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和書 554120 (361)



スカパ・フローへの道―ギュンター・プリーン回想録
販売元: 中央公論新社

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サイレント・オットーと違って、プリーンは広報活動にも大々的に
参加していたみたいです。
おそらく、その中の一冊でしょう。
プリーンの事を純粋に勉強したい人にはいいかもしれませんが、
戦史の一つとして読む方にはお薦めできません。
洋書でしかないと思いましたが、プリーンはもう1冊書いている筈です。
そっちの方がいいのかな?
(→すいません、手元にある本の目次を見たらどうやら一緒でした...
 「U-Boat Commander」)




スカル&ボーンズ―秘密クラブは権力への通路
販売元: 成甲書房

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アメリカの学生クラブのスカル&ボーンズについて、最も体系的にわかりやすくまとめられた本が、このロビンズ女史の著作であろう。ボーンズは、今年の米大統領選挙を期ににわかに脚光を集めたが、所謂陰謀論者の間では、長らく新世界秩序を推進するイルミナティの支部であるとか、悪の秘密結社として、その政治経済への影響力が喧伝されてきた。

しかし、著者の筆は極めてジャーナリスティックにこの秘密組織の姿を描き出している。彼女自身が、ボーンズのあるイェール大学の出身であり、ボーンズと似たクラブの出身である。、彼女の文章からは、アメリカの「学生クラブ」(フラタニティ、友愛会)はどのような存在なのかと言うことが日本人にも伝わってくる。

「どくろと骨」と言うことで、怪しげなものを感じるかもしれないが、そのネーミングは我々日本人に、クラブ名に「桜」とか「菊」とか使うようなものと大差ないと判る。文化の違いだ。19世紀には、それこそ多くの学生クラブがあり、現在もギリシャ語の頭文字を頂くクラブは多数ある。

著者が言うように、このようなエリートたちが集う秘密クラブは、その排他性ゆえに、メンバーの間の特権意識を生み出し、メンバーの間の「強い友情」を作り上げる。これが、大学を卒業してからも、OB会としての強固なネットワークとして機能するのだ。言ってみれば、ボーンズは大きいところでは、早大雄弁会と変わらない。ただし、ボーンズ利権のスケールは相当に大きい。

ちなみに、映画「キューティ・ブロンド」は、女子学生クラブ(ソロリティ)を舞台に、アメリカのコネ社会の実像を少しだけ描いている。著者は、ソロリティについての著作も書いている。今度は此方も邦訳で読みたいが無理だろう。

ただ、陰謀論を排除する彼女の著作が日本の名だたる陰謀論者である、太田龍氏によって紹介されるというのはなんとも皮肉である。




スカートの風(チマパラム)―日本永住をめざす韓国の女たち
販売元: 三交社

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同じ時期に読んだせいか群ようこの「無印良女」がかぶって思えます。ただ、ふたりとも登場してきた当時、新しい女性の書き手の登場という鳴り物入りの印象がありました(もしかしたら僕が知った時にはもうある程度有名になっていたのかもしれませんが)し、女性の在り方や生き方を真正面から捉えようとする姿勢にも共通点があるように思いました。本書は韓国社会や、韓国と日本の比較、そして自らの恋愛体験などについてなんの衒いもなく語っており、肩肘を張らず巻措くに能わずといった楽しさがあります。もちろん学術的な分析ではないのですが、そこは僕には逆に長所につながっているような気がします。




素顔のイスラエル軍―最前線の兵士たち
販売元: 大日本絵画

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姿なき尖兵―日中ラジオ戦史
販売元: 丸山学芸図書

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巣鴨伝説―マンガで綴るスガモプリズンとGI
販売元: リバー出版

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巣鴨プリズン―教誨師花山信勝と死刑戦犯の記録 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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太平洋戦争終結後、GHQによりA級戦犯に選定された人物のうち、極東国際軍事裁判(東京裁判)で絞首刑を宣告された7人を中心に、彼らが巣鴨拘置所で真剣に自分たちの死に向き合う姿が記録されています。彼らの戦争指導者としてではなく、人間としての側面を知る上での貴重な資料です。
ここに描かれているのは、侵略と支配によってアジア諸国を陥れ、無数の悲惨な犠牲者を生み、日本を敗戦に導いたとされ、蛇蝎のように忌避されてきた指導者たちです。私は彼らの戦時中の政策や方略を礼賛するものではありませんが、あの戦争を振り返る上で、彼らの人間としての顔を知っておく必要があると考えています。




巣鴨プリズン13号鉄扉―BC級戦犯とその遺族 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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巣鴨プリズン13号鉄扉 裁かれた戦争犯罪
販売元: PHP研究所

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巣鴨若妻殺し―昭和戦前の最難事件
販売元: 草思社

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著者が取り上げた事件モノの中で唯一真犯人が誰なのかが判然としない「巣鴨若妻殺し」。例によって、綿密な取材活動によって得られた事実を淡々と積み重ねて行くことにページのほとんどが費やされており、それが事件の不気味さを一層際立たせている。薄弱な物証、二転三転する供述。結局、最後まで真犯人が誰なのかは判然としないままなのだが、エピローグに於ける意外な人物による新たな事実の披瀝には少なからず驚かされた。冤罪の可能性を匂わせるこの人物の証言はしかし、さらにこの事件の不可解さを増幅させており、言い知れぬ恐怖を覚えた。未読の方には是非一度読まれることをお勧めしたい。


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