戻る

前ページ   次ページ

和書 554120 (116)



ウミハヒロイナオオキイナ―普通の子どもの戦争体験
販売元: 碧天舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






海鳴り―太平洋戦争・私の体験
販売元: 文芸社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






湖辺の食卓―土浦海軍航空隊予科練麦めし日記
販売元: 新風舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

霞ヶ浦予科練で朝5時から夜8時まで、訓練と課業に明け暮れる10代の若者。彼らが口にしていたのは盛りきりの麦飯(小ぶりの飯茶碗に軽く2杯程度)、菜っ葉入りの味噌汁、菜漬けが標準だった。稀にけんちん汁風のごった煮が味噌汁、ごくごく稀に煮鰯が主菜の代わりに出た。朝昼晩の区別さえなく繰り返される判で押したような献立を彼らは「航空兵は他の兵科より食事内容が良いはず」と感謝と無常の喜びを感じながらいただいていた。推定するに1200キロカロリー程度だろう。現代の成人男子の必須カロリーの半分程度に過ぎない。戦争末期とは言え彼らはこのような粗食で戦い、死んで行こうとしていたのだ。無謀な戦争を企図した戦争指導者に対して強い怒りを感じた。




梅田事件 冤罪の構図 (旺文社文庫)
販売元: 旺文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






埋もれた蒼穹―個人としての航空戦史
販売元: 文春ネスコ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

去る10月11日、第1章「絆は沖縄を挟んで」に登場する内藤祐次氏が亡くなられました。
元七二一空(神雷部隊)戦闘三〇六飛行隊、海軍中尉、予14期。
御冥福をお祈り致します。




右翼と左翼 (幻冬舎新書)
販売元: 幻冬舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「右」と「左」のそもそものいわれから解き明かし、戦前と戦後の日本の右翼・左翼の消長を解り易く解説する。
フランス革命の深化に従って、当初の「左」がだんだん「右」に寄ってきて、もともとの「右」が押し出され、もっと「左」が出現する過程や、ヘーゲルとマルクスの「自由」の違いが、非常に平易に手っ取り早くわかる。
いわゆる自虐史観についても、そもそも「左」の敵である天皇制・軍国主義・資本主義を悪く書くのは当然で、逆に安藤昌益・秩父困民党・百姓一揆は礼賛しているのだから、自虐どころかむしろ自尊史観だという。
「左」の理想が崩壊したあと、理想の建て直しに取り組むという大変な作業を避け、やり易い旧悪暴きにのめり込んだなれの果てで、つまり「左」の自尊史観の残骸だという解説には大いに納得。
著者は左派に位置すると思われるが、アプローチは中立で好感もてる。
実にオモシロイ、広くお勧めします。




裏切られたベトナム革命―チュン・ニュー・タンの証言 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






裏切りの哲学 (シリーズ・道徳の系譜)
販売元: 河出書房新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ウランバートル俘囚記
販売元: 日本図書刊行会

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ウランバートル捕虜収容病院
販売元: 草思社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 第二次世界大戦後、ソ連軍の捕虜として日本人60万人(一説に107万人)(将校5%、下士官23%、兵士61%、民間人11%=モンゴル旧内務省・古文書資料)がシベリアを中心に過酷な強制労働に従事し、うち6万人(アメリカの研究者ウイリアム・ニンモ著「検証−シベリア抑留」によれば34万人)が死亡。ソ連領土内の他、中央アジアや北朝鮮などと並んでモンゴルにもおよそ15,000名が配置、うち1,864名(モンゴルは1,615人と記録)が落命の運命に晒されました。敗戦の生きた犠牲として日本を代表して捕虜生活を送った体験の記録・肉声として、「草原の果てに−モンゴル・ウランバートル捕虜抑留日記」(東出昇著、1991年)に続いて本書を手にしました。生きるか死ぬかの生死の境を、日本帰国の願望一心で生き抜いてきた描写は共通。著者は軍医候補生で隊付勤務中に終戦、モンゴルに渡り羊毛工場で勤務の時に入院、回復後もそのまま病院で勤務し、他の日本人軍医とともに懸命の治療活動を展開しました。満州国軍の軍医と軍医候補生計39名のうち、シベリア方面配置は6名、残り33名のうち20名が戦死とのこと。1955年から筆をとるも資料収集に苦労、36年越しの1991年に本書が刊行。モンゴル在住の日本人たちに、この史実がインパクトを与えるのは、やはりその労働の成果としての政府庁舎、外務省、国立大学、オペラ劇場などが、今日首都ウランバートルの中心街に立派に機能しているからです。私にとっては、モンゴルのために今日働く日本人を支え励まし、日本人としての責任を感じさせ、また今日の日本・モンゴルの良好な関係に深い意味を与える一冊という実感です。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ