和書 554168 (127)
![]()
サリンが来た街―松本毒ガス事件の真相
販売元： データハウス
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
サリン事件の真実 (新風舎文庫)
販売元： 新風舎
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
本書はサリン事件の捜査に協力した研究者による作品である。筆者がどのような経緯を経てオウム事件の調査協力に至ったのかを、事件の流れとともに紹介し、オウム事件の真実を伝えている。同時に、オウム事件の教訓から学ぶべきことを提示している。
筆者によるとこの事件以前に、サリンについて言及した記事を書く研究者は自分のみだったという。そのためアメリカに住む筆者に科学警察研究所から捜査協力の要請が来た。
アメリカがサリン事件に注目する理由は、サリン事件が世界で初めて化学兵器を利用したテロだからである。筆者はアメリカがサリンのような化学兵器を利用したテロだけに注目するのではなく、オウムによるボツリヌス菌を利用した生物兵器によるテロにも注目していることを指摘している。なぜなら、アメリカで炭素菌事件が起こったためだ。しかし、オウムの生物兵器を利用したテロは幸運にもすべて失敗に終わった。失敗に終わったからこそ、日本でも意外と注目されていない。ただ、失敗した時期が地下鉄サリン事件の５日前だったので、成功していれば首都機能は壊滅だったと筆者は主張する。同時に、筆者は地下鉄サリン事件を未然に防げていたのではないかと主張する。これは研究者の共通認識らしい。警察が第七サティアンでサリンの残留物を検出していた事実を指摘している。
今日、サリン事件に関する報道やニュースはほとんど紹介されなくなってきた。風化されないように、このようなわかりやすい書物が出版されることは必要ではないだろうか。被害者が多いテロ事件だったと認識するだけにとどまらず、内容についても学んでおくことは重要だと思う。
![]()
サリン日本ゆくえ知れず―生か死か・毒ガスとの死闘500日
販売元： オウム
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
死刑の日本史―歴史を通して何がみえてくるか (三一新書)
販売元： 三一書房
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
中国人強制連行の記録―日本人は中国人に何をしたか (三一新書)
販売元： 三一書房
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
当時の「強制連行」にまつわる、中国人側の体験談や日本人側の意見がそれぞれ詳細に綴られており、とても読者をひきこむ本。特に「花岡事件」についてはよく分かる。著者が何度も行ったインタビューの様子から、実際に自分の足で出向いていなければ書くことの出来ない貴重な話が得られる。
三億円事件 (新潮文庫)
販売元： 新潮社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
私は、事件当時、まだ生まれておらず、三億円事件という言葉くらいしかしらなかったのですが、ふとしたことで、興味が沸き、ネットでいろいろ調べていて、この本がいいらしいということで読んでみました。
前半は、事件について捜査資料などをもとに、非常に詳細にわかりやすく説明されてます。
４０年も前の事件なのに、まるで、事件がつい最近起こったかのようなリアルさがありました。
後半は、筆者が犯人だと断定？した人物の裏付け取材の過程がこと細かに書かれています。
全体的に、構成がしっかりしていて、非常に読みやすかったです。
非常に複雑な事件を説明しているにもかかわらず、「何の事だったかな？」と、読み返すこともほとんどなかったです。
ここまで調べられたのなら、犯人は捕まってもおかしくないんじゃないか？と思うくらいの取材力には関心しましたが、この人物に対して、警察がどう捜査したかがほとんど説明されておらず、若干の疑問が解決されないまま、話が終わっているのは残念でした。
その辺りをもう少し加筆してもらえれば、すっきりできたかもしれません。
（筆者曰く、これ以上は書けない事情があったようですが・・・）
また、捜査対象が１万人以上だった事件で、特定の人物に対する取材がほとんどだったのは、書面の都合なのか？
三億円事件
販売元： 新潮社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
私は、事件当時、まだ生まれておらず、三億円事件という言葉くらいしかしらなかったのですが、ふとしたことで、興味が沸き、ネットでいろいろ調べていて、この本がいいらしいということで読んでみました。
前半は、事件について捜査資料などをもとに、非常に詳細にわかりやすく説明されてます。
４０年も前の事件なのに、まるで、事件がつい最近起こったかのようなリアルさがありました。
後半は、筆者が犯人だと断定？した人物の裏付け取材の過程がこと細かに書かれています。
全体的に、構成がしっかりしていて、非常に読みやすかったです。
非常に複雑な事件を説明しているにもかかわらず、「何の事だったかな？」と、読み返すこともほとんどなかったです。
ここまで調べられたのなら、犯人は捕まってもおかしくないんじゃないか？と思うくらいの取材力には関心しましたが、この人物に対して、警察がどう捜査したかがほとんど説明されておらず、若干の疑問が解決されないまま、話が終わっているのは残念でした。
その辺りをもう少し加筆してもらえれば、すっきりできたかもしれません。
（筆者曰く、これ以上は書けない事情があったようですが・・・）
また、捜査対象が１万人以上だった事件で、特定の人物に対する取材がほとんどだったのは、書面の都合なのか？
三億円事件を今…
販売元： 文芸社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
三億円事件に特別な思い入れを有する筆者が，事件の概要及びその捜査に対する論評や，事件への個人的な印象を記したもの．同時期に刊行された一橋文哉著「三億円事件」は綿密な取材に基づいた新事実を提示し高評価であったが，本書は他の刊行物の引き写しと著者の他愛のない感想に過ぎず，何ら新事実の提示もなく，文章も稚拙で読むに耐えない．
![]()
サンカと説教強盗―闇と漂泊の民俗史
販売元： 批評社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
サンカと説教強盗―闇と漂泊の民俗史
販売元： 批評社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）