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和書 554168 (231)



不可解な殺人の風景
販売元: 風塵社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 

 建築家であり小説家である、鈴木隆之の書き下ろし評論。「殺人」、延いては「犯罪」に向けて、社会的正義や法律的責任という観点だけではなく、《空間》や《物語》といった視点から犯罪そのものの姿を見据えようとする試み。

 本書は、近年のニュースやワイド・ショーで話題になったいくつもの殺人事件等の更なる緻密な引用、報告の末に「なぜひとを殺してはいけないのか」というテーゼに向かう。

 なぜひとを殺してはいけないのか。このあまりにあたりまえで、それゆえ抽象的であるこの問いかけへの鈴木の回答(宣言)は、具体的で明解だ。この答え(応え)に“なんとなく”を超えて納得する人は多いだろう。自問してみて、すぐにレスポンス出来ないならば、本書を読む価値は充分にある。
 

 最近、更にこの「不可解な殺人の風景」にあふれているような世の中、本書を通して一度じっくり問いかけてみるといいのでは。




不完全犯罪ファイル―科学が解いた100の難事件
販売元: 明石書店

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事件の起こった年代が少々古いが、完全犯罪を目指した犯人と追いかける警察関係者の内情が判って面白い。事件のうち何件かは、現在でも十分通用する手口だと思う。小説の資料なんぞには、もってこいの読み物だと思う。




不完全犯罪ファイル〈2〉最新科学捜査が挑んだ88の殺人・凶悪事件
販売元: 明石書店

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復讐ノススメ―誰も書けなかった完全復讐マニュアル
販売元: 光進社

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復讐に対する信念がなくては、復讐を成すべきときの心構えが足りなくなる。完全なる復讐による処刑を望むならば、攻撃相手への些かの同情もあってはならない。
信じる正義が何であったとしても、復讐を正当化しないことはない。なぜなら、復讐を否定する価値観こそ悪だからだ。そして復讐が万が一未遂になっても、あなたは英雄になれるのだ。




福田和子―整形逃亡5459日
販売元: 廣済堂出版

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福田和子はなぜ男を魅了するのか―「松山ホステス殺人事件」全軌跡
販売元: 幻冬舎

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不屈の「国税査察官」物語―妻も知らないマルサの日記から
販売元: ダイヤモンド社

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腐蝕の連鎖―薬害と原発にひそむ人脈
販売元: 集英社

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原発や薬害といった身近な問題から発展して、その背後にある大きな閨閥を探っていくノンフィクション。

国民の生命を及ぼすような大きな危険と責任を内包する原発や薬害といった裏には、単独で官僚や政治家がいるのではなく、複雑な血縁関係に基づいた身内の利益優先が優先している説く。

その閨閥は政治家・官僚・御用学者・ゼネコンを代表とする大企業・マスコミまあで幅広く及んでいると本書で言及されている。読後、原発の恐ろしさを再認識するだけでなく、この国の支配機構というものにも大きな疑念をも抱いた。

一見、民主主義と謳われているが、実際に国を動かしているのは、特定の階級に属する人々ではないのか・・・、などと考えてしまう。日本という国を真正面から捉え、理解していくうえでも、恐れずに読みたい問題図書であると言えよう。





保険金殺人―心の商品化 (腐蝕立国・日本―室伏哲郎コレクション)
販売元: 世界書院

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不審死体―検屍官シリル・ウェクトの犯罪ファイル
販売元: 徳間書店

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アメリカが誇るスーパー検屍官にして法医学者であるシリル・ウェクト様が送る、興味深い事例の集大成である。

 O・Jシンプソンの件で、オジーを含む複数犯の可能性を指摘したのもこの人だ。もちろん弁護士ドリームチームのことも、カッコつきの「ドリ−ムチーム」と書くあたり、かなりイイ。そしてそれ以上に、警察側の不誠実と無能さが全てを台無しにしたことを、これ以上ないほど説得力を持って糾弾する。

 しょっぱなの、これからして凄く面白かった。

ところが、続く事例、続く事例、どれもこれも知的好奇心を刺激することこのうえない。
 また、一章だけユーモアを発揮するが、この人きっとユーモアセンス抜群。その章だけは楽しくて笑ってしまった。これは事件がしょうもないことになったので、不謹慎ではないからユーモアを発揮したのだろう。他の章は、ユーモアにするには痛ましいものが多い。
 なので、惜しい点は、絶対にセンスがあるくせに、そのユーモア精神をあまり発揮してくれないところである。むぅ。

 なお、最後には懐疑論者注目のオマケの章がついている。
 なんと「宇宙人解剖フィルム」を、一流の検屍官として検分し、その所見が出ているのだ。(読み違えると肯定しているようにも読めるが、「人間ではない」という主張までしかしていないことに注意。)
 
 それにしても、この検死に関しては、なんとか長所を見つけて愚か者扱いするのを避ける優しさが伝わり、人の良さを証明していると思った。インチキという結論はしないが、「幸いなことに、法医学者には宇宙の神秘に接することはない。現実世界にも、謎はいっぱいあるからだ」という、ちょっと解剖フィルム信者には皮肉っぽい結びがいい。
 そして、これまで判明している「宇宙人解剖フィルム」の40を越えるダウトに、さらに疑惑ポイントを付け加えており、ちょいお得。


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