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和書 554168 (182)



大義なきテロリスト―オウム法廷の16被告
販売元: 日本放送出版協会

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 オウム真理教は私の身近にいました。自分の家の近くにオウムの経営するショップがあったり、選挙のポスターが出ていたり。
 自分の父は、サリンのあった日に、朝早く地下鉄に乗ったので、難を逃れたという経験もあります。
 
 なので、どうしても地下鉄サリンまで至る過程について知りたいと思っています。
 

 この本は「大義なきテロリスト」として、各重要犯罪にかかわった麻原と、その忠実な弟子たちについての裁判が描かれています。

 裁判の記録としては「オウム法廷」(降幡賢一 著)のほうが優れていますが、佐木隆三の優れている点は、各被告人について人物評価をしている点です。

 読んでいて、「なるほど!!」と、うなずく点が多かったです。惜しむらくは、各被告の人物評価を中心にして、裁判はその材料として扱う態度を貫いて欲しかったと思います。

 裁判自体は知っていますが、各弟子たちの心をもっと深く突っ込んで欲しかったです。

 オウム関係の本を読むといつも「信じる」とは?という難題に突き進みます。
 

 1995年のアレは、何だったのか? 

 ふと、関心を持った人にお勧めです。

 深く知りたい人は、きっともっと色々オウム関係の本を読んでいるでしょうから。




退屈な殺人者
販売元: 文藝春秋

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この話は、犯人と国家役人、犯人の周囲の人々の話(科白)で進む。おそらくこれら科白は、事件の調書などの引用なのだろうと想像しながら私は読んだ。

私が印象を受けたのは二点。

まず一つは、犯人の答え(科白)が、余りにも淡々、整然としていること。

そしてもう一つは、裁判における精神鑑定についての疑問である。この事件に関して言うと、

-2回目の鑑定(初回の鑑定とは別人が行った)に対する、再々鑑定がないのはどうしてか。

これでは、犯人の家族が大弁護団を雇い、2回目の鑑定を弁護側が裁判の証拠として提出し、それが1回目の鑑定結果を超え、裁判官は弁護側の鑑定を採用した。

この著書を読む限り、鑑定依頼者は自己の望む精神鑑定の結果を導き出すのが可能だ。それは、誰を弁護人に、そしてだれを鑑定者にそれぞれ選ぶか、である。

別の視点で観れば、指針鑑定の世界では、

-裁判官は「その道の権威者」を上回る理解はできず、

-また、医学界ではそういう重鎮と言われる学者の説に異を唱えるのは不可能なのだろうか。

私の懸念、疑念は大はずれではないかも知れない。

繰り返すと、私が怖いのは、ここの事件以上に、裁判での精神鑑定の取り扱われ方だ。高野和明氏「13階段」を思い出した。




隣に棲む悪鬼―愛欲事件ファイル〈1〉 (大洋文庫)
販売元: ミリオン出版

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大量殺人紳士録
販売元: 中央アート出版社

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同著者の「連続殺人紳士録」と違うのは、こちらに紹介されている殺人者は、一度に大量の人間を殺した人であるということ。私たちがよく知るシリアルキラーは、どちらかというと「連続殺人紳士録」に入っていることが多い。こちらに紹介されているのは、テロリストや爆弾魔など。あくまでも犯罪者と一歩距離をとって皮肉った紹介の文章はたいへん面白いのだが一ページに二段の文章を入れるという構成のため大変読みづらい。こればなければ星五つだった。




大量殺人者 (TRUE CRIMEシリーズ)
販売元: 同朋舎出版

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怖気の走るような大量殺人者五人の記録が克明に記してある。
犯人の写真もしっかりと記録してあるので、じっくりと見てみたのだが、中にはとても殺人なんて罪をおかしそうにない者もいる。
初夏の熱帯夜、ここまで背筋の凍る読書をすることになるとは思いもよらなかった。
戦慄。
星四つ。




大量殺人者の誕生
販売元: 人文書院

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台湾の大和魂
販売元: 東方出版

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犯罪科学捜査 (宝島社新書)
販売元: 宝島社

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ヤクザという生き方 中国人マフィア来襲 (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

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トンデモ事件裁判所 (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

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この本はひとつひとつの項目が短く区切ってあって非常に読みやすいです。内容も偏ってなく充実しています。ちょっと興味のある人が暇つぶし程度に読むのにはもってこいじゃないでしょうか?ただ、テレビなどで知っている事例も多少はあるのでその辺は残念でしたが・・・。肩の力を抜いて気楽に読める一冊です。


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