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和書 554168 (56)



汚名「九大生体解剖事件」の真相 (文春文庫 (376‐1))
販売元: 文芸春秋

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単に生なましい話かと思って読んだら、非常に深く感銘を受けました。戦争というテーマでくくるには勿体ない。
周囲をかばって、汚名を受けてながらも、人の生の真理を貫かれた、平光教授の生きざま、筆者東野氏の師への敬愛、愚かなる軍部の姿などとても深い人間への視点を感じました。
高貴な人の尊厳を感じ、自ら引き締まるような読後感を得ました。
お勧めです。




親を殺した子供たち
販売元: 草思社

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子殺し、親殺しでさえも常人では理解できないのに家族全員(たとえ自分を可愛がってくれた肉親でさえも!)を抹殺するとは一体どんな理由・動機あるのかと思いこの本を読んでみました。・・・しかし現代の家庭ならそれがどこで起こってもおかしくないのかもしれません。

上流でもなく下流でもない、どちらの階級にも属する可能性のある中流家庭の社会的地位に対する強迫観念、不安感が子どもを精神的に追い詰め、家族全員の殺害に走らせるという著者の解釈には驚きました。

「一生懸命勉強して一流の学校に入り、一流の企業に就職する」こんなことを子どもに期待している親は少なくはないはずです。しかし子どもにとってはそれが真の幸せなのでしょうか?自分が果たせなかった成功を子どもに託す子育ての危うさ(確かにこの本に出てくる事例は極端なものが多いですが)を感じさせずにはいられません。

自分の思い通りになる子どもを愛するのではなく、ただ子どもを無条件に愛することの重要さを訴えているような気がしました。ただその愛情の表現が上手くいくかどうかが問題なのでしょうが・・・。

また本書では触れられていませんが、人を簡単に殺害することのできる銃がいつでも手の届くところにあるという銃社会が殺人をおこしやすい環境にしていることにも着目するべきしょう。

一読の価値ありです。




親と子をつなぐ結び目として―生徒の心に事件をそしてドラマを
販売元: 近代文芸社

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日本アウトロー烈伝 親分 (日本アウトロー烈伝)
販売元: 洋泉社

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親分―実録日本侠客伝〈1〉 (双葉文庫)
販売元: 双葉社

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親分衆〈関東編〉
販売元: 富士出版

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檻の中の詩―ノンフィクション・布川事件 (双葉文庫)
販売元: 双葉社

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檻の中の詩―ノンフィクション・布川事件 (双葉文庫)
販売元: 双葉社

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檻の中の詩(うた)―ノンフィクション・布川事件
販売元: 双葉社

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オリジナル・サイコ―異常殺人者エド・ゲインの素顔 (ハヤカワ文庫NF)
販売元: 早川書房

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猟奇殺人業界の超大物にして、世界中に恐怖と衝撃を与えた小男、通称エド・ゲイン。

とにもかくにも、とんでもない輩である。

 古きよきアメリカの、そのちっぽけな田舎町。そのまた隅っこに、うすのろだけど気のイイ小男が住んでいた。愛称エディーは人畜無害を絵に描いたような男。そこは全く何も起きようがない世界、、、だったはず・・・・ところがギッチョン、事実は小説よりも奇なり。その,
全く長閑な風景は、いざ踏み込めば恐怖と狂気の宴があった。そんな具合である。

 ところで、ゲインの殺人は2件しか立件されていない。たった2件である。(※ほぼ確実に実兄を殺している他、このような田舎で起きた過去の行方不明者も、おそらくヤツがやっているであろうと推定されている。)では何がそんなにヤバイのか?
 
 家から出てきたものを並べれば言葉は不要であろうが、その狂気のリサイクル品を紹介したらレビュー消されたので止めておく。

 ひとまず、墓場から掘り起こしてきた死体と自分で殺した女性2体・・・実に15〜40体分、、というか鼻が余ってしまったり、人数がいまいち把握できていないのだが・・・ヤツの家にあったものは凄いんだ。

 さて、このエド・ゲイン…紹介記事や文献は、佃煮にするほど存在する。それほど強烈だったわけだが、ご多分に漏れず真実と逸話と憶測が融合してしまい、本当はどうなのか、という問題が曖昧になっていることもまた、事実である。
 ならば、神話的存在エド・ゲインではなく、本当のエド・ゲインはどうなのか?を知りたいではないか。そう、そんな目的で地道な調査を行い、真実の姿を追ったドキュメント、それも最良のものが本書なのである。

 つまり『サイコ』『悪魔のいけにえ』『羊たちの沈黙』のモデルとなった「エド・ゲイン」というよりも、Edward Gein ことエディー・ギーンとしての「エド・ゲイン」がここにある。何が本当で、何がウソか、何が事実ではなく、どこまでがウワサに過ぎないものなのか、それらを追う地道な調査にはほとほと頭が下がる。

 それと特筆すべきは、この本は暗くない。怖くない。キモくない。
 
 エド・ゲインはやはりエド・ゲインのイメージそのものだったことが判るが、それでもなお、事実のエディーに接するとき、怪物ではなく狂った人間であることが判るのだった。

 まぎれもなく名著である。


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