意すべきは「神秘」は宗教とは違うということであり、むしろ「神秘」を認める理性への謙虚さは、宗教への傾倒を防ぐ。



認識の限界を脳に位置づける点には疑問も残るが(認識は後天的要素も大きいだろうから)、存在はするがわからないものがあるという結論には同意できる。
物理的次元に還元できない、非物理的、あるいは心的な次元の存在があるのもそのとおりだろう。
脳と意識は、客観的と主観的、あるいは物理的と非物理的の地平から眺められた、コインの裏表なのだ。

人工知能についても、サールほど批判は強くはなく、生物的基盤が必要である可能性が強そうだ、という主張にとどめている点も共感できる。


ただ、非物理的空間について、すこし突っ込んで論じている第4章は、いささかオカルトチックな方向に話が大きくなりすぎだと思う。
あとあとまで読めば、そこまでひどい仮説ではなさそうなことがわかったが、どうもあの部分は書き方が悪そうだ。
ポパー・エクルスの三界論の貧弱版であるかとの誤解を生じやすいあの書き方はやめた方がいいように思える。

あと、意識の地平を3つに分割しているのだが、あれは潜在意識と通常の意識の二つで十分だと思う。
無理に三つ目を作る必要性は感じられなかった。

あと、やたらとスタートレックに言及する点が気になった。


全体としては、わりとわかりやすいと思う。(4章は例外だ)
いろいろな説も簡単に書かれており、また巻末の推薦図書も豊富なので、初心者にも薦められる。




意識の扉をあけて
販売元: 七賢出版

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意識の弁証法―人間形成論入門
販売元: 晃洋書房

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