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和書 554190 (211)



アジールとしての東京―日常のなかの聖域
販売元: 弘文堂

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明日までつづく物語―ぼくたちの町の戦争
販売元: 平和文化

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明日は貴族だ!―ヨーロッパ無宿の旅
販売元: あすなろ社

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ハバロフスク号の船旅、シベリア鉄道の旅、ルーマニアのマラムレシュ、そしてスペイン、ポルトガルの旅。著者の紀行文、普通いつも一人旅だが、本書は相棒として画家赤坂三好氏が同行するところがユニークだ。名カメラマン、エッセイストと、画家の組み合わせ、鬼に金棒だろう。赤坂氏惜しげもなく、スケッチを出会う人々、あるいは村人に与えてしまうのだからすごい。

かなりの無銭旅行のような、時には大名旅行のような(それで明日は貴族だ?)、境遇が急激に変わるジェットコースター的な旅だ。基本的には至る所で大歓迎。一般人ではとうていこうはゆかないのでは?と羨ましく思われるほどだ。貧乏旅行も楽しんでしまう著者ならではかも知れない。偶然出任せ旅のような、計画のあるような、実にとぼけた二人組の珍道中ではあるが、道々の風俗、民俗についての観察は正確だ。

ルーマニアを旅することになる、プユなるルーマニア学生のエピソードが何とも圧巻。ほらふき男爵、ミュンヒハウゼンばりの演技だ。本当にいるのか著者の誇張なのか、はらはらしながらあっというまに読まされた。気がついたら途中でやめられずに、一晩で読んでいた。

ベトナム戦争、ソ連のチェコ侵略の話題がある。つまり旧著に新解説を補っての再刊だが、決して古びる内容ではない。ふと思いついたが、「なんでも見てやろう」という、似た雰囲気の当時売れた海外見聞記も恐らく同時代の作品ではなかろうか。

赤坂氏の挿絵も見事で、著者による写真を彷彿させる。国際的な絵本の賞も得ている人の絵なのだから当然ではあるが。
旅、シベリア、ロシア、ルーマニアに感心のある方にはこたえられない面白さだ。
ついでにルーマニア語やら、フランス語、スペイン語の片言も覚えられるかも知れない。

著者の見事な写真の裏舞台を、本書でちらりとかいま見られたような気もした。




アステカ・マヤ巡礼―古代都市の遺跡を歩く (泰流選書)
販売元: 泰流社

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梓特別攻撃隊―爆撃機「銀河」三千キロの航跡
販売元: 光人社

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新鋭高速爆撃機「銀河」。プラモデルで作りましたが、名前のイメージ通り日本機らしい流麗な双発機です。米機動部隊の泊地を奇襲攻撃して、停泊している米空母を一挙に撃滅しようとした「丹作戦」。この作戦に必要な長距離を洋上飛行して攻撃するのに選ばれたのが「銀河」でした。当時の米空母泊地は、九州鹿屋基地から約三千キロのウルシーに設けられており、目標の無い洋上を十時間以上飛翔する特攻攻撃だったのです。その洋上飛行に必要だったのが、星の天測データを元に作られた「高度方位暦」。そして、この「暦」を作っていたのが東京の府立第二高等女学校専攻科の女子学生たちでした。国を護るためとはいえ、帰らぬ攻撃に向かう為に使われる「暦」を作っていた彼女たちの心情は・・・。航空ファンは勿論、女性の方にも読んでいただきたい一冊です。




東史郎日記
販売元: 熊本出版文化会館

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東京府吾嬬町誌
販売元: 千秋社

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アズーリの歴史―サッカーイタリア代表チーム、その栄光の軌跡
販売元: 勁文社

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アソーレス、孤独の群島―ポルトガルの最果てへの旅
販売元: 彩流社

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前著『白い街へ』(彩流社、2002年刊)に続く、ポルトガル紀行。今作では大西洋の真ん中、ユーラシアと北アメリカの二つの大陸の間に位置するヨーロッパの突端のさらに先、最果ての群島アソーレス諸島に滞在し、アルコールと島の空気に身を浸しながら、そこで出会うものやことに触発された思索が紡がれていく。

「島に行くということ」と題された序章から、著者は想像的な「島」への複雑な、優柔不断にさえ見える複雑な想いを綴る。それは、フロンティアなきこの時代に、それでも「どこか」へと赴こうと企てるならば、誰もが感じる逡巡とも言えるだろう。加えて、地理的には二つの大陸から隔絶した、いわば絶海の孤島とでも言いうるその「島」は、実際には地政学的なその位置からか、先年のイラク戦争開戦を謀る三人の男達の会談の地ともなった場所でもあったことが、「島への旅」を巡る想いをさらに複雑なものにしている。

それでも著者はアントニオ・タブッキの『島とクジラと女をめぐる断片』に導かれるようにして島へと向かう。旅人に特有な「島」への身勝手な期待を抱きながらも、同時にその思いこみが彼の地の現実の姿によって突き崩されもするだろうことも予め知りつつ。この島に流れる時間と空気にたゆたい、ときには火山島でもあるこの群島のカルデイラへと向かってその威容を目の当たりにし、船に乗って外洋の鯨を眺める。あるいは冷たい海で泳ぎ、そして、いつものように人々と会話を交わし、酒に酔い、道をぶらつき歩く。
そうした移動と酩酊を繰り返しながら、そこでの出来事や意識の片隅を擦過する些細な事物に目を向け、それらに浸潤する歴史へと想像の糸を縒りあわせながら、淡々とした筆致でそれらを綴っていく。
微発泡の赤ワイン、シェイロの記憶とともに。

本書に収められた写真も前作同様、すべて著者の撮影によるもの。さりげない光景が、柔らかくリリカルな光を放っている。その光が心地よい。




アタシはバイクで旅に出る。―お湯・酒・鉄馬三拍子紀行〈1〉 エイ文庫
販売元: エイ出版社

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 著者はハーレーダビッドソンに乗って全国を旅しているエッセイスト、モデル。
 本書には、7篇の温泉と酒と食べ物の旅が収められている。宇都宮に餃子を食べに行ったり、静岡に「磯自慢」を飲みに行ったり、南アルプスの秘湯を訪ねたり。
 文章はいまいちだが、旅を楽しもうという意気込みが素敵だ。
 道中や温泉での写真がふんだんに盛り込まれており、楽しそうな雰囲気が伝わってくるところも良い。



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