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和書 554120 (220)



芸術(アルス)と生政治(ビオス)
販売元: 平凡社

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この著者はいつも議論に周到な緻密さ、綿密さというものがない。日本語力はないわけではないので読ませる日本語を書くのだが、それが全体として議論の欺瞞を覆い隠す方向に働いているのは大変な欠点だと言わざるを得ない。素人読者は、あっさり騙されるだろう。要するに論理構成が甘いのだ。適宜、引証でごまかしてはいるが、本当はどんなんだ?という疑問に答えてはくれない。こんなもんで良いのなら、誰も苦労はしない、というか、しょせん苦労なしで書かれた本にすぎない。




ゲイジュツがバクハツならテツガクわハッキョーだ
販売元: 新風舎

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芸術人類学
販売元: みすず書房

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マシュー・バーニーと網野喜彦や、バタイユと岡潔(この本を読むまでこの人のことは全く知らなかったが)が同じ本の中で語られているというのはスゲぇと思う。松岡正剛も言っていたが、これらのメンツを、もしくはこれらの多彩なジャンルを繋げて語れる人は他にいないと思う。

芸術人類学、言ってみりゃ芸術と人類学をメインに語っているというだけのことなのだが、そこにマトリックスや、チベット密教の不可思議な儀式や、神話や、自閉症児などなどから絶え間なく発生する超越性「トランセンデンタル」みたいなものに焦点を当て、習慣的かつ視野の狭い論理学でガチガチに拘束状態に陥った思考傾向を、マシュー・バーニーの拘束ドローイングと照らして、Hey Hey Hey もっといろいろ持ち込んで混乱しようぜトランセンデンタルにっ!とでも言いたげな一冊だ。

たくましいぜ中沢新一、論理的な知性が闊歩し、情緒的な知性が肩身の狭い思いをしている不自然な現状にあっぷあっぷ息苦しさを感じてる中沢新一は、情報が社会性を備えなければ表出できない現状を、子宮内の胎児の無限の感受性にまでさかのぼってお説教するとは、頭の硬い人から順にイライラくるのは当然なわけで、そもそもこれは学者の論文じゃないんだから、いやむしろそういった形態に必死で抵抗しているのだから、浅いとか軟いとか言われると困ってしまう。

有益な知性を求めて読むならこの本はそれほど役にはたたないかもしれない。むしろドゥルーズやガタリの言うところの認識という習慣に風穴を空ける必要性をヒシヒシと感じているような人のために書かれた一冊である。だから論理性や小難しさが足りなくてもOKなんです。そういう話じゃないんです。ちがうんです。イェイ、イェイ!




芸術における近代―美的コンセンサスは得られるか (叢書 転換期のフィロソフィー)
販売元: ミネルヴァ書房

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芸術の哲学 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 渡辺先生の語り口は、誤解が多い。既存の哲学者の概念を組み合わせて、自分の哲学を語る。古民家の廃材で、自分の家を建てるようなものだ。部品に惑わされると、本人の主張が見えないし、部品の採り方は、プロの目からすれば、かなり恣意的だ。どう恣意的かがわからないと、あたかも原著者がほんとうにそう言っていたかのような錯覚を起こさせる。入門者なら、もっとニュートラルな個々の原著者の解説書に当たるべきだろう。(とくに、出発点のアリストテレスのカタルシスの解釈からして、かなり問題があると思う。)
 本書自体の主張は、近代主観主義的美学に対して、存在論的美学を立て、後者こそ本流であると言う。この主張自体は、ショウペンハウアー以来、よく知られたものだ。渡辺先生のオリジナリティは、このことを論証するために、フロイトやユンクを迂回して、芸術家の天才的な集合無意識を媒介とすることによって、ニーチェ風の選民の独善的な美学をうまく避けたところにある。
 とはいえ、存在論的美学の論証なら、アリストテレスのカタルシス論から、フッサールの現象学的還元を経由し、バウムガルテンの美の論証へ持ち込んで、プラトンのイデア美学へ抜けた方が、素直だと思うが。また、存在が美的以前のものであるために、話は存在への芸術学であって、美学たりえなくなった。つまり、存在論的美学を論証する以前に、存在論的美学そのものが見失われた。カントの崇高の概念で最後になんとかしようとしているのだが、ムリがあると思う。





ゲエテ 自己様式化する宇宙(一般様式理論)
販売元: 風間書房

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撃沈戦記 (新戦史シリーズ)
販売元: 朝日ソノラマ

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撃沈戦記〈PART2〉 (新戦史シリーズ)
販売元: 朝日ソノラマ

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撃沈戦記〈PART3〉 (新戦史シリーズ)
販売元: 朝日ソノラマ

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撃沈 漂流―米潜水艦ハードヘッドVS軍艦名取短艇隊
販売元: 光人社

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