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和書 554120 (93)



一般科学の方法論
販売元: 成文堂

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一般抽象化理論―科学的探求の一方法
販売元: 大竹出版

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一般倫理の研究―国際化への道
販売元: 東京図書出版会

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一筆啓上 瀬島中佐殿―無反省の特攻美化慰霊祭 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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タイトルは一見、瀬島隆三氏個人を追及するかのような印象を受けるが、特攻という、統率の外道を推進した指揮官や参謀たちの責任を問えと、作者は言っている。隊員たちの至純・至誠を、慰霊祭で強調することで、罪を逃れようとしているかのような態度は許してはいけないということである。
様々な特攻の生き残りから取材したルポ。「桜花」、「回天」に関する記述が多く、航空機による特攻などにはそれほど多くない。それでも、各兵器の開発経緯や採用されるにいたる経緯、主な戦績や生き残りの人々がどのような心境で終戦を迎えたのかなど、貴重な証言集として見ても興味深い。
物足りなかった点を一つ上げるとすれば、各章末の証言者への質問があったり無かったり、あるいはあっても統一されていなかったりなどという面があった点。統一された質問を証言者全員に行ってあれば、統計的に見えてくる点もあったのではないだろうか?




逸脱論と“常識”―レイベリング論を機軸として (社会学選書)
販売元: いなほ書房

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五つの空
販売元: ヒューマンドキュメント社

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イデオロギーとは何か
販売元: 平凡社

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イデオロギーとは何か (平凡社ライブラリー)
販売元: 平凡社

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イデオロギーの崇高な対象
販売元: 河出書房新社

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著者は常に、メタ言語を排除した視点を保ちつづける。全ては同一の平面に配置されているのだと語る。「ワルシャワのレーニン」という小話は本当に、悲しいほど笑えるのだ。私自身が「ところでレーニンはいずこに?(チャーリー浜のように)」と質問する鑑賞者であったことを痛いほど思い知らされるのである。「ったく、これまでどこを探していたのだ。」とウンザリさせられること必至です。お勧めです。




イデオロギーズ
販売元: 新潮社

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 暴力的に要約すれば、ハイデガー=ファシズムを選択せずに現代を思想的に乗り切る道を探る本。その意味では、確かに20世紀後半の問題意識をおさらいする内容になっている。で、見えてくる結論は何とも意気阻喪させるもの。って言うか、意気阻喪するのは著者をはじめとする思想オヤヂたちなんですけどね。
 テクノロジー・暴力・自由・信仰・愛と5章に分かれているけど、全体のトーンを決定しているのは1・2章。テクノロジーに外部はあるのか、ないのか。テクノロジー圧政下における人間/動物の無境界化に、いかに対処するか。ここまでが、著者の基本的な問題設定。
 第3章から、ハイデガー(的なもの)との対決が始まる。しかし著者の報告する戦況は、どうにも芳しくない。
 ダヴォスでハイデガーに対し人間の自由を突きつけて論争したカッシーラーにしても、レヴィナスの肩入れにもかかわらず、その自然法的秩序への信頼はナイーヴすぎると言わざるを得ない。それどころか、かつて国家に一体化(=従属)した決定論的主体は、現代では非公共的組織に服属し、結果的に国家と対立して自然法的自由を僭称しさえする。
 信仰もまたテクノロジーの衝撃を逃れられない。現代における信仰とは、圧倒的に無力な人間として虚無を生き続ける勇気をしか意味しない。最終章でも、愛(=連帯・善意)こそがファシズムの源泉として退けられた後、代案として提起されるのは快楽の優先であり、果てない回帰としてのモードでしかない。このように普遍性を欠いた美意識の理念化は、排他的な共同性を捏造することで普遍性の欠如を埋め合わせる。
 こうして、テクノロジーによって実現された世界コミュニケーションが空間を無意味化した後で、この虚無を覆い隠すべくローカルな共同性が族生する。「アウシュヴィッツこそが詩である!」と謳いあげて終わるパセティックな第1章が、そのままこの沈鬱で退屈で希望のない現状認識と重ねあわされる。いやはや…これって宮台真司『終わりなき日常を生きろ』のオヤヂ・ヴァージョンだったのね。なるほど、ローカルな共同性の例にテレクラや出会い系が登場するはずだ。
 ところで、9・11同時多発テロが起こったのは、おそらく本書第2章「暴力」の執筆半ば。著者はあとがきで本書への事件の影響を否定しているが、嘘おっしゃい! 第2章の前半と後半の間には、微妙な断層がある。しかも章末で「『事実上の平等』のないところに、正義を主張し、要求できるのは暴力のみである」とブチ上げている。著者が旅客機激突映像に昂揚していたのは明白でしょう。


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