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和書 554190 (186)



憧憬のヒマラヤ (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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動乱の中央アジア探検 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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 1978年に三省堂選書として出た『中央アジア探検小史』の改題・文庫化。
 ただ、新たに六章分が書き加えられ、年譜なども手直しされるなど、ほとんど新しい本になっていると言える。
 本書で取り上げられている「中央アジア」とは、現在のキルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンに当たる地域。もともとモンゴル帝国に由来するいくつかの汗国・藩国が分布していたが、19世紀に南からイギリスが、北からロシアが侵出したことにより、大きな政治的闘争の場となった。
 本書は、この地域に入り込んだイギリスとロシアの探検家、外交官、スパイについて研究したもの。彼らの著述した旅行記を主要な史料として、その足跡、役割、成果が紹介されている。同時に、中央アジアの政治的・文化的情勢、イギリスとロシアの駆け引きなども分析され、読み応えのある一冊に仕上がっている。
 ただ、問題点も少なくない。旅行記のみに頼り、その記述をほとんど鵜呑みにしてしまっている点。客観的な評価や批判が見られないので、どの程度、本書の内容が信頼できるのか心許ない。また、歴史的研究への目配りが皆無であることも不安をかき立てる。
 文章が読みにくいのも欠点。言葉の使い方が的確でなく、また、くどい表現が多いのである。




南極点 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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アムンゼンとスコット。遠い小学生の頃,二人の極地探検家の対照的な運命を聞いた。今,二人の足跡がこんなにはっきりと確認できるとは知らなかった。内容は読んでからのお楽しみに。先に「南極のスコット」を読まれることをお勧めします。「南極点」は厚い本ですが,退屈しません。特に,南極に向かって旅立ってからは。




日本の華僑 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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日本の古都はなぜ空襲を免れたか (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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日本の古都が空襲を免れた理由は、鎌倉・奈良の場合は人口が少なく特別な軍需工場がなかったため、会津若松の場合はレーダーが作用しにくい地形であるため、京都は原爆投下の候補地だったからである。そう言った単なる軍事的理由が、占領政策を円滑に遂行するため、GHQの民間情報教育局によって、貴重な文化財を守るために空襲しなかった(=ウォーナー伝説)と言う理由に置き換えられてしまったのである。また、当時の日本人にそれを信じてしまいたくなるような下地が存在した点も指摘されている。丹念な資料の検証によってこれらの事実を洗い出した著者には敬意を表する。

本書は1995年に刊行された『京都に原爆を投下せよ』の再刊であるが、私は今頃になって初めてここに書かれている事実を知ったのである。私のようにウォーナー伝説を信じている人がいまだに多いように思えることからしても、より多くの人たちに読んで欲しい著作である。




日本人と戦争 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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著者ロベール・ギランは1938年から終戦後の1946年までフランスの某通信社の特派員として日本に滞在した。つまり日本が戦争をはじめて破滅するまで国内で日本の動向を観察していた訳である。真珠湾、「軍神」として増産される戦死者、ドーリットル航空隊の東京初空襲、カダルカナルの敗戦、連合艦隊全滅、東京大空襲、神風特攻隊、そして原爆…。どのような過程で日本が戦争に至ったかを外国人の立場で客観的に分析している。それが日本人の精神的勇気の不在だと突きながら、戦争に翻弄される一般庶民の圧迫された生活、そして戦争が終わってはじめて見せる日本人の微笑(安堵感か…)に対する彼の眼差しはとても暖かい。ジャーナリストらしく膨大な史料と自らの体験に基づき、日本国内や世界の政治動向の観察や考察を踏まえながら、大戦期、日本人と共に苦難を共にしたひとりの外国人のレポートは、とても貴重な証言だと思う。




ニュースの商人ロイター (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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ニューヨークの休日 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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 若き日の筑紫さんのラジカルでエネルギッシュな文章がここには
あります。今の「いいおじさん」のイメージとかずいぶんと違う、
先鋭的な著者がいます。

 筑紫さんの「変化」を楽しめる一方で、アメリカの歴史的な考察
も知らないことがいっぱい出てきて楽しめます。




ノモンハン〈4〉教訓は生きなかった (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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 太平洋戦争、否あの有史以来世界最大規模の組織集団にまで膨れ上がった帝国陸軍を解明する上でも、絶対避けられない重大事件がノモンハンである。太平洋戦争の縮図とまで言われるほど、陸軍の全てがこの局地戦に凝縮されている事実。しかし、何一つ教訓が生かされず壊滅した現実。著者は日露双方からの丹念な取材を通して、当事者である日本人ですら掴めないほどのとてつもない日本人論(本著)を著した。取り分けその取材力には圧巻である。それを如実に語っているのが巻末の戦闘従事部隊の組織図である。これをみればあの戦いの全てがわかる。そこからは昭和14年の戦闘で既に伍長が中隊長代理をするほどの激戦があった事実すらわかるのだ! この本は決して過去の、それも太平洋戦争前に起きた一事件で片付けられるものではない。その基本構造は今日の社会に脈々と息づいているのだから。




バルト海のほとりにて―武官の妻の大東亜戦争 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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第2次大戦以前の、一陸軍武官の誠実な信念ある行動に感銘を受ける。逆に参謀本部の判断の甘さに改めて憤りを感じる。著者は、夫に代わりバルト海での武官の軍人らしい行動について書いている。武官婦人は、夫を内助の功として私心を忘れ、行動を共にしている。特に、大切な暗号作業を武官婦人が実施していたこと、その保全に如何に留意していたかを知り、敬服に値します。
現代の大使や、武官夫妻にこのような方は居るだろうか?
特に、最近の外務省のていたらくに憤りを感じる。


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